近年再結成したバンド&再結成が熱望されるバンド特集 パート2

近年再結成したバンド&再結成が熱望されるバンド特集 パート2

パート1では「近年再結成した伝説のバンド」をご紹介しました。

こちらでは、またあのバンドが観たい、新曲を聴きたいと、ファンから再結成を熱望されているバンド特集です。

解散から30年以上熱望され続けていたり、解散直後からすぐに再結成してほしいと声が挙がっているバンドなど、邦ロックから5バンドご紹介します。

もし初めて名前を知った方は、この機会にぜひ聴いてみて下さい。

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BOØWY

ヒムロックこと氷室京介さんや、世界のHOTEIことギタリスト布袋寅泰さんが在籍していた、1980年代の伝説のロックバンドBOØWY。

5thアルバム「BEAT EMOTION」と6thアルバム「PSYCHOPATH」が、2作続けてオリコンチャート1位とミリオンセラーを達成し、6thシングル「Marionette -マリオネット-」もオリコンチャート1位になり、聖地日本武道館でライブを開催するなど、1986年~1987年は人気絶頂期でした。

その最中、1987年のクリスマスイブのライブ中に解散することを宣言しました。

解散の衝撃はあまりにも大きく、NHKが解散を即時速報し、翌朝の朝日新聞にメンバーからの解散コメントが掲載されたほど。

1988年の4月4日、5日に東京ドームで行われたラストライブ「LAST GIGS」のチケットを購入しようとファンが殺到し、電話回線がパンクしたこともニュースで報じられました。

解散した理由については、ファンとバンドとの音楽に対する温度差があったとか、人気者扱いされ始めたのが心地悪かったからなど様々な憶測が飛び交いました。

布袋寅泰さんによると、「最高のところまで力を合わせて、花火のようにパーン!と散ろう」と、事前にメンバー間で話し合って決めていた通りに、オリコン1位を連発していた頃にもう燃え尽きたと解散したそうです。

氷室京介さんは聴覚障害を患いライブ活動を無期限休止し、布袋寅泰さんはロンドンで生活していることもあって再結成は難しいかもしれませんが、音楽ファンは解散から30年経つ今でもメンバーが同じステージに立つ姿を熱望しています。

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JUDY AND MARY

可愛らしいルックスとパワフルな歌声の女性ヴォーカリストYUKIさん、音楽プロデューサーでギタリストのTAKUYAさん、音楽バラエティ「堂本兄弟」の堂本ブラザーズバンドでもベースを弾いていた恩田快人さん、MMRommsミュージックスクールを主宰し洗足学園音楽大学の講師でもあるドラムの五十嵐公太さんからなるJUDY AND MARY。

1992年に結成され、1993年にシングル「POWER OF LOVE」でメジャーデビューしています。

「Over Drive」「そばかす」「散歩道」などのヒット曲を持ち、オリコンチャートのトップ10の常連で、アルバム1作がダブルミリオン、シングル1作とアルバム2作がミリオンセールスを記録しています。

GLAYやBOØWY、THE BLUE HEARTSなど、多くの人気バンドを手掛けた佐久間正英さんがプロデュースを手掛けて、NHK紅白歌合戦にも出演、東京ドームを含む全国アリーナツアーも敢行しました。

90年代を代表するバンドのひとつでしたが、21世紀になって間もなくの2001年1月9日に、朝日新聞の広告で解散を発表しました。

解散理由は、付き合っていたかもしれないYUKIさんとTAKUYAさんが別れたからとか、TAKUYAさんと恩田快人さんの仲が悪くなったといった噂は数多くありますが、恩田快人さんが脱退を決めたことによって、JUDY AND MARYを続けられなくなったことは間違いないようです。

YUKIさんは真心ブラザーズのYO-KINGさん(倉持陽一)と結婚して2人の子供のお母さんになり、落ち着いた家庭生活をしながら音楽活動を続けたい意向のようですが、現在でも多くのファンが4人の演奏を聴きたいと願っています。

BLANKEY JET CITY

https://youtu.be/Eh4MZukyPXk

邦ロック史上最高の3ピースロックバンドBLANKEY JET CITYは、同世代や後進のロックバンドへの影響力が絶大でした。

1987年の結成から2000年の解散まで、セールス的にはオリコンチャートは2位を一度記録したのみですが、音楽好きだけでなくバンドマンや芸能人からの人気も圧倒的でした。

椎名林檎さんの歌詞にはギター・ヴォーカルの浅井健一さん(愛称・ベンジー)が登場し、パフィーの亜美さんは学生の頃からライブに通い、バイきんぐの小峠英二さんは生き方にまでBLANKEY JET CITYの影響を公言しています。

解散は、8thアルバム「HARLEM JETS」のリリースに合わせて、2000年5月10日の朝日新聞に『バンド史上最高傑作「HARLEM JETS」を世に放ち、ブランキージェットシティは解散します。』と突然発表しました。

解散理由について浅井健一さんは詳しく語っていませんが、約13年に及ぶ活動中はどのバンドにも引けを取らないほど真剣に音楽と向かい合っていた為に、多くのスタッフや関係者を含めたBLANKEY JET CITYという存在を続けることが限界だったのではないかと思われます。

解散から20年が経過した今でも再結成して欲しいバンドの上位に挙げられている、まさに伝説のロックバンドです。

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GO!GO!7188

ギターのユウさん(中島優美)とベースのアッコさん(野間亜紀子)のツイン・ヴォーカルに、昭和歌謡風のメロディとロックやパンクなど様々なジャンルをミックスさせた独特なバンドサウンドを聴かせてくれていたのが、GO!GO!7188です。

「音楽業界に異物混入! 超天然GSキュートパンクバンド」というキャッチフレーズを従えて、1998年にシングル「太陽」でメジャーデビューしました。

「ジェットにんぢん」「こいのうた」「浮舟」など歌として聴けてライブでも盛り上がれる楽曲や、骨太でパワフルなライブで10代~20代から熱狂的に受け入れられ、天然系のユウさんとアッコさんのキャラクターも人気でした。

シングル14作とアルバム8作、ベストアルバム3作をリリースし、ROCK IN JAPANなど大型フェスにも多数出演、5都市をまわるアメリカツアーも敢行しています。

解散したのは2012年です。

活動を続けるうちに、次第にユウさんがやりたい音楽とGO!GO!7188の音楽と離れていった為に、ユウさんが脱退を申し出て、バンドを継続するのが困難という結論に至りました。

「あまちゃん」を演じ、現在は女優・創作あーちすととして多方面で活動しているのんさんは、中学生の頃からGO!GO!7188の大ファンでした。

あまりにも好き過ぎて、GO!GO!7188のコピーバンドでギターを担当し、地元のお祭りやイベントで演奏していたほどです。

女性ツインヴォーカルのライブバンドであり、パワフルな演奏と歌謡曲のようなメロディ、そしてキャラが立っているメンバーというオリジナリティ溢れるロックバンドGO!GO!7188を、また見たいと思っている音楽ファンは現在でも多く存在しています。

ねごと

2007年に結成された新世代ガールズバンドねごと。

オルタナティヴ系のロックと、シンセポップやエレクトロニカなどダンスミュージックをミックスした、浮遊感のあるこだわりの硬派なサウンドや、ヴォーカル蒼山幸子さんの透明感ある歌声が特徴です。

MEMO

サウンド面を担っていたギターの沙田瑞紀さんは、レーベルの先輩の電気グルーヴと仲が良く、オカモトズのオカモトコウキさんと結婚しています。

高校2年生で結成、10代のアマチュア限定フェス「第1回閃光ライオット」で演奏した「ループ」が審査員特別賞を獲得し、2010年にミニアルバム「Hello! “Z”」でメジャーデビューしました。

2019年の解散までに、シングル13作、ミニアルバム2作、アルバム5作をリリースしています。

アニメ「機動戦士ガンダムAGE」「銀魂゜」、映画「トリガール!」「劇場版 しまじろうのわお!しまじろうとくじらのうた」などタイアップも多数あります。

約10年間の活動でバンドとしてやり切ったということから、2018年12月28日にSNSで解散を発表し、2019年7月20日にZepp DiverCityで行われた全国ツアーファイナルのライブをもって解散しました。

解散直後から再結成を期待する声があがり、Twitterのねごとオフィシャルアカウントがメンバーのリツイートをしていることもあって、今後の活動再開が楽しみなバンドです。

再結成を熱望されるバンドまとめ

「あのバンド凄かったよ」と素晴らしいバンドが存在していたことを、解散後に知ることもありますよね。

今回ご紹介したバンド推しの方は改めて聴きなおしたり、初めて知った方はサブスクやYouTubeでぜひ探してみて下さい。

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