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黒執事 第2期OP・ED
2010年放送の黒執事2(ローマ数字の2)。完全オリジナルストーリーで展開しており、全13話放送されました。
SHIVER/the GazettE
2010年にSony Music Recordsへ移籍後初のシングル。アニメタイアップがつくのはこれが初めてでした。
移籍後初のシングルということもあり、あえての王道ロックで仕上げてきました。
インタビューではSHIVERの前にリリースしたアルバム「DIM」が少し尖っていたこともあり、その反動でわかりやすいロックサウンドに寄せたのかもしれないとも話しています。
PVで所々雨が降っているシーンがあるのですが、この雨は予想外の雨。
撮影開始時は快晴だったのですが、Gt.麗の演奏シーン前から土砂降りの雨が降り出してしまいました。
しかしこの偶然の雨がPVの格好良さをより引き出す結果となりました。
Bird/松下優也
黒執事は舞台も人気を博しており、松下優也は2009年〜2014年までセバスチャン役として出演。
それが縁でエンディングを担当することになりました。
この楽曲は書き下ろしではなく、デビュー前から歌われている曲。音源もタイアップ決定の2年前にレコーディングしたものを使っています。
インタビューでは、この曲をレコーディングする前にニューヨークへ留学に行った経験が非常に色濃く出ていると話しています。
その中で感じた自分自身の小ささ、その小ささを悲観するのではなく自分の力でポジティブにしていきたいという思いが歌詞に込められているとのこと。
この作品ではアロイスやハンナなど、トランシー家の登場人物は様々な過去に縛られています。
作品に即して作られた曲ではありませんが、彼らが望む“自由”が歌詞に盛り込まれていると解釈できます。
輝く空の静寂には/Kalafina
この楽曲は第8話と最終話である第12話のエンディングとしてオンエアされました。
この曲がエンディングに起用された第8話はシエルと対峙するトランシー家の当主・アロイスの過去が判明する回です。
裕福な家庭に産まれながらも悲しい境遇、何よりも大切な兄弟の死、そして彼の執事である悪魔・クロードとの契約…。
シエルになれる素質がありながら、なれなかった彼の顛末にピッタリの曲です。
この楽曲もそうですが、Kalafinaの楽曲には外国語のようなコーラスがよく入ります。
これは全く意味のない言葉の羅列でしかありません。
Kalafina独特の世界観を作るには欠かせないフレーズたちで、プロデューサーである梶浦由記の名をもじって「梶浦語」と呼ばれています。
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