福岡出身の4人組バンド・yonawo。
ロック、ジャズ、ソウル、ファンク、R&Bなど、様々なジャンルのエッセンスを取り入れた、今大注目の新世代バンドです。
この記事ではyonawoが気になるけど、どの曲から聴いたらいいか分からない!どんな曲があるの?という方に、おすすめの代表曲を3曲、ご紹介いたします。
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目次
話題のバンド”yonawo”ってどんなバンド?
yonawoは福岡県出身のネオ・ソウルバンドです。
メンバーはVo.荒谷翔大、Gt.斉藤雄哉、Ba.田中慧、Dr.野元喬文の4名。2018年、自主制作した2枚のEP「ijo」「SHRIMP」が即完売し話題となり、2019年11月にAtlantic Japanよりメジャー・デビューしました。
2020年4月にはミニ・アルバム「LOBSTER」、11月には1stフルアルバム「明日は当然来ないでしょ」をリリース。同時に全国5都市で敢行したワンマンツアーはチケットが即完売となりました。
2021年8月には、亀田誠治、冨田恵一をプロデューサーに迎えた楽曲も収録した2ndフルアルバム「遙かいま」をリリース。同年、FUJI ROCK FESTIVAL ’21に出演しました。
デビュー以来、勢いは増すばかりの彼ら。yonawoの生み出す唯一無二のサウンドが、業界内外から注目を集めています。
ちなみに「yonawo」という印象的なバンド名は、日本のロックを紹介してくれた同級生の名前からとったそうです。
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yonawoの代表曲3選
yonawoは、ジャンルレスかつリラックスした楽曲が特徴。
1997〜1998年生まれという新世代の彼らが生み出す音楽は、多くの人の心を掴んでおり、業界内にもファンが多数存在します。
そんなyonawoの魅力をたっぷり感じられる、代表曲を3つご紹介します!
「矜羯羅がる」
最初にご紹介するのは、初の全国流通盤ミニ・アルバム「LOBSTER」の一曲目に収録された「矜羯羅がる(こんがらがる)」。
ハイハットと柔らかなエレピ、囁くような歌声から始まるこの楽曲は、yonawoならではの挨拶のかたちなのかもしれません。
「矜羯羅がる」というタイトルとは裏腹に、楽曲はシンプルかつスローな構成でできており、繰り返し聴きたくなる作品です。
特にこの曲の魅力を引き出しているのは、引き算されたドラム。独特の余白と重みのあるフィルインが、彼らの落ち着いたムードを醸し出しています。複雑なコード進行ではないものの、yonawoのチルな世界観を表した、まさに名刺代わりの一曲です。「矜羯羅がる」は各地のラジオ局のパワープレイにも選出され、話題を呼びました。
「天神」
次にご紹介するのは、福岡FM3局で同時パワー・プレイを獲得し、yonawoの人気を不動のものにした楽曲、「天神」です。
タイトルになっている「天神」は、yonawoの出身地である福岡中心街の名称。日常を切り取った歌詞や心地よい旋律といった、荒谷のヴォーカリストとしての魅力が凝縮されています。
曲の中盤では、小さな決意を感じさせる歌詞のあとに転調。リスナーを一層引き込む仕掛けとなっています。終盤はギターとベースラインが複雑に絡み合い、ヴォーカルの旋律と共に編み込まれていくことで、聴き終えた後の浮遊感を強めています。
この曲が収録されている、1stフルアルバム「明日は当然来ないでしょ」には甘めな歌詞の楽曲が多く収録されていますが、その中でも「天神」は、特に恋情が色濃く描かれた楽曲となっています。
「哀してる」
最後にご紹介するのは、2ndアルバム「遥かいま」の先行配信シングルとしてリリースされた、冨田恵一(冨田ラボ)プロデュースの楽曲「哀してる」。
yonawoとしては、初めてメンバー以外のプロデューサーを迎えて制作され、これまでのyonawoの楽曲とは一線を画す音楽が生まれました。
イントロ~Aメロはちょっぴりオリエンタルなモードで始まりつつ、サビは往年のバラードのような壮大なアレンジ。この両者が絶妙なバランスで進行していきます。
「哀してる」の特徴は、Aメロ・Bメロ・サビといった明確な構成があることと、歌謡曲のようなメロディライン。yonawoの持ち味である、ハイトーンで柔らかなボーカルと見事にマッチし、中性的な雰囲気を醸し出しています。ストリングスをふんだんに使ったミドルバラードで、yonawoの新境地を垣間見ることができる作品です。
最後に
今回は、yonawoの代表曲、3曲をご紹介いたしました。
新譜が出るごとに、新しい一面を見せてくれるyonawo。取り上げた楽曲の他にも、yonawoの魅力が詰まった楽曲はまだまだあります。
音楽界をリードする新世代のバンド、yonawoが奏でる音楽に今後も注目が集まりそうです。ぜひ、あなたのお気に入りの一曲を探してみてください!
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