ダルビッシュ有の身長、年齢は?プロフィールや成績を徹底解説

ダルビッシュ有の身長、年齢は?プロフィールや成績を徹底解説

ダルビッシュ有のメジャー時代を解説

テキサス・レンジャーズ時代の成績


ダルビッシュ有は、テキサス・レンジャーズに移籍してからも活躍は続き、1年目の2012年シーズンはいきなり日本人選手史上最多となる16勝の2桁勝利を挙げ、防御率3.90、ア・リーグ5位の221奪三振をマーク。

2012年5月27日に日米通算100勝を達成し、オールスターゲームに選ばれるなどメジャー1年目で苦しいシーズンを過ごしながらも好成績を残しています。

翌年の2013年シーズンは13勝を挙げて両リーグ最多の277奪三振を記録し最多奪三振のタイトルも獲得し、サイ・ヤング賞の2位に選ばれました。

2014年シーズンは、メジャー移籍してから3年連続の2桁勝利を達成。北海道日本ハムファイターズ時代の2006年から日米通算9年連続で2桁勝利を挙げるなど、メジャーリーグでも圧倒的なエースとして飛躍しました。

順風満帆な野球人生を送っていたように思えますが、2015年シーズンは右肘の怪我でトミー・ジョン手術を受けた影響もあり登板は1度もなく、2桁勝利がストップしたシーズンに。

2016年シーズンは5月28日に復帰登板を果たし、17試合に先発登板。7勝5敗、防御率3.41を記録し、手術明けの影響も受けたシーズンになりました。

2017年シーズン途中の7月31日に交換トレードでロサンゼルス・ドジャースに移籍をしています。

ロサンゼルス・ドジャース時代の成績


2017年7月31日に世界一を目指すロサンゼルス・ドジャースに移籍したダルビッシュ有。
8月4日のニューヨーク・メッツ戦で移籍後の初先発登板を果たし、10奪三振を記録。9月8日のコロラド・ロッキーズ戦で、メジャーリーグ史上最速となる通算1000奪三振を達成しました。

ドジャースに移籍後9試合に登板、4勝3敗、防御率3.44をマーク。テキサス・レンジャーズでの成績を合わせ31試合に先発登板、10勝12敗、防御率3.86を記録し、3年ぶりの2桁勝利を達成しました。

チームは5年連続のナ・リーグ西地区の優勝を果たし、29年ぶりにワールドシリーズへ進出
ダルビッシュ有は初めてのワールドシリーズで第3戦と7戦に2度先発しました。第3戦は1回2/3を6安打4失点、第7戦では1回2/3を3安打5失点でリードを許す試合となり、2回途中でノックアウト。

ダルビッシュ有は、シーズン途中の移籍でプレッシャーのかかる登板になり、先発投手としての役割を果たせず、ワールドシリーズは3勝4敗で敗退しました。チームは世界一を逃す残念な結果に。

その結果、2017年11月2日にフリーエージェント(FA)となり、次の所属球団が決まらない期間が4ヶ月ほど続き、2018年2月13日にシカゴ・カブスと6年契約したことを発表しました。

シカゴ・カブス時代の成績


2018年2月13日にシカゴ・カブスに移籍することを発表したダルビッシュ有。球団側は、先発ローテーションの第一線で活躍できる才能の溢れた選手として高く評価していました。

期待された移籍後の2018年は1勝3敗、防御率4.95と本来の力を発揮できないシーズンに。8月に右肘の故障により残りのシーズンは離脱することになりました。

大きな壁にぶつかりながらも諦めず復帰を望んだ2019年シーズンは制球に苦しむ試合が続きましたが、新球種のナックルカーブを武器に劇的な成長を遂げています。6勝8敗、防御率3.98、229奪三振でシーズンを終えました。

メジャー9年目の2020年は開幕から好調をキープし、新型コロナウイルスの影響で短縮されたシーズンにも関わらず8勝3敗、防御率2.01、93奪三振をマーク。

ダルビッシュ有は、リーグ単独トップの8勝を挙げて、日本人初となる最多勝のタイトルを獲得しました。さらにサイ・ヤング賞の投票で2位に選ばれるなど、球界トップレベルの才能を持つ逸材として注目を浴びています。

このままシカゴ・カブスでの活躍が期待されていましたが、2020年のシーズンオフに大型トレードでサンディエゴ・パドレスへ電撃移籍することを発表。

ダルビッシュ有とシカゴ・カブスの契約は残り3年を残していましたが、新型コロナウイルスの影響により無観客の短縮シーズンで大幅な減収となり、球団側の事情と公表しています。

サンディエゴ・パドレス時代の成績


2020年12月29日にトレードでパドレスに移籍をしたダルビッシュ有。メジャーリーグで4球団目の所属チームとなります。

移籍後1年目のシーズンに開幕投手を務め、6月にはメジャー最速となる1500奪三振を達成。8月13日の登板で腰の張りを訴え降板し、本調子ではないシーズンとなりました。8勝11敗、防御率4.22のキャリアワーストとなる成績に。

2022年シーズンは自己最多に並ぶ16勝をマーク。制球力を重視した投球スタイルにこだわり、16勝8敗、防御率3.10、197奪三振の好成績を残しました。35歳とは思えないストレートや多彩な変化球でチームに貢献し、リーグ優勝決定戦に進出。

2023年シーズン前にWBC日本代表の侍メンバーに選抜されたダルビッシュ有は、日本代表合宿に早期参加をしたことで調整不足により、4月5日にシーズン初登板を果たしました。右肘の炎症でシーズン後半は復帰できないまま離脱することになり、思うような成績を残せないシーズンに。

2024年シーズンは、3年連続通算4度目となる開幕投手として登板しました。ダルビッシュ有はメジャー12年目を迎えるシーズンにもなり、日米通算200勝まで2024年5月2日時点であと3勝に迫っています。

4月14日に首の張りで離脱していましたが、16日ぶりの先発復帰が5月1日と発表され今季初優勝を挙げました。偉業達成に世界中から期待が高まっています。

ダルビッシュ有は2度のWBCに日本代表として貢献


ダルビッシュ有は、2009年3月に行われた第2回WBCの日本代表“侍ジャパン”の一員として選ばれています。先発登板を果たしましたが、準決勝と決勝では抑え投手として出場し、見事連覇を果たしました。

ダルビッシュ有は大会通算で13回を投げ、2勝1敗、防御率2.08、20奪三振の好成績を残し、メジャーリーグの強打者を圧倒しました。

そして、2023年3月に行われた第5回WBCの日本代表に選ばれ、2009年以来14年ぶりのWBC優勝に貢献。チーム一丸となって3大会ぶりに王座奪還を成し遂げました。

日本代表合宿の初日から参加したダルビッシュ有は、後輩投手に球種を指導。さらにサプリメントやトレーニング方法も伝授するなど選手たちと積極的にコミュニケーションを行い、影の立役者としてチームを牽引しました。

1次ラウンドは韓国戦で先発し2回まで抑えていましたが、3回に梁義智に2点本塁打を許す結果に。準々決勝のイタリア戦では、7回から4番手として登板。ドミニク・フレッチャーからフェンス最上段に打球が当たるソロ本塁打を浴びましたが、1失点に抑えました。

決勝のアメリカ戦では8回から6番手で登板。カイル・シュワーバーにファウルで粘られソロ本塁打を打たれましたが、粘りのピッチングで後続をしっかり抑え1点リードを守りました。

ダルビッシュ有は、ほぼ面識のない選手達を短期間でまとめて優勝に導いた“影のMVP”です。

最後に


現在、メジャーリーグでサンディエゴ・パドレスに所属しているチーム最年長のダルビッシュ有

2024年で北海道日ハムファイターズ入団からプロ20年目のシーズンを迎え、メジャーでは12年にわたり活躍をしています。

日米通算200勝まで残り3勝のダルビッシュ有をぜひ応援しましょう。

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