邦ロック・名ベーシスト10選 – 地味とは言わせない! バンドを支える名ベーシストを徹底解説

邦ロック・名ベーシスト10選 – 地味とは言わせない! バンドを支える名ベーシストを徹底解説

新井 和輝 – King Gnu


本名:新井 和輝(あらい かずき)
生年月日:1992年10月29日
主な使用機材:Fender USA American Deluxe Jazz Bass・Fender American Ultra Jazz Bass V

King Gnuのベーシストとして、洗練されたコード進行やリズムを根っこの部分で支えている新井和輝さん。大学生の頃はビッグバンドサークルに所属していたジャズ経験者であり、テクニックだけにとらわれない「その場で、その瞬間に生まれる演奏」を大切にしています。

ボーカル・井口さんの透き通るハイトーンや、時に荒々しく吠えるような常田さんのギターと対比を描く、艶のある低音が魅力的です。

また、二分音符や全音符で伸ばすフレーズでも平坦にならず、思わず身体が揺れてしまうようなグルーヴを生み出す演奏技術は同じプロのベーシストからも高い評価を得ています。

ライブやMVでは、音楽に合わせて身体を左右に揺らしながら演奏している姿が印象的です。

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上ちゃん – マキシマム ザ ホルモン


本名:上原 太(うえはら ふとし)
生年月日:1980年4月15日
主な使用機材:MusicMan StingRay・modulus FB4など

激しいロックサウンドと独自のワードセンスが光るバンド・マキシマム ザ ホルモンのベーシストを務める上ちゃん。

高校3年生まではエレクトーンやギターを弾いていましたが、Red Hot Chili Peppers(通称レッチリ)にハマったのをきっかけにベースを始めたのだとか。上ちゃんのプレイスタイルも、レッチリのベーシストであるFleaに強い影響を受けており、スラップ奏法(右手の親指で弦を叩くサムピングと、人差し指で弦を引っ張りはじくプルを組み合わせた奏法)を多用した鋭いサウンドは圧倒的です。

マキシマム ザ ホルモンの代名詞ともいえるシャウトやデスボイス、さらにギターやドラムの激しい演奏が重なっても埋もれることなく、しっかりと生きたベースラインに注目して聴いてみてください。

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