才能あふれるアーティストが勢揃いするジャニーズ事務所の中で、圧巻のダンスパフォーマンスを武器に次期デビュー候補として最有力視されているジャニーズJr.の大人気グループTravis Japan (略称: トラジャ)。
彼らは3月3日に行われたインスタライブにて、ダンスレッスン、ボイストレーニング、語学習得を目標としたアメリカ・ロサンゼルスへの無期限の留学を発表しました。ジャニーズ事務所所属アーティストとしては初代ジャニーズ(1966)、少年隊(1984)に続く38年ぶり3組目の渡米ということで、多くの人々の注目を集めています。
彼らのオリジナル曲のタイトルである『夢のHollywood』。まさにその名の通り、世界進出という大きな夢に向かって新たな一歩を踏み出した彼らは、一つ目の挑戦としてWorld of Dance Championshipシリーズへの参加を表明しました。
この記事では、今回初めて『World of Dance Championshipシリーズ』を知った方に向けて、分かりやすくコンテストの概要を解説していきます。
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目次
World of Dance Championshipとは
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— World of Dance (@worldofdance) May 5, 2022
World of Dance Championship (略称: WOD)とは、毎年夏にアメリカで開催されている世界最大規模のダンス・コンテストです。
日本をはじめ米国、ヨーロッパなど世界50都市で予選が開催されており、予選を勝ち抜いたチームがアメリカにて開催される決勝戦に進出することができます。
2020年、2021年の大会は新型コロナウイルスの感染拡大が理由で開催が中止されていたため、今回が2年ぶりの開催となります。
審査方法
WODはUpper Division(アッパー部門/18歳以上4名以下)、Team Division(チーム部門/18歳以上5名以上)、Junior Division(ジュニア部門/18歳未満)の3つの部門に分かれています。
7人組、そしてメンバー全員20歳以上のトラジャがエントリーしたのはチーム部門です。
審査は、以下の5項目×各20点の100点満点で採点されます。
- パフォーマンス(Performance)-20%
- テクニック(Technique)-20%
- 振り付け(Choreography)-20%
- 創造性(Creativity)-20%
- プレゼンテーション(Presentation)-20%
これまでの優勝者
実は、2016~2019年の4大会連続で日本人チームが優勝を果たしています!日本は世界的に見てもかなりハイレベルな実力を持っており、予選ではいつも大激戦が繰り広げられているそうです。
ここからはこの4年間の優勝チームを簡単に紹介していきます。ダンスに詳しくなくても圧倒されること間違いなしの世界最高峰のパフォーマンス揃いですので、是非是非動画も併せてご覧ください。
2016年の優勝者 UNVISION(ユニビジョン)
元タイムマシーンであり、現No:z(ナンバーズ)のGendaiさん率いるUNVISION。日本人として初めてチャンピオンに輝くという快挙を成し遂げました。
2017年の優勝者 WREIKO Family(ウレイコ・ファミリー)
赤西仁さんのバックダンサーを務めたこともあるWREIKOさん率いるWREIKO Family。優勝だけでなくオーディエンス賞、コスチューム賞のトリプル受賞を果たしました。
2018年の優勝者 White Out Tokyo(ホワイト・アウト・トーキョー)
White Out Tokyoは、WOD2018に出場するために結成されたチームで、オーディションにて選抜されたメンバーが約1年間の強化レッスンを経てコンテストに挑みました。皆さんお馴染み「+81 DANCE STUDIO」の少年隊『FUNKY FLUSHIN’』にて踊っていたWAACKというジャンルでの初めての優勝でもありました。
2019年の優勝者 N’Ism(エヌイズム)
神戸のダンススタジオ‘N’COMPANYを立ち上げたNORIさん率いるN’Ism。「+81 DANCE STUDIO」ではV6『涙のアトが消える頃』のコレオを担当されていたことで、ご存知の方も多いのではいないでしょうか。