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世界はファンシー
2020年リリースのアルバム「Patrick Vegee」のリード曲です。裏拍もフル活用したビートやテンポの速さは、2010年代初頭のボーカロイド最盛期に公開された楽曲を彷彿とさせます。
田淵はインタビューで、この曲は3人の個性の寄せ集めだと語っています。田淵自身もスピード感のある変な曲ができたと感じたそうですが、メンバーからは好評。彼ららしさが濃く出ると判断して楽曲として仕上げたと話しています。
そして、あまりのテンポの速さに「カラオケ配信のことを考えているのか」というファンの声が非常に多いです。
元々ユニゾンの楽曲は高音が多め・テンポが特殊などでカラオケでの難易度が高く、その中でもこの楽曲は斎藤が早口で歌詞を詰め込んでいるのでさらに難しくなっています。
カラオケで完璧に歌いきれるか、チャレンジするのもよいかもしれません。
マスターボリューム
インタビューにてこの楽曲のテーマについて聞かれた際、「今のUNISON SQUARE GARDENが持っている勢いをロックシーンにぶちまける」と答えています。この曲は初タイアップとして、2020年まで放送されていたJAPAN COUNTDOWNの2009年1月のオープニングテーマに選ばれています。
この番組は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」を主宰し、音楽情報サイト「rockinon.com」を運営するロッキング・オン・グループが制作していた音楽番組で、音楽好きのための番組を謳っていました。
この番組のタイアップにより、耳の肥えた視聴者に名が知れ渡るきっかけとなりました。
cody beats
2010年リリースの3rdシングル。アップテンポでキャッチーという彼らの楽曲制作の軸と忠実に守り、作ったロックチューンです。
この楽曲が収録されているアルバム「jet co」は田淵いわく暗黒期に作ったもの。スランプに陥っていたにもかかわらず、彼ららしいポジティブな気持ちがしっかり出ている1曲です。
「自分で動かないと変わらない」というメッセージは、リスナーだけでなく当時の彼ら自身にも向けたメッセージなのかもしれません。
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さいごに
シャンデリア・ワルツ、桜のあと(all quartets lead to the)、 場違いハミングバード…。
この記事にて取り上げた曲以外にもライブの定番曲はたくさんあります。
各種サブスクリプションでも配信されているので、ライブへの予習もかねて様々な楽曲を聴いてみるのもよいでしょう。