浪漫革命【超詳細解説】レトロテイストと現代感覚が魅力!浪漫を追い続ける5人組バンドを徹底解説

浪漫革命【超詳細解説】レトロテイストと現代感覚が魅力!浪漫を追い続ける5人組バンドを徹底解説

レトロなテイストを現代のミックス感覚で昇華させ、鮮やかな音楽を生み出す京都発の5人組ロックバンド浪漫革命

彼らの音楽はじわじわと広がり続け、勢いを増しています。

本記事ではそんな彼らの活動や人気曲を徹底解説。その魅力に迫ります。

浪漫革命とは? 出身大学から活動遍歴・ライブ情報まで

メンバー

  • Vo / 藤澤信次郎
  • Gt&Cho / 大池奏太
  • Gt / 後藤潤一
  • Ba&MC / 藤本卓馬
  • Dr / TOY

オーセンティックなロックから、ファンク、シティポップなど、あらゆるジャンルの楽曲を繰り広げる浪漫革命。

懐かしいグッドミュージックの雰囲気に自由なミックス感が加わった、グルーヴィーでポップな音像が特徴です

彼らの楽曲に溢れるのは、輝かしい青春や少年心をぎゅっと詰め込んだかのような無邪気さと、今の時代を生きる浪漫。
どこか人懐っこく、全てを肯定してくれるような印象を受ける彼らの音楽は、まるで自分の仲間のごとく身近な存在に感じられます。

楽曲によって作詞作曲者が異なるのも特徴で、それぞれの個性が反映されたデモを全員で熱量を込めて完成させていく制作スタイル。

大学時代の友人同士である5人ならではの仲睦まじい様子や、パーティー感万歳のライブも大きな魅力です

同志社大学での結成

浪漫革命は、大学の音楽サークルに所属する仲間たちで結成されたバンドです。

同期である藤澤大池はコピーバンドでJamiroquai山下達郎などを演奏していましたが、大学3年時、本腰を入れて活動したいと考えるようになりました。
そしてジャズやファンクが好きな新入生の後藤と、先輩の藤本TOYが集まり、共に活動していくことに。
楽しい学生生活の終幕が見え始めた頃に感じた「音楽を続けたい」という純粋な気持ちから、彼らはオリジナル曲の制作を始めたのでした

バンド名の”浪漫革命”は、彼らの好きなアーティストに由来しています。
彼らの結成当時、SuchmosYogee New Wavesといったバンドが頭角を現し始め、その絶大な影響力が再確認されていたはっぴいえんどのアルバム「風街ろまん」
そして、「革命を起こすんだ」というパワー溢れる歌詞が魅力的なandymoriの楽曲「革命」
どんな曲にも馴染む”浪漫革命”というバンド名は、彼らの幅広い音楽性だけでなく、誠実なエネルギーをも表現しているように感じられます。

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2016年から楽曲制作を始めた5人ですが、漫画家の松本大洋から着想を得て、”少年の心を大事にしよう”とこどもの日を結成日にすることに。

こうして2017年5月5日、浪漫革命は正式に結成されました。

現在までの歩み

浪漫革命は、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZOSUMMER SONIC 2017のオーディションを勝ち抜き、結成後わずか3ヶ月という驚異のスピードで大型野外フェスティバルに出演します。

2018年には1st EP「夕焼け小焼けでまた明日」を、翌年には1stフルアルバム「NEW ISLAND ROMANCE」をリリース。
りんご音楽祭2018への出演や東名阪ツアーの開催など、ライブ活動も精力的に行っていきます。

2020年に発売した2ndアルバム「ROMANTIC LOVE」は、タワーレコードのリコメンド”タワレコメン”に選ばれ、更には第13回CDショップ大賞2021にも選出。
初期衝動感や多彩さが眩しかった1stアルバムから、楽曲の深みやまとまりが増して普遍的な印象が強まった2ndアルバムへの変化は、バンドの成熟が感じられるもので、多くのリスナーからの注目を集めることとなりました

翌年2021年には初ワンマンツアーを開催。
全国6ヶ所を回るこのツアーは各地で好評を博し、渋谷WWW Xで行われた追加公演もソールドアウトを遂げました。

そして2022年9月、3rdアルバム「ROMANTICA」をリリース。
12月には大阪・味園ユニバースでの浪漫革命企画フェスティバルを、来年3月には過去最大規模となる東京キネマ倶楽部でのワンマンライブ”黎明”を控えています。

これからも成長し夢を実現していくという決意を込めて、明け方という意味の”黎明”をタイトルに掲げた彼ら。

バンドプロフィールにも、”音楽はいつだって黎明期であることを信じた革命児達”という言葉があります。
いつまでも完成を追い求め続け、黎明期でありたいという姿勢から付けられたこのフレーズ。
結成から5年たった今でも、彼らの中にはそういった貪欲な向上心と、音楽への浪漫が満ち溢れています

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