ONF(オンエンオフ) ー “名曲の宝庫”として大注目! 日本人を含むメンバーや経歴を徹底解説!

ONF(オンエンオフ) ー “名曲の宝庫”として大注目! 日本人を含むメンバーや経歴を徹底解説!

『Road to Kingdom』出演をきっかけに、聴く人の心を掴む楽曲へも熱い視線が注がれるオネノプことONF(オンエンオフ)

ここでは、ONFの経歴やメンバー紹介に加え、彼らの魅力を引き出すプロデューサー集団MonoTreeについてもお伝えしたいと思います。

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ONF 5年間の軌跡

2017年デビュー

練習生時代から先輩アイドルB1A4OH MY GIRLのステージに出演していたこと。そして事務所にとって約7年ぶりの新グループということもあり、大きな期待を背負いながらのデビューとなりました。

「ON」+「OFF」という造語から生まれたグループ名。対極にあるONとOFFのように、歌唱とダンスとラップ、それぞれに長けたメンバーが集結したことを表しています。

現に歌唱力に長けたONチーム、パフォーマンスに長けたOFFチーム、どちらも兼ね備えた&(N)チームと3つのユニットに別れており、ONチームのリーダー・ヒョジン、OFFチームのリーダー・J-USとリーダーが2人いることも珍しい部分です。

また、カリスマ性溢れるステージ上の姿だけでなく親しみのあるOFFの姿をみせるグループであることも表しています。

2020年にはV LIVEを計477回配信したり、『KーPOPアイドルスター陸上大会』では観覧しに来てくれたファンのため手紙を書いたり、交流も欠かしません。

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2017年『MIXNINE』出演&2018年日本デビュー

平均練習生期間7年。芸能学校や音楽スクールに通っていたメンバーも多く、実力は折り紙つきです。

それはサバイバル番組『MIXNINE』での評価にも表れています。

  • ヒョジン:SE7ENに似ていると評価。ずっと上位を守り続け、ショーケースではセンターに抜擢。
  • J-US: 1DAYミッションでダンスも歌も合格をもらい、マルチな才能を発揮。
  • E-TION:ボーカルアベンジャーズといわれたチームで東方神起『Love in the Ice』を披露。
  • WYATT:ラッパーなのにボーカル曲を選択し、心配の声が。本番ではWYATTがまとめてくれたから素晴らしいステージだったと評価。
  • MK:プロデューサー皆が「隠れた宝石を見つけた気分だ」と彼の声を大絶賛。
  • U:「颯爽とした踊りだ」と評価。 振り付けも担当し、他のチームからもダンスを見てほしいと頼まれた。
  • ラウン:ベビーフェイスが人気を集め、国民投票で1位に。

ヒョジンとラウンはデビューメンバーにも選ばれましたが、事務所側の都合によりデビューが白紙に。

ただ、ヒョジンは多くのことを学び、より一層成長できたと語っています。

現に、番組終了後の2018年8月。ビクターエンタテインメントから日本デビューを果たし、新たなステップを踏み出しました。

2019年アジア進出&メンバー脱退

2019年には「アジアツアーファンミーティング」と題し、香港や台湾、シンガポールでも公演を開催。

その結果、 「韓国文化芸能大賞」では見事KーPOP歌唱賞を受賞したのでした。

ただ、8月には&(N)チームのラウンが脱退。しかも、コロナウイルスの影響によりヨーロッパツアーも延期されてしまうのです。

2020年『Road to Kingdom』出演

そんな中、出演することとなった『Road to Kingdom』。彼らの奮闘模様をみていきましょう。

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90秒パフォーマンス:5位

ONFの魅力を伝えることを最大の目標としていたメンバー。

彼らの強みである「ストーリー性」を重視したステージを披露しますが、結果は決して満足いくものではありませんでした。

第1ステージ:3位

テーマは王の歌。初のパフォーマンス終了後、悔しい思いを抱えながらすぐに会議室に集まり、アイデアを出しあうメンバーたち。

SHINee『Everybody』にEXO『MAMA』のような魔王の雰囲気を合わせ、ステージを作り上げました。

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第2ステージ:3位

テーマは私の歌。持ち歌We Must Love』と『Moscow Moscow』を合わせ、新たな曲に生まれ変わります。

We Must Love「記憶を失ったんだろうか僕たち二人は」

Moscow Moscow「魔法にかかって記憶を奪われたのかも」

という歌詞からステージでも「記憶」をポイントとし、魔法にかかり人形となった男性×記憶を奪われ人形師となった女性が主人公。

人形師役を演じたのはOH MY GIRLのユア。彼女が仮面を外しているときは記憶が奪われる前を、仮面をしているときは記憶を失った現在を表すのだそうです。

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第3ステージ:1位

コラボステージ。タッグを組んだのはPENTAGONでした。実は互いに1位になれず苦しんでいたグループでもあり、曲選びから入念に相談していました。

そして、何とONFにとってもPENTAGONにとっても初の1位獲得となるのです。

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第4ステージ:1位

KーPOP界のキングRAINの曲ということもあり、メンバーたちも「RAIN先輩にしか出せない表現だ」とONFらしいIt’s Rainingをつくりだすのに苦労していました。

そこで、マイケル・ジャクソンらしさと曲中の息遣いに注目。

振り付けを担当したUはマイケル・ジャクソンの曲で見られるジェスチャーをふんだんに取り入れ、息遣いは緊張から溢れる…といった新しい意味合いとして盛り込みます。

最終的に2位という結果で幕を閉じますが、放送期間にボーイズグループのブランドビッグデータ分析で4位を獲得したところからも、知名度UPに大きく繋がったことが分かります。

番組終了後、初のタイトル曲『Sukhumvit Swimming』ではデビュー3年目にして初の音楽チャート1位

続くタイトル曲『Beautiful Beautiful』ではデビュー後初、音楽番組で1位を獲得し次々と夢を叶えているONFです。

 

年齢順にメンバーを紹介

メンバー全員で作詞を担当した自己紹介ソング『My Name Is』と共にご覧下さい!

【優しさ溢れるリーダー】ヒョジン

  • 名前:キム・ヒョジン
  • 生年月日:1994年4月22日
  • 身長:172cm
  • ポジション:ONチームリーダー(メインボーカル)

高1の時からボーカルレッスンを受け、歌唱賞を受賞したり学園祭でも歌声を披露していました。

感情を揺さぶる歌唱力の持ち主で、K-POPジャーナリストJoy Parkも心掴まれる歌手に彼の名を挙げています。

その歌唱力を生かし、覆面歌王に出演したり、OSTを担当することも。

また、学生時代にピアノを学んでいたので弾き語りを行うこともあります。

ONFのジェントルハートといわれるほど、優しくお母さんのような存在であるヒョジン。

例えば夜の社屋で怖がるJ-US&Uのため駆けつけたり、ファンに月を見せるため望遠鏡を準備してくれたり。

メンバーも意見が分かれたときにまとめてくれたり、歌の練習のときはディテールまでチェックしてくれるヒョジンに感謝しているようです。

一つだけヒョジンにもイラつく瞬間が。実は食べることが大好きで、ダイエット中は食事の話を聞くだけで機嫌が悪くなるんだそうです。

【表現力に長けたボーカリスト】E-TION(イーション)

  • 名前:イ・チャンユン
  • 生年月日:1994年12月24日
  • 身長:173cm
  • ポジション:ONチーム(リードボーカル)

中1の時にBIGBANGの影響で歌手を目指します。

ただ、学生時代は両親から活動を反対されたため、高卒後アルバイトをし、スクールに通い出しました。

今では両親も着信音をONFの曲にしてくれたり、スケジュールも全部チェックしてくれているそう。

感情表現豊かなE-TIONは、初めてのステージでも思わず涙し、『Road to Kingdom』出演時には誰よりも大きなリアクションを取っていました。

ボーカリストとしても豊かな感性を生かし、楽曲によって表現の仕方を変えるため、作曲家たちからはカメレオンといわれているそう。

また、デザインを考えることが好きで、公式グッズの製作にも携わっています。

日本語と中国語も話せるのですが、アニメで学んだ日本語は「ありがとうござる」と癖のあるもの。

他にも物を無くしたりご飯をこぼしたりという姿が多くみられ、同じく天然なSF9 ジェユンと共にパットとマットというコンビ名で親しまれています。

ちなみにコンビ名の由来はE-TION&ジェユンの間抜けな姿が、男の子2人のドタバタ劇を描いたパペットアニメ『Pat&Mat』を連想させるからだそうです。

【オールマイティーリーダー】J-US(ジェイアス)

  • 名前:イ・スンジュン
  • 生年月日:1995年1月13日
  • 身長:174cm
  • ポジション:OFFチームリーダー(リードダンサー、サブボーカル)

同じくリーダーのヒョジンとは中学の同級生。1年では同じクラスで、一緒にお菓子を隠れて食べたり給食を盗み食いし、怒られたそうです。

高校進学の頃、SHINeeのステージを見てスクールに通い出すJ-US。何とそのボーカルスクールにはヒョジンも通っていたのです。

高3年の時にヒョジンと共に現事務所に入り、まさに切っても切り離せない縁の二人ですが、月末評価時に1、2位を争う間柄だったからこそ、練習生時代は1日3回も喧嘩していたそう。

OFFチームの中でも特にスレンダーであることから、重厚感のあるWYATTの躍りとは対照的な軽やかなダンスが特徴的です。

また、覆面歌王に出演した際には「OFFチームがこんなに上手だったら、ONチームは本当に上手なんだね」というコメントをもらうほど、歌唱スキルも高いJ-US。

地声が高いことを生かし、高音域も透き通った綺麗な声で悠々と歌い上げます。

パフォーマンスのこととなると、プロ意識からか自分にもメンバーにも厳しくなるJ-US。

ファンミーティングでは「メンバーに厳しい」と紹介されていましたし、自身の練習のときも長いときで12時間も練習室に籠るそうです。

MIXMINEの収録日に祖母を亡くしたJ-US。審査では明るい姿をみせながら、インタビューでは涙し「リーダーだから雰囲気を壊すわけにはいかない」と語る姿を見ると、優しさと厳しさを備え持つお父さん的存在であることが分かります。

MEMO

昔からSHINeeテミンのオタクであるJ-USは、練習生時代から『Goodbye』を披露したり、イヤホンゲームをしたときもアメリカという言葉をテミンと聞き間違えていました。

テミンと初めて会ったのは音楽番組。サインをもらい、写真も撮ってもらって喜んでいました。

しかも、共演した日にテミンの『WANT』が1位を獲得し、出演者としてその瞬間を見届けることができました。

【唯一のメインラッパー】WYATT(ワイアット)

  • 名前:シム・ジェヨン
  • 生年月日:1995年1月23日
  • 身長:175cm
  • ポジション:OFFチーム(メインラッパー、リードダンサー)

12歳の頃、RAINに憧れて歌手を目指します。5年間はカザフスタンで生活していたため、その間に国際学校で学んだネイティブな英語力は、チームの力となっています。

帰国後、高校は舞踊科に進み、スクールにも通ってダンスを本格的に学ぶようになります。

そのスクールには、J-USも通っており、彼いわく当時からクランプの実力者で、フリースタイルが踊れる数少ない生徒の1人だったそう。

ボクシング経験があるからか、OFFチームの中でもダイナミックな踊りが特徴です。

そして、何よりWYATTの魅力は、洞窟ボイスといわれる声。

唯一のメインラッパーとして低い声を生かしたダークラップはもちろんのこと、ラップメイキングを手がけることもあります。

ダンスにしてもラップにしてもクールな印象を与えるWYATTですが、愛嬌たっぷりな少年心も持ち合わせており、ぶりっ子ポーズをしてみたり虫を怖がる姿から姫というあだ名もつけられています。

【爽やかなレモンボイス】MK(エムケイ)

  • 名前:パク・ミンギュン
  • 生年月日:1995年11月16日
  • 身長:180cm
  • ポジション:ONチーム(リードボーカル、サブラッパー)

8歳の時にgodを見て、歌手を目指します。MKの母がラジオに音声出演したときも、人前で歌い踊るのが好きな子供だったと語っていました。

ただ元々は特徴的な声を生かせるトロット歌手やバラード歌手を目指していたんだとか。

高1の頃にK.Will等を輩出したSTARSHIPエンターテインメントに入所し、レッスンを続けるうちにアイドルを志すように。

そして、2014年STARSHIPエンターテインメント発ボーイズグループのメンバーを決める番組『NO.MERCY』に出演。

この番組でデビューが決まったのがMONSTA Xですが、MKは惜しくも脱落。

ただ、MKは持ち前の天真爛漫さで盛り上げ、MONSTA Xジュホンは「一緒にデビューしたいメンバーは?」という質問でMKを選んでいました。

特技のギター&レモンボイスといわれる爽やかな声を生かし、soundcloudにカバー曲や自作曲をUP。

さらに、ロートンラッパーWYATTとは対をなすハイトーンラッパーとしての魅力もあります。

ONFの中でも特に変わり者なMK。V LIVE配信するとバッテリー切れで39秒で終了したり、はたまた5時間レゴし続けたり、メンバーでさえもMKの頭の中は計り知れないそう。

また、車に轢かれそうな猫を身を挺して守ったり、雀を動物病院に連れて行ったりと心優しい性格の持ち主でもあります。

【ダンススキルNo.1】U(ユー)

  • 名前:水口裕斗
  • 生年月日:1999年3月16日
  • 身長:170cm
  • ポジション:OFFチーム(メインダンサー、サブボーカル)

EXILEのバックダンサーとして、ステージに上がったことを機にアイドルを目指します。

スクールからの帰宅途中にJYPエンターテインメントからスカウトされ、中学卒業と同時に渡韓しますが程なくして退所し日本に帰国。

練習生時代を共に過ごしたサナ(TWICE)&ユウト(PENTAGON)とも交流があるようです。

OFFチームの末っ子ですが、ダンススキルはメンバー内でもトップクラス

ダンスサバイバル番組『Dance War』に参加し、WYATTもUの前で踊るのは未だに緊張すると語ります。

振り付けに動画編集、領収書管理、片付けまでこなすしっかりもの。

『Road to Kingdom』のときも皆が位置を間違えないよう、練習室に印をつけてくれました。

ゴキブリが怖くて洗濯機を回せなかったり、夜の社屋を探検する際もおばけを怖がったり、守りたくなる一面も兄達を虜にしています。

旧メンバー

【俳優にも挑戦】ラウン

  • 名前:キム・ミンソク
  • 生年月日:1999年8月11日
  • ポジション:&(N)チーム(メインダンサー、サブボーカル)

唯一の&(N)チームとして、KCONの『We Must Love』ステージでもスタート時のセンターを務めるなど重要な役割を果たしていました。

ドラマ『ふっくらとした恋愛2』にも出演し、活動の幅を広げていた矢先の2019年8月。

突如事務所から個人的な事情により、脱退が発表。2020年12月には、Instagramを開設し約1年ぶりに近況を伝えました。

最強プロデューサー集団MonoTree

ONFのデビュー時から楽曲の作詞作曲を手掛けているプロデューサーチームMonoTree

大手事務所SMエンターテインメントのアーティストとも度々タッグを組んでいることから、KーPOP界隈にはファンも多い集団です。

ここではMonoTreeの設立者3人の内、ファン・ヒョン&イ・ジュヒョンの提供曲を紹介したいと思います。

ファン・ヒョン『We Must Love』

全ての表題曲に携わっていたり、『Road to Kingdom』でも編曲を担当していたので、ONFファンからは父と呼ばれています。

とあるインタビューにて「どれだけ流行に乗っていても、自分が感動できる曲でないと大衆にも感動してもらえない」と語っていたファン・ヒョン。

彼が制作した1曲が『We Must Love』。サビは「Ab7ーG7ーCmーFまたはBbm7」(6ー5ー1ー4または7)という進行のループです。

世の中には小室進行といわれる6451進行を使用した楽曲も多いのに対して、「6514」「6517」とひねりを加えているところからも自分の音楽をつくるという意気込みだったり熱意だったりが伝わってきます。

しかも、最後にBbを持ってくることによって「Bb→A→Ab」と半音ずつ下りループに繋げることができていて、複雑ながら自然な流れにするための工夫があるからこそ、皆彼の楽曲に虜になるのでしょう。

イ・ジュヒョン『If We Dream』

「アイドルとバラードを区別したくない」という思いのあるイ・ジュヒョンは、MonoTreeの中でも異色の存在。

『If We Dream』もピアノ+ボーカルで構成され、パフォーマンスの際も踊らず歌のみというアイドルでは珍しいスタイルです。

こうしたボーカリストの魅力を最大限に引き出すスタイルは彼が提供したEXO『MY ANSWER』、OH MY GIRL『Flower Tea』でもみられます。

コロナ禍の中で飛躍を遂げた

コロナの影響により活動に制限がかかりながらもここ1、2年はONFが特に飛躍した年でもあります。

現に、アメリカのタイム誌が発表した「2021年現在最高のKーPOPソング」にも彼らの楽曲が選ばれました。

長年培ってきたメンバーのスキルはもちろんこと、唯一無二の楽曲を生み出すMonoTreeの存在も世界で認められつつあるのです。

海外からも注目を集めるONFに益々目が離せませんね!

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