Rock、レゲエ、R&B など様々なジャンルの要素が入り混じった「The Surf Beat Music」を奏でるバンド、SPiCYSOL(スパイシーソル)。
2021年4月のメジャーデビュー前から、ストリーミングサービスで早耳リスナーの注目を集めてきたSPiCYSOLですが、その魅力や、メンバーの経歴について詳しく紹介していきます!
目次
SPiCYSOLとは?
2012年に結成し、銀杏BOYZや[Alexandros]など多数のバンドたちを輩出してきたUK.PROJECTから2015年にデビューしたSPiCYSOL。
メンバーの3人も在住する神奈川県の茅ヶ崎を拠点に活動するこのバンドですが、2021年にワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューを果たしました。
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SPiCYSOL・メンバー
KENNY
- 本名 吉原健司(よしはらけんじ)
- 生年月日 1987年6月2日
- 出身地 北海道
SPiCYSOLのボーカルとギターを務め、全ての楽曲の作詞作曲を手がけるのは、大人気番組テラスハウスにも出演していたKENNYです。
SPiCYSOL結成以前は、シンガーソングライターとして活動していた彼は、その確かな歌唱力と唯一無二の優しい歌声でバンドの核を担います。
AKUN
- 本名 伊郷アクン(いごうあくん)
- 生年月日 1988年4月19日
- 出身地 神奈川県
ギターを担当するAKUNはトルコと日本のハーフで、甘いフェイスに高い身長とバンド内でも随一の存在感を放ちます。
それもそのはず、実はジャニーズ事務所に所属していた過去のあるAKUN。ジャニーズ時代からバンドを組んでいたとのことで、ギタリストとしてのキャリアも実力も一流です。
また、2021年6月に公開された「So What」のMVではディレクションを務めるなど、音楽だけに留まらない才能を披露しています。
KAZUMA
- 本名 不詳(漢字表記は数馬)。
- 生年月日 1991年7月22日
- 出身地 山梨県
父親に勧められドラムを始めたというKAZUMAは、口数こそ少なくクールな印象ですが、パワフルなドラムプレイと安定したプレイに定評があります。
打ち込みやパッドも多用する幅の広いSPiCYSOLの楽曲を、縁の下の力持ちとして支えます。
PETE
- 本名 不詳。
- 生年月日 9月20日(生年不詳)
- 出身地 不詳。
キーボードにトランペット、さらにコーラスまでこなすPETEは、バンド内でもムードメーカー的存在です。
メンバーで唯一、本名や生年月日などが公表されていない謎多きPETEですが、楽器を演奏した時のフレーズの豊かさや、ボコーダーなども使いこなす演奏面での安定感から、そのバックグラウンドには様々な音楽の影響があるのでは…?と想像せずにはいられません。
SPiCYSOL・経歴
2013年の夏に結成したSPiCYSOLですが、そのきっかけとなったのは、前年2012年のハロウィンパーティーでした。
ボーカルを務めるKENNYとギターのAKUNが知り合ったその日に行ったカラオケで、AKUNがKENNYの歌声に惚れ込み、一緒にバンドをやろうと誘いました。
SPiCYSOLというバンド名は、「Spicy(刺激的な)」と「Sol(太陽)」という二つの単語を組み合わせた造語で、「Spicy」はAKUNが、「Sol」はKENNYがそれぞれ希望したそうです。
KENNYはその後、右腕の内側に太陽のタトゥーも入れていますね。
バンド活動を進めていく中で、2014年4月PETEと、結成当時からサポートメンバーとしてドラムを叩いていたKAZUMAが正式に加入します。
2015年の1月にはBIGMAMAのボーカル金井政人の紹介によりRX-RECORDSと契約を交わし、遂に楽曲をリリースします。
SPiCYSOLの公式のYouTubeチャンネルでMVを観ることができる「AWAKE」や「Indian Summer」では、まだ初々しさの残る彼らの、しかし現在にも通じる一貫性のある音楽性を楽しむことができます。
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その後も、SUMMER SONIC、TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL、JOIN ALIVEなどなど国内のフェスに数多く出演する他、毎年7月3日(なみの日)に開催している自主企画イベント「波MACHI」などライブも重ねてきたSPiCYSOLは、2018年7月に話題作「Mellow Yellow」をリリースします。
山下達郎のレコードジャケットを手掛けたことで知られるイラストレーター鈴木英人氏がイラストを担当したこのアルバムは、FM15局以上でパワープレイを獲得し、SPiCYSOLの名前を全国に轟かせます。
表題曲でもある「Mellow Yellow」は、爽やかなサウンドと韻を踏んだボーカルラインが夏の訪れを感じさせる聞き心地良い1曲です。
YouTubeでのMVの再生回数は100万回を突破し、今やSPiCYSOLの代名詞とも呼べる楽曲となっています。
その後、KENNYのテラスハウス出演により更にバンドの知名度を向上させたSPiCYSOLは、iTunes R&BランキングやUSENインディーズランキングでも1位を獲得することとなります。
満を持して、2021年4月にはワーナーミュージック・ジャパンよりEP「ONE-EP」をリリース。メジャーデビュー作品となりました。
さらに、新進気鋭のトラックメーカー・ギタリストShin Sakiuraがプロデュースを担当した「ONLY ONE」はTELASA初のオリジナルドラマ「主夫メゾン」主題歌に抜擢されます。
同年6月リリースの「So What」はWOWOWオリジナルドラマ「ひとりで飲めるもん!」のタイアップとなるなど、まさに”波に乗る“SPiCYSOLの勢いは留まることを知りません。
最後に
2021年10月には、メジャーでの1stアルバムとなる「From the C」の発売と全国8ヶ所を回るツアーの開催が決定しているSPiCYSOL。
ゆったりとしたい時にも、テンションを上げたい時にも、私たちの生活に寄り添ってくれる音楽性は、一度聴いた者を虜にする魅力があります。
まだまだ大波を待っているようにすら感じる彼らの今後の活動に期待しましょう!
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