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ビリー・アイリッシュの人気曲14選 Part.3
all the good girls go to hell
ビリーが気候変動について歌った曲「all the good girls go to hell」。
地球を破壊する人間に失望する悪魔の視点から書かれた歌詞からは、ビリーとフィニアスの作詞能力の高さを改めて感じられるはず。
歌詞の中でも「カリフォルニアでは丘が燃えている」 「水面が上がってしまえば天国は見えなくなる」と、気候変動が曲のテーマになっていることを示唆しています。
また、グローバル気候マーチへの参加を呼びかけるメッセージとともに公開されたMVは、公開後7時間で再生回数が540万回を達成するなど大きな注目を集めました。
MVは「Bury a Friend」のストーリーから続いており、背中から生えた大きな翼を炎に焼かれながら歩くビリーの姿は圧巻です。
Therefore I Am
アメリカの「Billboard Hot 100」で2位を記録した「Therefore I Am」。
曲名の「Therefore I Am」は、フランスの哲学者ルネ・デカルトの「I think, therefore I am.(我思う、故に我あり)」という言葉を引用しています。
「私はあなたの友達でも何でもない」 「マスコミの報道で あなたと私の名前を並べてほしくない」など、ストレートな歌詞も魅力の1つ。
彼女の名前を利用して勝手な記事を書くメディアや、体型批判をする人に対しての曲だとファンの間では解釈されています。
MVは無人のショッピングモールで撮影されており、ビリーが店の商品を盗み食いしながら駆け回るお茶目な姿も見どころです。
What Was I Made For?
数々の音楽賞を受賞して話題となった「What Was I Made For?」。
映画「バービー」のために書き下ろされた曲です。
「第66回グラミー賞」で年間最優秀楽曲と最優秀映像作品楽曲を受賞、また「第96回アカデミー賞」では歌曲賞を受賞しました。
曲名の「What Was I Made For?」とは日本語で”何のために作られたの?”という意味で、映画のテーマに沿った歌詞も心に響きます。
アカデミー賞の授賞式でもこの曲を披露し、歌詞を一言一言噛み締めるように歌うビリーの歌声に感動すること間違いなしです。
No Time To Die
映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の主題歌になった「No Time To Die」。
レコーディングの時点で18歳だったビリーは、「007」シリーズの主題歌を担当した最年少アーティストとなったことでも話題になりました。
全英シングルチャートでは自身初となる1位を獲得。
「第63回グラミー賞」ではビジュアル・メディア部門の最優秀楽曲賞を受賞、「第94回アカデミー賞」では歌曲賞を受賞しました。
哀愁漂う曲の雰囲気と切ない歌詞が映画にもぴったりで、「007」シリーズのファンからも好評を得た曲です。
まとめ
ここまで、ビリー・アイリッシュの人気曲を紹介してきました。
独自の世界観を持った楽曲と唯一無二の存在感で人気を集め、若くしてトップスターとなった彼女。
楽曲にはそんなビリーが抱える不安感や苦悩などを反映させることが多く、その歌詞の内容は若者だけでなく幅広い世代のリスナーから共感を得ています。
この記事で紹介した曲以外にも名曲がたくさんあるので、ぜひ改めてビリー・アイリッシュの人気曲の数々をチェックしてみてください。