【全曲レビュー】WEST.(旧:ジャニーズWEST ) – アルバム『rainboW』を徹底レビュー!

【全曲レビュー】WEST.(旧:ジャニーズWEST ) – アルバム『rainboW』を徹底レビュー!

2022年1月27日に全国ツアーの開催が発表され、3月9日には8枚目のアルバム『Mixed Juice』が発売されたジャニーズWEST

公式YouTubeや公式SNSでの収録曲配信やタイアップ企画も積極的に行われており、WEST.(旧:ジャニーズWEST )が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。

中には2022年のライブがWEST.(旧:ジャニーズWEST )の初ライブという方もいるはず。
これまでのWEST.(旧:ジャニーズWEST )のアルバムにはどんな楽曲があったのか気になりませんか?
今回はジャニーズWEST7枚目のアルバム『rainboW』に収録されている楽曲全てをご紹介していきます!

中にはジャニーズの公式YouTubeMVも視聴できる楽曲もありますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

MEMO

2023年10月18日、所属するジャニーズ事務所の名称変更を受け、ジャニーズWESTからWEST.への改名が発表されました。
当記事では現状のグループ名を優先し、「WEST.(旧:ジャニーズWEST )」と表記しています。

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ジャニーズWEST7枚目のアルバム『rainboW』

2021年でWEST.(旧:ジャニーズWEST )はデビュー7周年を迎えました。
そして、2021317日に発売した7枚目のアルバム『rainboW』は、メンバー7人の7年間の進化を具現化した集大成とも言える1枚です。

雑誌の取材でメンバーの神山智洋さんが7周年目のジャニーズWESTはオードブルと表現しており、『rainboW』はまさにWEST.(旧:ジャニーズWEST )の様々な一面が詰まった1枚となっています。

WEST.(旧:ジャニーズWEST )7人が7周年を迎えて発表した7枚目の、7色に輝く虹をテーマにしたアルバムには、関西ジャニーズJr.時代からデビューしてこれまでの想いがぎゅっと詰まっています。

アルバムには、シングル曲の『証拠』や『週刊うまくいく曜日』を始め、SUPER BEAVERの柳沢亮太さんや山崎あおいさんなど今回も豪華アーティスト提供の楽曲が収録されています。

さらにrainboW』の初回限定盤Bには初のメンバーのソロ曲も収録されており、非常にボリュームのあるアルバムです。

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『rainboW』収録曲レビュー

『春じゃなくても』

まず最初にご紹介する『春じゃなくても』は温かみのある熱いメッセージソングです。
ロック調のメロディーと語りかけるような歌詞に元気をもらえる一曲となっています。

楽曲提供はSUPER BEAVERの柳沢亮太さんからで、柳沢さんはSCANDALや井上苑子さんへの楽曲提供も行なっています。

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本曲はアルバムの1曲目に収録されており、ジャニーズWESTらしさを大事にしていく決意を表す一曲とも言えます。

歌声からは7人でデビューを掴みとった彼らの決意と、厳しい芸能界で揉まれながらも好きなことに向かって進化し続けていることが感じ取れます。

また、社会を生きている中で「好きなら好きと 言えますように」や「なんかもっと単純に 笑ってたいよな」という歌詞に共感する方もいるのではないでしょうか。

そして、春や朝といった節目や区切りに関係なくいつでも自分らしく生きていこう、という前向きな歌ですのでぜひ一度聴いてみてください。

『PUSH』

PUSH』はエレクトリックなロック調のセクシーでかっこいいダンスナンバーです。
作詞はJUNさん、Joshua Leungさん、D&Hと数カ国語を操るアーティストによる共作となっており、歌詞には日本語、英語、韓国語、中国語の4ヶ国語が使われています。


英 語 「we goin’ like」=「その調子でいこう」
韓国語 「준비됐어?(チュンビトェッソ)」=「準備はできた?」
中国語 「來跟著我」=「ついておいでよ」
日本語 「Arigatou」=「ありがとう」

歌詞は主人公が女性を口説いて乗り気にさせ、ともにハジけ踊る一夜を描いています。4ヶ国語を盛り込んでいることから主人公は1人ではないという想像もできそうですね。

「押してもダメなら…っていうけれど 君を前に 引く選択肢はない」という一節には男性が女性を乗り気にさせるため諦めない根気強さが読み取れます。
さらに、タイトルをはじめ歌詞に頻出している「PUSH」からは主人公の多少の強引さが溢れている歌詞となっています。

また、ライブ映像では激しいダンスも披露しておりジャニーズWESTは歌えるし踊れるということを改めて表現した一曲でもあります。
『rainboW』のライブDVDは発売されていませんが、発売された暁にはぜひダンスにも注目いただきたい一曲です。

「もっとちょうだいよ」というフレーズを小瀧さんが囁いているのですが、ファンやメンバーが重岡さんと間違えるほど声質が似ています。
重岡さんのキャラメルボイスのように甘い小瀧さんの囁き声にキュンとすること間違いありません。

『週刊うまくいく曜日』

週刊うまくいく曜日』は2021年1月13日に発売された15枚目のシングル曲です。
また、テレビ東京ドラマホリック!にて放送されていた桐山照史さん主演の『ゲキカラドウ』の主題歌でもあります。

サンボマスターの山口隆さんが書き下ろした楽曲で、「明日はまた素晴らしく笑え気がする」という願いが込められているとても前向きになれる歌となっています。

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「必ず光がさすよ 毎日に」「過去も未来も報われる毎日を」という歌詞や明るくノリの良いリズムに自然と前向きになれます。

WEST.(旧:ジャニーズWEST )の楽曲には忙しい毎日を送る人々の心にパワーをもたらす楽曲が数多くあり『週刊うまくいく曜日』もその1つです。
忙しい日々で疲れた時や辛い時に聴いてみてはいかがでしょうか。

また振り付けにはサビの中で手のひらを真っ直ぐに開いて波打つようにリズムに乗る、重岡さんが唐突に考案したアドリブダンスがあります

YouTube限定公開のMVにもダンスシーンが盛り込まれていますので、ぜひチェックしてみてください。

メンバーがとても楽しそうな笑顔でリズムにのって踊る姿は、みている側も笑顔になる素敵な一曲となっています。

『想イ、フワリ』

想イ、フワリ』は北海道札幌市出身のシンガーソングライター・山崎あおいさん作詞の恋愛ソングです。
山崎さんはアンジュルムやJuice=Juiceなどのハロプロ(ハロー!プロプロジェクト)所属のグループへの楽曲提供も多くしており、ハロプロファン間でも話題となった楽曲です。

この曲は「ひらひらと 揺れて 近づいて」という小瀧さんの透き通った高音から始まり、Aメロやサビのハーモニーが爽やかな一曲となっています。

歌詞には「ひらひら」や「ひゅるりら」といった擬音語を用いている箇所が多く、疾走感のあるメロディーですが歌声にやわらかさが出ています。

また、空を舞う花びらのように離れたり近づいたりしながらも、愛する人との想いを大切に重ねていきたいという気持ちが伝わってくる歌詞となっています。

「いつか赤い糸がほどけたって 結び目からはじめよう」というフレーズでは別れを前向きに捉えており、聴いていてグッと胸に響く方もいるのではないでしょうか。

春が近づいてきたら聴きたくなるジャニーズWESTの曲としてもファンから親しまれていますので、ぜひ雪解けの季節が近づいてきたら『想イ、フワリ』を思い出してみてください。

『Big Dipper』


Big Dipper』は初回盤Aのみ収録されている、ジャズとラップを掛け合わせたようなスローテンポの歌です。「Big Dipper」は「北斗七星」という意味を持っています。

これまでもバラードのようなスローテンポの楽曲はありましたが、『Big Dipper』は一味違ったエレガントでスタイリッシュな新しいジャニーズWESTを確立しています。

Aメロの囁かれるような歌声もサビのハーモニーも非常に綺麗でジャニーズWESTの歌唱力が感じ取れる一曲です。
また、藤井さんや神山さんたちの静かなトーンのラップも大人な雰囲気が醸し出されて、普段のラップとは違ったかっこよさがあります。

公式YouTubeにてMVが公開された際、ファンの中で歌声や振り付けはもちろんのこと衣装にも大きな注目が集まりました。

MVではは全員がロングコートを羽織っていて、振り付けに合わせてコートが優雅にはためき曲のエレガントさを引き立てているのです。

歌声だけでもこれまでのWEST.(旧:ジャニーズWEST )から進化しているとわかりますが、動画も合わせて堪能していただきたい歌の一つです。

『革新論理』

革新論理』はジャズ風のメロディーがかっこいい楽曲で、初回盤Aのみ収録されています。エレガントでオシャレなメロディーですが、歌詞は「新しい世の中にしていこうよ」というメッセージ性の高い一曲です。

WEST.(旧:ジャニーズWEST )トンチキソングである『浪速看板息子〜なめたらあかん〜』や『愛の奴隷』作詞・作曲したMUTEKI DEAD SNAKE(ムテキ・デッド・スネイク)さんが作詞しています。
MUTEKI DEAD SNAKEさんはKing & Prince『君は、綺麗だ。』やSexyZoneの『恋が始まるよーー!!!』などジャニーズのグループをはじめ、アンジュルム、超特許など多数のアーティストへ楽曲を提供しています。

編曲はアニソンの編曲を多く手がける鈴木雅也さんが担当しています。
鈴木さんは嵐『We can make it!』やKis-My-Ft2『光のシグナル』、Hey!Say!7『Hey!Say!』などアニメソングからドラマ主題歌まで幅広く手がけている方です。

タイトルにある「革新論理」という単語は存在しませんが、歌詞を見ると単語の意味通り「現状を新しく変える法則」といった意味合いのある曲だと推測できます。

また、フレーズの合間に入る小瀧さんやアウトロの神山さんや桐山さんたちのフェイクが、大人かっこいい高音となっているのでぜひ意識して聴いてみてください。

MEMO

フェイクとはその意味の如く偽りの歌や歌詞を指します。元々のメロディーとは異なるアレンジを加えたり歌いだしや間奏・曲の終わりなどに「oh–」「ya–」「Yeah–」「LaLa」といった、歌詞カードにはない歌詞やメロディーを歌うことなどが該当します。

『Shadows』

Shadows』は通常盤・通販盤のみ収録されており、岡嶋かな多さん作詞のR&B調の楽曲です。
切なくも透明感のある歌声が多くのファンの心を掴んで離さない一曲となっています。

しっとりとした低音も魅力の1つで、特に藤井さんの低音ボイスで披露されるラップは、セクシーさも合わさり多くのファンを魅了しています。

そして、メロディーの雰囲気がデビュー1周年記念アルバム『パリピポ』に収録されていたSCARS』に似ているとファンの間で話題となりました。
特にイントロについては『SCARS』と『shadows』どちらの曲のイントロなのかすぐにはわからないほど酷似しているのです。

しかしながらデビュー1周年と7周年では歌声に磨きがかかり、shadows』は『SCARS』の時よりも大人になった歌声になっています。

7周年を迎え歌唱力や表現力が文字通り進化しているたためジャニーズWESTの成長を感じ取れる曲の1つだと言えるでしょう

『shadows』も『SCARS』もアルバムの通常盤に収録されており比較的入手しやすいため、機会があれば聴き比べしてみてください。

『グッ!!とあふたぬ〜ん』

グッ‼︎とあふたぬ〜ん』は通常盤のみ収録の楽曲でメンバーの神山智洋さんが作詞・作曲しました。
勢い良いメロディーとクラップが特徴の応援ソングでこれまで手がけた神山さんの楽曲とはテイストが異なっています。

神山さんの得意とするロックやカッコいい曲というよりも、和気藹々でジャニーズWESTらしく聴き手に寄り添った応援ソングとなっています。

歌詞の1番目は社会人・主婦目線で2番目は学生目線で描かれた誰が聴いても元気が出る内容で、実際に聴いて元気をもらったファンも多い歌の1つです。

午前中は物事のスタート地点として気合もやる気も高まっていますが、午後になると気分も下がってきますよね。

『グッ!!とあふたぬ〜ん』はそんな昼が過ぎてもまだ残っている時間帯も頑張っていこうと思える歌詞となっていて、「ジャニーズWESTの楽曲がファンの活力になってほしい」という神山さんの思いが込めれています。

ぜひ気分が上がらない午後の時間帯に聴いてWEST.(旧:ジャニーズWEST )のメンバーからパワーをもらってはいかがでしょうか。

『TRICKSTER』

TRICKSTER』は疾走感のあるメロディーのロックでJazzin‘parkより提供された楽曲です。

本曲にはサビの「手を変え品を変え人知れず キミと 夢描くマイスター」といったトリックスターらしい表現がいくつも盛り込まれています。

MEMO

トリックスターとは神話や物語の中で、イタズラや怒り・憎しみを持って行動するキャラクターとして描かれるこの多いキャラクターのことを指します。
神や自然界の秩序や社会規範を破り善と悪の二面性を持っているのが特徴です。

ずっと安定志向でいるよりも自分が望んだ方向に進もうとチャレンジ精神を掻き立ててくれる歌であり、同時にバカみたいに気楽に生きることも大事だと教えてくれる一曲です。

二面性があると言えばジャニーズWESTは楽曲のテイストの差が激しく、歌唱力とダンスのうまさを披露したかと思えば突如トンチキソングへ切り替わる二面性を持ち合わせています。

7周年を迎えてもなお新たな一面を見せているので、そのギャップと進化具合に感銘を受けたファンやアーティストも多くいるでしょう。

TRICKSTERは7周年を迎えた77色の顔を見せてくれるジャニーズWESTらしい歌でもあります。

『DOKODA』

DOKODA』はジャニーズWESTらしいわちゃわちゃ感満載のヘビメタソングです。
そして、本アルバム内で唯一のジャニーズトンチキソングでもあり、イントロはとってもかっこいいのにメンバーがそれぞれの必需品を探す歌となっています。
作詞・作曲は先述の『革新論理』を作詞したMUTEKI DEAD SNAKEさんが担当しています。

シックな『革新論理』と違って『DOKODA』はWEST.(旧:ジャニーズWEST )史上1番と言えるほどのトンチキソングで衝撃的な入り出しとなっています。
必需品を探す歌のはずが、開口一番に「淳太は 淳太は 淳太は 淳太は」とメンバーの中間淳太さんの名前が連呼されるのです。

これにはファンはもちろんのこと中間さん本人も初めて音源を聴いた時に驚いています。
ちなみに「淳太」を必需品としているメンバーは重岡さんで、最年長である中間さんをいじり倒していることから「中間淳太=必需品」と認識されたようです。

さらに驚くことに、作詞にメンバーは一切関わっていないのにメンバー7人の必需品が見事に面白おかしく歌詞に盛り込まれています。

『DOKODA』のインパクトのある歌詞に意識が行きがちですが、実はテンポが非常に早く相当な歌唱力が必要でWEST.(旧:ジャニーズWEST )の歌唱力だからこそ実現した曲なのです。

ジャニーズのグループはトンチキソングが多いことでも知られていますが、中でもジャニーズWESTはトンチキソングが多くありますのでぜひお気に入りの一曲を探してみてください。

『革新論理』と同じMUTEKI DEAD SNAKEさんが手がけているとは思えないほどテイストが異なっているので驚いた方も多いでしょう。
2曲を聴き比べて作詞・作曲家の振り幅の広さからジャニーズWESTを味わうのも面白そうですね。


メンバーの必需品一覧
重岡大毅 → 淳太(中間淳太)
中間淳太 → リップクリーム
藤井流星 → パチカ
(パチカ:西アフリカの民族楽器を元にした、2つの木の実が紐で繋がれた打楽器)
桐山照史 → ご飯
神山智洋 → ゲーム機
小瀧 望 → ダンベル
濵田崇裕 → 肩

『We can‼︎』

We can!!』はポップなミュージカル風の曲で、作詞はKomei Kobayashiさんが手がけています。

Komei Kobayashiさんはジャニーズ事務所所属アーティストへの楽曲提供がとても多く、V6やKinKi Kidsをはじめ、Hey!Say!JUMP、SexyZone、SnowManなどの楽曲制作を手がけています。
WEST.(旧:ジャニーズWEST )では『Summer Dreamer』や『迷宮SUMMER』『傷だらけの愛』などを手がけていました。

『We can!!』はメンバーの楽しさや笑顔が伝わってくる楽曲で、ミュージカルのように元気にダンスやステップを踏みたくなる、明るく陽気なメロディーが特徴です。

動画では「足跡並べて」と歌いながら7人が順に回転して足を見せるダンスがとても可愛らしいので、ぜひ一度視聴してください。

「僕」と「君」が一緒にいれば無敵でなんでもできるという未来に希望を持った歌詞で、まさに「We can!!」というフレーズがぴったりです。

また、「僕」と「君」はWEST.(旧:ジャニーズWEST )とファンのことだと捉えることもできます。
今は声を出したり満席でのライブを行うことが難しい世の中になってしまいましたが、メンバーとファンの想いは離れることはありません。

日々応援してくれるファンがいれば夢に描いた未来を実現できる、『We can!!』にはそんな思いも込めれているのではないでしょうか。

『Paradise』

Paradise』はジャニーズWEST史上初の全編英語の歌詞の大人かっこいい楽曲で、通常盤・通販盤のみ収録されています。
作詞はシンガーソングライターのmilet(ミレイ)さんが手がけています。

miletさんはデビュー曲『inside you』がドラマの主題歌に抜擢され、人気急上昇中の女性アーティストです。
カナダへの留学経験もあり、英語の歌詞に深い意味を落とし込んでいることでも定評があります。

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全編英語の歌詞というだけでも難しいはずなのに、『Paradise』ではではネイティブのような発音を身につける高度なスキルも必要となります。
おそらくアルバム内で最も練習を積んだメンバーの努力が垣間見れる一曲です。

中にはmiletさんの歌い方に寄せたフレーズもあり、普段とは違うメンバーの歌声を聴くことができるのもこの曲の魅力です。
特に神山さんや小瀧さんはmiletさんの歌い方を意識していると、濵田さんがラジオで話しています。

歌詞は「Moonlight」という日時や場所が想像しやすい出だしは物語のようで、若い男性が年上の女性を自分のものにしようとする様子が丁寧に描かれています。

本曲は男性目線で歌われていますので、和訳を見ながらどこをどのメンバーが歌っているのか照らし合わせながら聴いてみると新たな発見があるかもしれません。

『証拠』

証拠』は2020年6月24日発売のWEST.(旧:ジャニーズWEST )14枚目のシングルで、藤井流星さん・神山智洋さん主演の日本テレビ系シンドラ『正しいロックバンドの作り方』の主題歌でもあります。

作詞・作曲は『shadows』作詞の岡嶋かな多さんと、『TRICKSTER』作詞・作曲のJazzin’parkが手がけた共作です。
岡嶋さんは濵田さんと神山さんのユニット曲『GOD DAMN』や、『Don‘t Stop Loving』『黎明』などの作詞も手がけた人物でもあります。

『証拠』は「人生」をテーマにしたメッセージ性の強い応援歌で、疾走感のあるバンドサウンドに合わせてメンバーが熱く歌い上げる一曲となっています。

歌は藤井さんソロで静かに始まり、メンバー同士のハモリを織り交ぜながらサビでは一気に7人全員が歌うことで一層力強さが増しています。

「頑張っている証拠だよ」「らしく行こうぜ」といった励ましの言葉とメンバーの熱い気持ちが込めれた歌声にグッとくる方も多くいるのではないでしょうか。

MVではコンクリートや鉄筋の建物の中で歌っているのでクールで無骨な印象があります。
しかし、歌詞に合わせてメンバーの表情にも変化があり、神妙な面持ちのAメロからサビで力強く、ロックな一面を見ることができます。

ぜひ辛い時や悲しいことがあった時には『証拠』を聞いてみてください。
ジャニーズWEST持ち前の熱く力強い歌声に力をもらえるはずです。

『Rainbow Chaser』

Rainbow Chaser』は本アルバム『rainboW』のリード曲で、デビュー7周年を迎えたジャニーズWEST7人に相応しい楽曲です。
中には曲を聴いて涙ぐんだ方もいるほど真っ直ぐな歌詞が響いてきます。

『Rainbow Chaser』は力強い歌声に優しいメロディーと綺麗なハーモニーが重なっていて、メンバー7人の過去・今・未来に込めた熱い思いが深々と伝わって来る楽曲です。

また、ピアノだけのイントロやサビ冒頭で歌以外の演奏が止むブレイクといった演出が組み込まれており、歌詞や歌声に込められた熱い気持ちが引き立っています。

タイトルの「Rainbow Chaser」は「夢追い人」を意味しています。
夢や理想に向かって走り続け好きなことをとことん突き詰めた人たち、それこそが今のWEST.(旧:ジャニーズWEST )なのです。
まさにコンセプトの「7⼈が全⼒で奏でるメロディーは、笑顔を繋ぐ虹になる」を体現化した楽曲と言えるでしょう。

「代わりなどいない ピカソみたいに7色の世界 塗り替えよう」という歌詞もあるように、邪道を王道として突き進む彼らだからこそ表現できる、個性あふれる7色の世界を広げていってほしいですね。

公式YouTubeではYouTubeのために撮り下ろしたオリジナル動画が配信されていますので、こちらもぜひチェックしてください。

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