ヨルシカ – 超話題のボカロPユニットの経歴とプロフィールとは…?

ヨルシカ – 超話題のボカロPユニットの経歴とプロフィールとは…?

ヨルシカの魅力


ヨルシカの音楽は、どうしてここまで人を惹きつけるのでしょうか。

文学的で和の雰囲気を持つ歌詞と、どこかで自分自身の気持ちを代弁してくれているかのような歌詞に、ロックやポップな曲調が合わさって新しさを感じさせてくれます。

1曲1曲に様々な主人公が存在し、曲を聴くことで物語を共有し、聞き終わった後は、まるで1冊の本を読み終えたような感覚になります。

さらにsuisの歌声はロックやバラードなど、どんな曲調にもピタリと合っていて、歌詞が男性目線でも女性目線でも違和感なく聞くことができます。

ネガティブに聞こえるような言葉が入っている歌詞もありますが、いつまでも理想ばかりではいられない、現実を直視して考えなければならないというメッセージ性も感じました。子供から大人へと成長していく過程がうまく表現されています。

これからもヨルシカが持つ世界観を私たちに見せ続けてほしいと思いました。

7/29 ヨルシカ 3rdアルバム『盗作』リリース

今作は「音楽の盗作をする男」を主人公とした男の”破壊衝動”を形にした楽曲全14曲を収録。

『盗作』特設サイトより

これまでのアルバムではエイミーとエルマの物語を描いていましたが、今作ではテーマがガラッと変わった印象を受けます。

収録曲の一つである『春ひさぎ』はYouTube上でMVビデオが公開され、すでに再生回数730万回を突破しています。(2020年9月24日現在)

概要欄に書いてあるとおり、春をひさぐとは売春の隠語です。それを商売としての音楽のメタファーとしているそうです。

自分が本来作りたい音楽は評価されず、生きていくため、お金を稼ぐためにプライドを捨てて、大衆ウケするテーマを選びポップな曲調にして、綺麗な音楽を世に出す。

それが「馬鹿らしい」と述べられています。

この文を読んだときにKing Gnuの常田大希さんのエピソードを思い出しました。

音楽性は高く評価されていましたが、『白日』以前はあまり一般的な知名度が低かったKing Gnu。それを見かねて米津玄師さんが「日本ではサビのない曲はヒットしない」と助言したところ、その通りに『白日』をリリースすると瞬く間に大ブレイクしました。

自分が本当にいいと感じる曲が理解されない。最先端を走るプロミュージシャンにはそのような苦悩があるのだなと改めて実感しました。

そのような苦悩は今までヨルシカさんに抱いていたイメージとは全く異なりました。

ファンにとっては待望の新作となった『盗作』は、オリコンデイリーチャート1位、ウィークリーチャート2位を記録するヒット作となっています。

現在までに5曲のMVが制作されている同作は、これからもヨルシカの代表作として愛聴され続けていくことでしょう。

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クリープハイプ|n-bunaがリアレンジ手掛けた「ex ダーリン」バンドVer.をメジャー10周年記念日にリリース!

クリープハイプが、メジャーデビュー10周年記念日となる4月18日「ex ダーリン」を配信リリースすることが発表されました。

同曲は、1stアルバム「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」の初回限定盤、ボーナストラックに収録されている楽曲で、今回はヨルシカn-bunaがリアレンジを手掛けています。

「月光」再演を映像作品化

ヨルシカが、映像作品『ヨルシカ LIVE「月光」』を6月29日にリリースすることが発表されました。

ヨルシカ・まとめ

ボカロPが結成した謎めいたロックバンド・ヨルシカをご紹介しました。

ミステリアスなイメージとは裏腹に、その音楽は大衆の心を捕らえるのに十分なクオリティとキャッチーさを持ち合わせています。

ヨルシカの他にもYOASOBIずっと真夜中でいいのに。などボカロPが関与しているグループが注目を集めている現在の邦楽シーン。

そのトップ争いを制するのはどのグループになるのでしょうか。

今後もシーンの動向から目が離せません。

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