目次
世界観が独特なクリスマスソング
最後はやや独特な世界観のクリスマスソングをピックアップ。
邦ロック界の大御所が歌う、不思議な世界に注目しながら聴いてみてくださいね。
シャロン/ROSSO
「シャロン」は2001年に結成されたロックバンド・ROSSO(ロッソ)の楽曲です。
<サンタクロースが死んだ朝に>という冒頭の歌詞がクリスマスを思わせますが、実際のところクリスマスソングなのかはよくわかりません。
それどころか「ダダリオ・カマロってなに?」「シャロンって誰?」とその後も様々な疑問が広がります。
しかし、なぜかそれをカッコイイと思わせてしまうのがROSSOの魅力。
疾走感溢れるメロディーからは、不思議と冬の寒さや冷たさも感じられます。
クリスマス問わず、寒い朝にぴったりな一曲です。
▼あわせて読みたい!
暴動チャイル/ザ・クロマニヨンズ
「暴動チャイル」は2006年から活動を続けるロックバンド・ザ・クロマニヨンズの楽曲です。
<サンタクロースの名簿に/載っていない子供がいる>という歌詞があるためクリスマスソングに分類しましたが、特段クリスマスっぽさはありません。
むしろこちらも歌詞を追えば追うほど「ジャングルビートって何?」「Bo chileの意味は?」と謎が深まる一曲です。
でも<あきらめたふりしても/夢がむきだしだぜ>というフレーズに、クリスマス前のワクワク感と似たワクワクを感じてしまうのが不思議な魅力。
「サンタが子供を探している?」「サンタの名簿に載らないような暮らしをしている子供たちへのメッセージ?」と色々想像しながら聴いてみてください。
▼あわせて読みたい!
スターライトパレード/SEKAI NO OWARI
「スターライトパレード」は紅白歌合戦にも出場した人気バンド・SEKAI NO OWARI(せかいのおわり)の楽曲です。
セカオワはもともとファンタジックで独特な楽曲が多いですが、「スターライトパレード」もまた独特。
<星が降る眠れない夜に/もう一度連れて行ってあの世界へ>と、様々な想像が膨らむ歌詞から楽曲が始まります。
同曲のクリスマスっぽいところは「聖なる夜に」という歌詞がでてくるところ。
全体を通してクリスマスが歌われているわけではありません。
聴く人によって捉え方が異なる哲学的な一曲なので、ぜひ考察を楽しんでくださいね!
▼あわせて読みたい!
まとめ
邦楽ロックバンドが奏でるクリスマスソングをご紹介しました。
気に入った曲や気になったアーティストはありましたか?
「ロック」というと「夢、青春、友情!」という熱いメッセージをイメージする人も少なくないと思いますが、クリスマスを歌った楽曲も意外に多いです。
ぜひこれを機に、紹介しきれなかった邦ロッククリスマスソングを探したり、ご紹介したバンドの他の楽曲を聴いたりして、邦楽ロック&クリスマスを楽しんでくださいね。