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アニメ『ワンピース』の歴代主題歌:OPテーマ編 Part.3
OP21:「Super Powers」V6
2018年10月7日放送の第856話から2019年6月30日放送の第891話まで使用されたOPテーマ。
男性アイドルグループ「V6」が、記念すべき50枚目のシングルとして発売しました。
アニメ放送開始20周年企画として、メンバーの一人である三宅健さんが副音声や声優に挑戦したそうです。
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OP22:「OVER THE TOP」きただにひろし
2019年7月7日放送の第892話から第934話まで使用されているOPテーマ。
歌手・きただにひろしさんがアニメ『ONE PIECE』の主題歌を務めるのは、これで4度目になります。
彼が今までソロで担当したOPテーマ「ウィーアー!」と「ウィーゴ―!」の制作陣が再集結し、作り上げられました。
「ウィーゴ―!」から約8年ぶりとなるワンピースファン待望の一曲となっています。
OP23:「DREAMIN’ ON」Da-iCE
2020年8月2日放送の第935話から現在まで使用されているOPテーマ。
5人組ダンス&ボーカルグループのDa-iCEが主題歌を担当した。
ボーカルの花村想太が作詞しており、仲間や夢を持つことの大切さや一歩前に踏み出す勇気が歌われている。
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OP24:「PAINT」I Don’t Like Mondays.
2022年1月9日放送の第1005話から2022年7月31日放送の第1027話まで、2022年9月4日放送の第1031話から2023年8月20日放送の第1073話まで使用されたOPテーマ。
2012年結成、2014年にメジャーデビューした日本の4人組ロックバンド「I Don’t Like Mondays.」が務めました。メンバーも『ONE PIECE』のファンということで、やる気と怖さが入り混じる中での挑戦だったそう。
人生経験値のある30代の彼らだからこそ、少年のような素直な心を真っすぐに表現し、イントロから冒険が始まるワクワク感がキラキラと溢れています。
青空と大海原を映したスクリーンの前で演奏したMVと、TVアニメのOP映像とコラボしたMVは双方必見です。
SP:「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado
2022年公開の映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌です。映画公開を記念し、TVアニメの2022年8月7日放送の第1028話から2022年8月21日放送の第1030話まで、2022年8月28日放送の特別総集編「伝説の記録!赤髪のシャンクス!」にて、劇中映像と共にTVアニメのOPテーマにも4週連続で使用されました。
映画のヒロインである「ウタ」が歌う本曲は、2020年にメジャーデビューした新進気鋭の歌い手「Ado」が歌い、Perfumeをプロデュースした中田ヤスタカ氏が作詞作曲。テクノポップのリズムに、伸びやかな歌声がくるくると表情を変え、聴き応えも聴き心地も良い一曲。“新時代の歌姫”に世界も大注目しています。
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OP25:「最高到達点」SEKAI NO OWARI
2023年9月3日放送の第1074話から2023年12月17日放送の1088話まで使用されたOPテーマ曲。原作者・尾田栄一郎と長年の交流があるSEKAI NO OWARIが、遂にタッグを組みました。Fukase(Vo.)は「歌詞のハードルが高かった」と色々なプレッシャーのなかで制作していた胸中をコメントしています。
侍の国・ワノ国を舞台に、ゴムの性質を持ち自由で人々を笑顔にする“太陽神・ニカ”の能力に覚醒したルフィと、世界最強生物のカイドウと死闘が続く物語。歌詞は〈さぁ、復活だ 目醒めの時が来た 今〉など、底辺から駆け上がる逆転劇を予感させ、バンドサウンドにラッパや小太鼓のファンファーレが鳴り、キラキラと胸の高鳴りを感じる楽曲。
OP映像も一新し、太陽や丸窓など、マル型のモチーフが連続して登場し、ラストは『ONE PIECE』の『O』に繋がる映像に。ラストには平和を思わせる鐘の響きも重なって、「ワ・和・輪」のキーワードを想像させる爽やかな締めくくりに。
本曲発表後に出演した、ラジオTOKYO FM「SEKAI NO OWARI “The House”」では、「メンバーを麦わらの一味の誰かに例えると?」というファンからの質問に一同考えこむも、「作品には人物がたくさん登場するので逆に教えてほしい!」と答え、「何の能力の悪魔の実を食べたい?」という質問には「やっぱり考えるが、ただ泳げなくなる!」と和気あいあいと悩んでいました。
OP26:「あーーっす!」きただにひろし
2023年1月7日放送の第1089話から使用されているOPテーマ曲。『ONE PIECE』TVアニメ放送25周年を迎え、かつ『ワノ国編』を終えて新章『エッグヘッド編』へと突入した記念すべきOPには、初代OPテーマ「ウィーアー!」を歌ったきただにひろしが再起用されました。初代OPテーマと同じく、作詞は藤林聖子、作曲は田中公平が手がけ、アニソン界のレジェンド的存在のきただにが歌うという最強のチームによって誕生しました。
雄々しい歌とコーラスから始まるバンドサウンドに、ラッパが楽しげに鳴り響き、ギターが息をつく間もなく押し寄せてスピード感が満載。〈バチバチNo Limitここからが ONE PIECE!〉などの掛け声には、聴き手も麦わらの一味になった気分で拳を挙げたくなります。終始盛り上がるミュージカルのような煌びやかな楽曲です。
本曲できただには、今まで使ったことない高音まで挑戦し、驚異的な音域とアップテンポなメロディに挑戦しています。「魂と愛情を吹き込んだ出来上がり」と本人が語る通り、最後にはハイトーンボイスで叫んでバチッと激熱に締めくくっています。
ED映像では、ルフィの服がこれまで旅してきた島ごとの服のデザインにパッパッと切り替わる演出があり、90秒間に冒険物語を凝縮しています。