デビュー前にアメリカへ留学することを発表し、話題となっているジャニーズJr.グループ・Travis Japan(トラヴィス・ジャパン)。
グループ最年長のしっかり者で、アクロバットが得意な川島如恵留(かわしま のえる)さん。高学歴ジャニーズとしてもテレビに出演し、「彼は何者?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、川島さんの魅力を徹底解説します。
目次
Travis Japanとは?
Travis Japanは舞台『PLAYZONE』に出演するため、2012年に結成されたジャニーズJr.グループ。マイケル・ジャクソンの振付を担当したトラヴィス・ペインが、ジャニーズJr.のなかからダンスがうまいメンバーを選抜し結成されました。略称は「トラジャ」。
結成当初の人数は5人でしたが、その後、メンバーの加入と脱退を経て、2017年10月に現在の7人体制になりました。
- 宮近海斗(みやちか かいと)
- 中村海人(なかむら かいと)
- 七五三掛龍也(しめかけ りゅうや)
- 川島如恵留(かわしま のえる)
- 吉澤閑也(よしざわ しずや)
- 松田元太(まつだ げんた)
- 松倉海斗(まつくら かいと)
メンバー全員の息のそろったシンクロダンスが大好評で、これまでに近藤真彦さんや嵐、タッキー&翼など、数多くの先輩たちのバックを務めてきました。
さらに、自分たちで楽曲制作や振付、ライブの演出を手掛けるなどセルフプロデュース力が高いグループとしても注目を集めています。
その一方で、彼らが毎週木曜日に更新しているジャニーズJr.チャンネル内では、男子高校生のような姿も。最年少の松田さんを筆頭に、メンバー同士でわちゃわちゃとふざけあっています。
2019年頃からは、グループとして注目されるようになります。単独舞台『虎者 ーNINJAPANー』が始まったり、ジャニーズ初のダンス専門YouTubeチャンネル『+81 DANCE STUDIO』を開設したり。ドラマやクイズ番組など、メンバー個人での活動も増加しました。
そして2022年、寅年。「トラジャ」と呼ばれている彼らにとって勝負の年に、大きな決断がくだされました。2022年3月下旬から、メンバー全員でアメリカ・ロサンゼルスに留学することが発表されたのです。
その後、渡米したTravis Japanは、同年3月27日に行われたダンス大会『ワールド・オブ・ダンスチャンピオンシップ オレンジカウンティ 2022』に出場。見事、「チーム部門」で3位、「ベストコスチューム賞」「ベストオーディエンス賞」を受賞しました。
▼あわせて読みたい!
川島如恵留さんのプロフィール
氏名:川島如恵留(かわしま のえる)
生年月日:1994年11月22日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:172.7㎝
趣味:猫と戯れる、キャンプ、勉強、ボードゲーム
特技:アクロバット、トランポリン、クイズ、謎解き
将来の夢:他の誰にもまねできない人生を遺す
メンバーカラー:白
愛称:のえる、のえさん
入所日:2007年10月14日
Travis Japanの最年長で、メンバーからは「何でも完璧にこなしてしまう!」と言われる「トラジャのママ」こと、川島如恵留さん。高学歴ジャニーズとしても注目を集めており、数々のクイズ番組に出演しています。
自らも「グループの常識力底上げ担当」と語るほど、Travis Japanイチのしっかり者。YouTubeチャンネル内で進行を担当したり、メディアでの取材では締めのコメントを求められることが多いです。
日本人離れした彫りの深い顔立ちが印象的な川島さんは、オランダ人の血が8分の一入っている“ワンエイス”。その美しすぎる顔を見て、彼のファンになる方が多いようです。
「如恵留」という名前は、彼の母親が幼い頃に読んでいた絵本が由来です。主人公が「ノエル」という名前で、いつか自分の子どもにつけたいと考えていたそう。父親の名前「恵」と、母親の「留」、父と母の如くという意味から「如」を合わせて「如恵留」という名前に決まりました。
川島如恵留さんの経歴 – 入所からグループ加入まで
『ライオンキング』のヤングシンバに憧れて芸能の世界へ
ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)に入所する前に、子役として活動していた川島如恵留さん。劇団四季のミュージカル『ライオンキング』のヤングシンバに憧れて、芸能活動に興味を持ちます。
6歳からクラシックバレエ・ジャズダンス・歌・演技のレッスンを習い始め、2003年に妹の想妃愛(そふぃあ)さんと一緒に、アイビィーカンパニーという事務所に入りました。
そして2005年、念願だったヤングシンバ役に抜てき。2007年6月に事務所を退所するまで、107回ヤングシンバを演じ続けました。
また、キッズダンスユニット・ワンダー☆5のメンバーとしても活動していた川島さん。「ノエル」という名義で歌手デビューし、NHKの『天才てれびくん』にも出演していました。
『天才てれびくん』には、レギュラーメンバーのテレビ戦士ではなく、ワンダー☆5の一員として参加。
子役からジャニーズへ
前事務所を退所して4カ月後、2007年10月14日にジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)へ入所した川島如恵留さん。
川島さんがジャニーズに入所しようと思ったきっかけは、少年隊の舞台『PLAYZONE』。母親の友人からジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)のオーディションがあることを教えてもらい、自ら履歴書を送付しました。
Travis Japanの初期メンバーに選ばれる
ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)に入所した川島如恵留さんが、少しずつ活躍し始めたのは2010年7月。入所のきっかけとなった『PLAYZONE 2010 ~ROAD TO PLAYZONE~』でした。
この舞台に出演するため、S.A.D.というユニットが結成。メンバーは仲田拡輝さん、川島如恵留さん、森田美勇人さん、七五三掛龍也さん。翌年にも、同じメンバーでユニット名だけJR.Aに変更し出演しました。
そして2012年7月、Travis Japanの初期メンバーに選ばれます。
川島如恵留さんの魅力
勉強への意欲がすごい!高学歴ジャニーズ
Snow Manの阿部亮平さんが率いるジャニーズクイズ部の一員として、さまざまなクイズ番組に出演している川島如恵留さん。そんな彼の最終学歴は、青山学院大学総合文化政策学部卒。
幼い頃から母親の教育方針で、小学生ながらにして勉強と芸能を両立させるという忙しい日々を送っていました。子役として活動するにあたって、まずは学業をおろそかにしてならないと言われ続けていたようです。
小学1年から3年まで公文式で勉強し、同級生が1週間で23~35枚のペースで進むなか、川島さんは500~700枚をこなしていました。さらに驚きなのが、公文式で勉強して1年目で国語と算数を小学6年まで終わらせていたということ。
その後、中学受験を経て青山学院中等部、青山学院高等部、青山学院大学と進学していった川島さん。芸能活動と両立して、2017年3月に大学をストレートで卒業しました。
大学でも、小学生時代同様のスピードで単位を取得。3年生の前期時点で、すでに卒業単位をすべて取得し、最終的に170単位をとったそうです。
とにかく大学では勉強に集中していた川島さん。その背景には、学費の一部を自ら払っていたことも影響していました。もともと両親は国公立大に進学させる予定だったため、「学費は国立の分までしか出さない」と決めていたそう。そのため川島さんは、その差額を自分で払っていたのです。
大学卒業後も何かを学びたい!という意欲は変わらず、これまでに国家資格の宅地建物取引士や秘書検定、漢字検定2級を取得。2022年3月現在は、漢字検定準1級、旅行業務取扱管理者、保育士の資格取得を目指しているようです。
さらに、英語が堪能で留学経験が豊富な川島さん。これまでに行った留学先はこちら。
①中学1年生:フィジー諸島。3週間の短期留学。
②高校1年生:イタリア・ミラノ。学校の交換留学プログラムで2週間ホームステイ。
③22歳:オーストラリア。幼稚園に1カ月ボランティア留学。
3度目のオーストラリア留学では、1カ月芸能活動を休止。ジャニー喜多川さんに直接お願いし、送り出してもらったと語っています。
英語は、日常会話を問題なく話せるレベル。2019年にアメリカの歌手オースティン・マホーンのライブにゲスト出演した際に、メンバーの通訳を行っていました。
バレエで鍛えられた美しすぎるアクロバット
Travis Japanイチの運動神経を持ち、アクロバットを得意としている川島如恵留さん。ライブでは30回連続でバク転やバク宙からの土下座「バク宙土下座」をしたりと、超人級の技を披露しています。
過去には「イライラがたまるとバク転したくなる」と答え、メンバーやファンをざわつかせました。
素人目線にはなりますが、川島さんのアクロバットを見てすごい!と思うのは2つあります。1つ目はフォームの美しさ。クラシックバレエを習っていた影響なのか、手の先、足の先までピンと伸びていて、本当にアクロバットしているの?と勘違いしてしまうほど芸術的です。川島さんのアクロバットは力強さというよりも、流れるような美しさが特徴だと思います。
2つ目はバク転の速さです。30回連続同じスピードでバク転するのに、最後までまったくぶれないその完成度の高さ。それでいて無駄のない動き。それを維持するためには、相当な筋力が必要でしょう。軽々とやっていますが、きっと見えないところで努力をしているはずです。
自粛期間中の動画が話題に!手話でファンとつながる
2020年世界中がコロナの影響で自粛期間に入った際、川島如恵留さんは『ISLAND TV』で「ノエルと毎日手話を学ぼう!」という手話を一緒に学ぶ動画を計50回投稿。ジャニーズの楽曲にあわせて手話をしたり、動画の下に手話の意味を表示したりと、楽しく手話を学べる工夫がされていて、ファンの間で「わかりやすい!」と大好評となりました。
川島さんが手話に興味を持ったのは、3度の留学経験が影響しています。留学経験を経て「言語を学ぶ意味」を改めて考えた川島さん。言語を学ぶというのは、人の人生に寄り添う大切なものなんだと気づき、そこから少しずつ手話や点字にも興味を持つようになります。
そんな彼が本格的に手話をやろうと思ったのは、コロナ禍の自粛期間中。誰もが辛い状況のなか、アイドルの自分は何かできないのかと考え、皆で一緒に学べるものをやろうと思いつき、手話動画を投稿することにしました。
何かを学ぶことが大好きという、川島さんらしいこの動画。これをきっかけに、手話を学び始めたという声も上がっています。
ピアスをあけた理由に感動!
日本人離れした彫りの深い顔の横でキラッと輝く、川島如恵留さんのピアス。右耳に3個、左耳に4個、合計7個のピアスホールがあいています。
そんな川島さんのピアスホールが注目されたのは、2020年秋ごろ。メンバーの人数と同じ7つのピアスホールがあけられていることが、ファンの間で話題となりました。
じつは川島さん、過去にインタビューでピアスをあける理由について、こう回答をしていたのです。
ジャニー喜多川さんが病床についたとき、一つの決意の証として。そして、コロナ禍の惨状を忘れないという想いを込めて。川島さんは自分の感情が大きく動いたときに、ピアスをあけると決めているそう。さらに今後あけるときは、メンバーと同じ数をあけたいと答えていました。
ピアスをあけるという行為にも川島さんなりの決意があることを知り、本当にこの人はアイドルになるべくしてなった人なんだなと感じました。
“のえさん”推しにオススメ!「夢のHollywood」
「さぁ、これからTravis Japanのショーが始まるぞ!」と、彼らの声が聞こえてくるような華やかなサウンドで始まる「夢のHollywood」。まさにタイトル通り、ハリウッドを連想させる曲調と歌詞が印象的で、「世界で活躍する!」という目標を持ったTravis Japanの意志が込められた楽曲です。
2022年3月28日『CDTVライブ!ライブ! 春の4時間スペシャル』にて、アメリカに留学前最後のパフォーマンスで披露されました。
軽やかなステップとメンバーの一糸乱れぬシンクロダンス。さらに、冒頭で見せる川島如恵留さんのバク転に注目です。
後半でスティックを使ったダンスver.も公開されているので、ぜひこちらもご覧ください。
まとめ
Travis Japan・川島如恵留さんの魅力を紹介しました。
グループの最年長として皆をまとめつつ、ときには変顔をしてふざけてみたりと、おちゃめな一面を持つ川島さん。何事にも全力で取り組む川島さんの姿勢に元気づけられた方もいるはずです。
アメリカへと留学した後も、これまでと変わらずファンを想い、行動してくれることに変わりはありません。川島さん、そしてTravis Japanの活躍に期待しましょう。
▼あわせて読みたい!