令和時代のロック界隈をけん引する存在といえば、どのバンドを連想しますか?
その候補としてMY FIRST STORY(以下、マイファス)の名前を挙げる人は多いはずです。
2011年の結成から様々な楽曲で人々を魅了し、激しいライブパフォーマンスでファンの心をわしづかみにしてきました。
2023年は様々な規制が撤廃され、ライブやフェスの開催頻度がコロナ前に戻りつつあります。
「今度行くフェスにマイファスが出る」「マイファスのライブ、久しぶりに行こう!」と思う方も増えているのではないでしょうか?
今回は名曲の中でもライブで披露する頻度が多い楽曲を10曲をご紹介。
彼らの曲の良さを知るためだけでなく、フェスやライブの予習にも活用してください。
▼あわせて読みたい!
目次
MY FIRST STORY(マイファス)の良さとは?
マイファスの特徴の一つがVo.Hiroの歌声。
彼は森進一・森昌子を親に持ち、兄はONE OK ROCKのTakaという音楽一家に育ちました。幅広い音域をもつ兄に対し、Hiroはハイトーンを得意としています。
マイファスの楽曲も彼の声を活かしたものが非常に多いです。
そしてマイファスの真骨頂と言えるのがライブ!
コロナ前は数多くのフェスに出演し、ワンマンライブもこれまで150回以上開催しています。
彼らのワンマンライブはスタンディングありきで行うことが多く、コロナによる規制が入る前は激しく動くのは当たり前。
スタンディングエリア前方ではモッシュやダイブ、サークルなどもよく行われていました。
ただ、コロナ禍中は声出しすらNGだったためこうした激しい楽しみ方は難しかったです。
コロナによる規制が緩和されてきた今、本来のマイファスのライブの楽しみ方ができるようになるかもしれません。
MY FIRST STORY・名曲10選 Part.1
I’m a mess
2021年リリースのシングル「告白」のカップリング曲ながら、2023年現在のチャートをにぎわせた話題曲です。
- Apple Music「トップ100:日本」で最高27位(2023年4月21日付)
- Spotify「Spotify Japan 急上昇チャート」のプレイリスト採用
- Billboard JAPAN「Hot 100」にチャートイン
と実績も十分です。
なぜ今ここまで流行しているかというと、TikTok上で話題となったから。
2023年春、この楽曲を用いたアンマンパンMAD動画がアップロードされました。
曲のシリアスさとアンパンマンの組み合わせが話題となり、Hiro本人も動画を拡散するまでに。
アンパンマンの主題歌やらせて下さい。
ジャムおじさんまで届け。 https://t.co/9hObc6Vmoi— Hiro_MY FIRST STORY (@Hiro0125_MFS) April 3, 2023
アンパンマン以外のアニメでも同様のMAD動画が多く作られるようになり、結果チャートに反映されるまでのヒットとなりました。
ちなみに、曲自体は時間差ヒットとなる前からライブではよく披露されています。
この夏開催されたROCK IN JAPAN FESTIVAL・SUMMER SONICでも演奏されました。マイファスのライブだけでなく、フェス参加予定の方も予習して損はありません。
REVIVER
2017年リリースのミニアルバム「ALL LEAD TRACKS」収録の名曲。
スマホゲーム「オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-」(通称オルサガ)のタイアップも付いています。
この楽曲は彼らにとって初めてのゲーム主題歌の書き下ろし楽曲。Hiroはタイアップ形式での書き下ろしはテーマが設定されているので曲作りしやすい、とインタビューで話しています。
彼ららしいアップテンポな曲調に高揚感を覚えること間違いなし!
ライブでの盛り上がりポイントは間奏前のラップです。
「ラップはHiroらしい高音を存分に楽しめるから好き!」というファンが多数います。
なお、ここ最近のワンマンライブではアンコールで披露することが多い傾向にあります。
リリースしてから長年セットリストに入っている1曲です。