2020年代アニソン神曲【楽曲解説】鬼滅の刃・呪術廻戦・【推しの子】…話題作を彩る神曲10選

2020年代アニソン神曲【楽曲解説】鬼滅の刃・呪術廻戦・【推しの子】…話題作を彩る神曲10選

Various Artists / うまぴょい伝説

アイドルマスターシリーズ、艦隊これくしょん・艦これ、うたの☆プリンスさまっ…。
2010年以降、ソーシャルゲームが元となったアニメが増えてきました。『ウマ娘 プリティーダービー』(以下ウマ娘)もその一つです。

楽曲自体は2016年に形になっていましたが、2021年にリリースされた『「ウマ娘 プリティーダービー」WINNING LIVE 01』収録の音源が有名。
ストリーミング再生累計5000万回を超え、公式イベント等でも定番の神曲です。

ウマ娘は実在する競走馬を擬人化したゲームで、2018年・2022年と2回アニメ化。

JRAの公認を得て擬人化していることもあり、「実際の競走馬を見たい」「競馬場に行ってみよう」「推しの競走馬に寄付してみよう」など実際の競馬にも大きな影響を及ぼしています。

曲調はいわゆる電波系で、フレーズの繰り返しや作中に出てくる用語が多数出てくるのが特徴。
作中に登場する声優18人で歌っています。

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YOASOBI / アイドル

最後に、きっと2023年を代表する楽曲になるはずの神曲を紹介しましょう。

2021年に次にくるマンガ大賞 2021で1位、2023年4月にアニメ1期が放送され話題沸騰の『【推しの子】』。作品の話題性だけでなく、作品の雰囲気をそのまま反映したかのようなYOASOBIの楽曲にも注目が集まっています。

Ayaseが原作コミックを読み、個人的に作ったデモ音源が大元。
これと原作者が彼らのために書いた短編小説をもとに歌詞を作り上げています。

アニメ放映前に音源公開され、2023年4月のリリース後にBillboard JAPANの総合チャートにて7週連続1位を獲得。

国内に限らずBillboard Global 200で日本のアーティストでは最高位である7位を獲得し、Global Excl. U.S.の同年6月10日付チャートで日本人初の首位に君臨しました。

公式YouTubeチャンネルで公開されているPVの再生回数は公開3か月で約3億回YouTube music charts TOP 100 songs Globalで6月30日~7月6日まで1位を獲得するという世界的大ヒットとなっています。

作品そのものの人気もあり、SNSでの話題性も抜群。想像以上の反響に驚いているとインタビューで答えています。

MEMO

米津玄師/KICK BACKの説明にて、ネット上でネタになっているかどうかも話題性の指標の一つという話をしました。
この「アイドル」も同様です。

「アイドル」のサビ部分にアニソン歌手の重鎮・JAM Projectの楽曲「STORM」のサビを繋げたMAD動画がニコニコ動画にアップロードされました。

歌詞の親和性の高さが大きな話題となり、YOASOBIとJAM Projectの発起人・水木一郎の公式アカウントがX(Twitter)で反応するほど。

これがきっかけで「STORM」のサブスクリプション解禁、「STORM」が主題歌となっている『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の配信が決まるなど思わぬ形で影響を及ぼしています。

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最後に

アニソン経由でアーティストを知る、アーティスト経由でアニメ作品に触れる…。

タイアップに力を入れるアニメが増え、作品・アーティストそれぞれ新たなファン層獲得につながっています。
LiSAの「炎」やYOASOBIの「アイドル」のように国内に限らず世界を巻き込んだブームにつながることも少なくありません。

この記事で神曲として取り上げたものはあくまで一例。同一作品でも別の曲があなたにとっての神曲になるかもしれません。

少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ他の楽曲も探してみてくださいね!

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