Tele【超詳細解説】2023年のブレイク候補! 文学の香り漂う新世代アーティストを徹底解説

Tele【超詳細解説】2023年のブレイク候補! 文学の香り漂う新世代アーティストを徹底解説

Teleの経歴

「バースデイ」で鮮烈なデビュー

谷口は、ソロプロジェクトとしてのTeleが活動を開始する以前、高校時代の友人と共に同名のスリーピースバンド・Teleで約3年間活動していました。しかし、2020年にコロナ禍が訪れるとともに、谷口以外の2人のメンバーがバンドを離れてしまいます。

その後も音楽活動を続けることを決めた谷口は、約2年間、自身の方向性を模索しながら、ひたすら楽曲制作に勤しみます。そして2022年1月1日に、Teleとして初の配信楽曲「バースデイ」をリリースしました

高校を卒業し、立て続けにバイトをクビになっていた19歳の時に歌詞を書いたという同楽曲は、瞬く間に各音楽メディアに取り上げられ話題に。

その後も、2月9日に「私小説」、3月16日に「夜行バス」、4月27日に「花瓶」と、月1曲のペースで着実に配信シングルリリースを重ねます。「夜行バス」がスペースシャワーTVのミドルローテーション「it!」に選出されたことも手伝い、Teleは徐々にその知名度を高めました。

5月2日には、大阪・BIGCATにてライブイベント「CONTACT!!Vol.19」に出演。崎山蒼志黒子首と共演し、初ライブとは思えない堂々たるステージを披露しました。

そして6月1日、待望の1stアルバム「NEW BORN GHOST」をリリース。初のフィジカル音源となるCDも、タワーレコード渋谷店・梅田NU茶屋町店限定で販売されました。

表舞台から姿を消していた期間も含む、約2年間の集大成と言える同作。リード曲の「comedy」がFM802の月間ヘビーローテーションに選ばれるなど、多くのリスナーを獲得し、Teleをさらに一段大きなステージへと押し上げました。

7月16日には、大阪・BIGCATにて、フジファブリックが主催するライブイベント「フレンドパークアトラクション」に出演。長年に渡り第一線で活躍する大先輩との共演を、「僕の人生にとって確実に節目となる日」と振り返っています。

2度のワンマンライブでさらなる飛躍

波に乗るTeleは、アルバムリリースからわずか3か月半後の9月21日に、新たな配信シングル「Véranda」をリリース。同楽曲はスペースシャワーTVの10月度POWER PUSHとなり反響を呼びます。

11月2日には、東京キネマ倶楽部にてワンマンライブ「東京宣言」を開催神聖かまってちゃんのライブ映像を観て以来、高校生の頃から憧れていたという同会場にて、初のワンマンを成功させました。

2023年1月12日には、Spotifyが2023年に躍進を期待する10組のアーティストをセレクトしたプレイリスト「RADAR: Early Noise 2023」に取り上げられ、活動2年目も止まらぬ勢いを示します。

2月には、2度目となるワンマンライブ「nai ma ze」を、19日に東京・Spotify O-EAST、24日に大阪・BIGCATで開催。チケットはソールドアウトし、満員の大盛況となりました。

今夏には、「ずっと大好きだったフェス」と語る「SWEET LOVE SHOWER 2023」や「SUMMER SONIC 2023」(大阪会場のみ)、「NUMBER SHOT 2023」と、大型フェスに多数出演予定。また、9月からは、全国6カ所を巡る初のライブツアー「祝 / 呪」が開催されます。

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