邦ロック・名ベーシスト10選 – 地味とは言わせない! バンドを支える名ベーシストを徹底解説

邦ロック・名ベーシスト10選 – 地味とは言わせない! バンドを支える名ベーシストを徹底解説

楢﨑 誠 – Official髭男dism


本名:楢﨑 誠(ならざき まこと)
生年月日:1989年3月18日
主な使用機材:Fender Jazz Bass(63年製)・Fender Precision Bass(65年製)など

「ヒゲダン」ことOfficial髭男dismのベーシストとして、さまざまなジャンルの音楽をルーツとしたサウンドを支えている楢﨑誠さん。レコーディングやライブではベース以外にも、サックス・シンセサイザーなどさまざまな楽器を操っています。

楢﨑さんが奏でるベースの特徴は、リフやルート弾きといった基本的な奏法のみにとらわれず、楽曲に込められたメッセージを複雑なフレーズやコードで表現している点。

また、たとえばAメロでも1番と2番で全く同じ弾き方をすることはせず、フレーズの終わりに変化を加えたり、ハイフレット(ベースを縦にして見た時の、フレットの下の方。下になるほど音が高くなる)で遊びを取り入れたりと、随所に工夫がこらされています。

さらに、楽曲によってはレコーディングとライブでもフレーズを変えていることがあります。キャッチーで耳に残りやすいヒゲダンのサウンドを支える、楢﨑さんのメロディックなベースラインにぜひ注目してみてください。

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ハマ・オカモト – OKAMOTO’S


本名:濵田 郁未(はまだ いくみ)
生年月日:199年3月12日
主な使用機材:Fender Precision Bass(68年製)・Hofner 500/1など

ハマ・オカモトさんは、中学校からの同級生4人が集い結成したOKAMOTO’Sのベーシスト。ロックを中心に、さまざまな年代に生まれた音楽を彼ら自身の解釈で表現したサウンドが話題を集めています。

ハマ・オカモトさんが奏でるベースラインの魅力は、歌詞やメロディが美しいボーカルへ寄り添うような、心に染み入る温かさをもっているところ。また、一音一音の長さや強さを「何となく」で鳴らすのではなく、必ず次に来るフレーズやコードの流れを意識しながら演奏しています。

そして、OKAMOTO’Sの楽曲に耳を傾けていると、リフが続くような箇所でもベースが凄まじい存在感を放っていることに気づきます。ゴーストノート(楽譜上には表記されないピック音。独特のノリを生み出す効果がある)や絶妙なうねりが癖になること間違いなしです。

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