「変態性」の高い楽曲でファンを増やし続け、2021年大ブレイクが期待される4人組バンド”ニガミ17才”。
当記事では、そんな”ニガミ17才”についてご紹介!気になるメンバーのプロフィール、おすすめの楽曲まで徹底解説します!
最近の邦楽シーンは”King Gnu”や”髭男”みたいな、ロックバンドが特に人気だよね!
次はどんなバンドが流行るんだろう?今のうちに先取りしておきたいな~。
それなら、”ニガミ17才”に注目しておくといいかもしれないね!
凄くおしゃれで、掴みどころのないバンドだよね!詳しく紹介していくね!
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目次
“ニガミ17才”ってどんなバンド?
ニガミ17才公式サイトより引用
2019年頃からメディアへの露出が増え、その個性的なサウンドとキャラクターが話題を呼んでいる”ニガミ17才”。
結成は2015年、これまでにリリースしたアルバムは2枚と新しめのバンドですが、“ニガミ17才”のメンバーの中には『嘘つきバービー』『ミドリ』の元メンバーなど活動歴の長い方もいます。
2020年1月に放送された『バズリズム02』の【今年も的中?コレがバズるぞベスト10!】にて第2位に選出されるなど、今大注目のバンドです!
「オシャレ且つ変態な楽曲の表現」をテーマにしている通り、”ニガミ17才”の発表する楽曲は決して「売れ線」ではなく、どれも一癖あるものばかり。
ロックを基軸にしながらも、R&Bやファンク、ダンスミュージックなど様々なジャンルの要素も織り交ぜられており、ロックバンドという括りで片づけてしまうのがもったいないとさえ感じるほど。
聴き込めば聴き込むほど世界観に引き込まれていく、そんな中毒性が”ニガミ17才”の魅力です!
“ニガミ17才”の名前の由来は?
なかなか個性的なバンド名の”ニガミ17才”ですが、その由来は一体何なのでしょうか?
調べてみたところ、2つの説がありました。
1つは、メンバーの岩下さんが以前に所属していたバンド『嘘つきバービー』の楽曲「アマミとニガミ」から「ニガミ」を取り、青春真っ盛りである「17才」の年齢を付けたというもの。
「しかも、嘘つきバービーの曲で“アマミとニガミ”っていう曲があって、その〈ニガミ〉なのかな、とか。17才の思春期のときの〈甘酸っぱさ〉じゃなくて〈苦さ〉なのかな、とか。そういうセンスが岩さんらしいなと思ったんですよね」
こちらの説はインタビューで平沢さんが言及しており、由来の有力な候補となっています!
もう1つは、「ニガミちゃん」という架空の17才の人物が過ごす1年を表現するというバンドのコンセプトから名付けられたというもの。
こちらの説も、インタビューで平沢さんと岩下さんが言及しています。
ただ、”ニガミ17才”というバンド名自体が結成時に作られたものではなく、もともと岩下さんが以前に組んでいたバンド名の候補だったそうなので、こちらの説は後付けの可能性が高いかもしれません。
“ニガミ17才”のメンバープロフィールをご紹介!
- 岩下優介(Gt.Vo)
- 平沢あくび(Syn)
- イザキタツル(Ba)
- 小銭喜剛(Dr)
本格始動をして以降、現在の4人メンバーでの活動を続けてきた”ニガミ17才”。
男女混合、年齢もまばらとなかなか珍しい構成のバンドです!
2013年まで所属していたバンド『嘘つきバービー』の解散後、音楽活動に対する意欲を失っていた岩下さん。
しかし、平沢さんを通じて流行りの音楽に触れたことで復帰を意識するようになり、バンドメンバーを集めることに。
『嘘つきバービー』の対バン相手として接点のあった『ミドリ』の小銭さん、その小銭さんがセッションで知り合ったイザキさん、そして当時女優として活動していた平沢さんが加わり、”ニガミ17才”は結成されました。
岩下優介
- 氏名 岩下優介
- 生年月日 不明(2019年10月23日放送のZip!出演時点で37才)
サラサラのロングヘアーが特徴的な岩下優介さん。…だったのですが、2020年1月頃に髪をバッサリと切り、ショートヘアーになりました。
“ニガミ17才”のほぼ全ての作詞作曲を担当し、メインボーカルも務めるバンドの中心的人物です!
岩下さんはロックバンド『嘘つきバービー』の元メンバーで、当時はギターではなく、ベースとボーカルを担当していました。
本人曰く、ベースをやり尽くしたわけではないものの、『嘘つきバービー』の解散でベースは一旦「終わり」だそう。
個性的な見た目や歌詞を含めた楽曲の雰囲気から「変わってる人」と思われがちですが、実は岩下さんはメンバー1の常識人。メンバー同士のトークではツッコミ側に回ることも多いです。
岩下さんは2010年頃に心肺停止に陥ったことがあり、手術により体にICD(植込み型除細動器)が埋め込まれています。
完治する病気ではないらしく、安全とは言い切れない状態のまま音楽活動を続けているのが現状だとか…。
音楽経験の無かった平沢さんが、岩下さんの誘いを断らずメンバー加入したのも「岩下さんの残りの人生を楽しいものにしたい」という想いがあったからだそうです。
平沢あくび
- 氏名 平沢あくび
- 生年月日 1989年12月28日(30歳)
- 出身地 神奈川県
「平沢いずみ」という芸名で、3才の頃から子役・女優として活動してきた平沢あくびさん。
数多くのドラマやCMに出演しており、2013年公開の映画『朝日のあたる家』では主演も務めました。
平沢さんは”ニガミ17才”に加入するまで音楽活動の経験はほぼゼロで、キーボードはおろか、歌も苦手なくらいだったそうです。
しかしながら、“ニガミ17才”としての活動が決まると、すぐに女優を辞めて音楽活動に専念するという思い切りの良さを見せました。
また平沢さんはかなりの天然のようで、岩下さん曰く天然エピソードが1日1個ペースで溜まっていくとか…。
バラエティに出演した際には、共演者のえなりかずきさんに「男子トイレのマークのイメージを持っていた」と謎の発言をし、番組に爪痕を残していました。
イザキタツル
- 氏名 イザキタツル
- 生年月日 2月1日(年齢は不明)
- 血液型 O型
小銭さんの誘いを受け加入した、ベース担当のイザキタツルさん。
イザキさんが小銭さんと知り合ったきっかけは、ブルースのセッション大会だったそう。
イザキさんは岡崎体育さんなど数多くのアーティストのサポートとしても活動しており、ベーシストとしての実力は非常に高いです。
“ニガミ17才”の楽曲はベースラインが非常に特徴的で、独特な中毒性の高い楽曲を作る上でイザキさんの存在は欠かすことができません。
また、イザキさんは左利きで、ベースもレフティ仕様のものを使用しています。
小銭喜剛
オリオンで待ちます。
おかしいなあ、、、 pic.twitter.com/REX732Z2xA— 小銭喜剛 ニガミ17才 (@kozeniwassyoi) March 7, 2020
- 氏名 小銭喜剛
- 生年月日 不明
ロックバンド『ミドリ』の元メンバーで、ドラム担当の小銭喜剛さん。
『ミドリ』はかなり激しめのパフォーマンスを行うバンドで、「大阪のいびつなJUDY AND MARY」という異名を持っていたとか…。
詳しいプロフィールはあまり公表されていませんが、小銭さんは既に結婚されており、お子さんもいらっしゃる男前なパパです!
“ニガミ17才”の歴史を徹底解剖!
2015年9月に初ライブを行い、2016年からライブ活動を中心に正式始動を始めた”ニガミ17才”。
2017年2月には初のミニアルバム「ニガミ17才a」をリリース、アルバムリリースに伴い初の全国ツアー「ニガミ17才A-2017-」も開催しました。
また、同アルバムから「おいしい水」のMVを公開し、お笑い芸人のデッカチャンが主演を務めたことで話題となりました。
2018年6月には、2ndミニアルバム「ニガミ17才b」をリリース。
同アルバムから“ニガミ17才”の代表曲といえる「ただし、BGM」のMVを公開し、2021年3月現在までに350万回を超える再生回数を記録しています。
2019年後半からはテレビ番組への出演も多くなり、音楽番組のみならず、バラエティでも個性的なキャラクターでファンを増加中。
また、2019年10月からはYoutube上にて「ニガミ17にち」という生配信を10日おき、7のつく日に行っており、定期的にファンとの交流の機会を作っています!
“ニガミ17才”おすすめソング
ただし、BGM
繰り返される「B、G BGM」のループが心地良い「ただし、BGM」
ギターのカッティングが癖になる、ノリの良い”ニガミ17才”の代表曲です!
歌詞はかなり難解で、インタビューによると、家族親戚が集まってご飯を食べてるシチュエーションで湯気の向こうのババアが色っぽく見える…といった感じの意味があるそうです。
化けるレコード
イントロから続くベースラインが特徴的な「化けるレコード」
この楽曲も歌詞が謎で、平沢さんのパートに至っては「ぱきぽきぱき」「ごくっごくっごくっ」など擬音のような言葉が続くだけ。
そして、それを岩下さんが「やかましい」と一言で締めくくるというユニークさ。
サビ前では変拍子も取り入れられており、展開に驚くこと間違いなしです。
ニガミ17才の楽曲の中でも、特に「変態性」が高めの楽曲だと感じます。
幽霊であるし
テクノチックな曲調で、どこか不安定な印象を受ける「幽霊であるし」
MVでは岩下さんが幽霊を演じているのですが、動きがあまりにも不気味過ぎます…。視聴した日には夢に出てくるかも。
しかし、何度も見返しているとだんだん可愛く見えてくるのが不思議です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
様々なジャンルがごった煮にされ、聴く度に新しい魅力に出会える”ニガミ17才”。
予測不可能な展開なのになぜか心地良い、まさに「変態且つオシャレ」を体現した楽曲で多くのファンを中毒にさせています。
これまでにリリースした楽曲もアルバム2枚分ほどなので、今のうちに全曲聴いておくのがおすすめ。
2021年大ブレイク必至の4人組バンド、今後の活躍に要注目です!
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