次々と新しいグループが誕生しているK-POPアイドル界。
現在デビューするグループは第4世代と言われています。(2023年5月現在)
実際にはいつからが第4世代なのかと疑問に思っている方も多いはず。
この記事ではK-POPアイドルの歴史を振り返りながら、世代別の特徴や代表グループなどを紹介していきます。
目次
K-POP世代別解説
ここからはK-POPアイドルの第1世代から最新の第4世代まで順に紹介していきます。
実際のところK-POPアイドルの世代区分は曖昧な部分も多いのが事実。
そこで今回は大きく4つの世代に分けて紹介していきます。
第1世代(1996年~2004年)
まずはK-POPアイドルが誕生した第1世代。
韓国でソロ歌手やバンドが人気を集めてた時代に、アイドルの原型を作った伝説的グループソテジワアイドゥルの解散後、ボーイズグループH.O.T.(エイチオーティー)がデビューしたことをきっかけに第1世代が始まったとされています。
K-POPアイドル文化の誕生
第1世代の特徴といえば今に通ずるアイドルの形やアイドル文化が誕生したこと。
元祖アイドルとも言われているH.O.T.は、1996年にデビューしたSMエンターテインメント初のグループ。
10代の若者から圧倒的な支持を得て社会現象を巻き起こしました。
H.O.T.のヒットによりアイドルという存在が韓国に浸透してアイドルブームが起こると、H.O.Tに対抗してDSPメディアからSechs Kies(ジェクスキス)がデビューしたりと、次々にK-POPアイドルが誕生しました。
また、メンバーの中で役割分担をしたり、それぞれのキャラクターを活かした活動を行ったのもこの頃から。
H.O.T.のメンバーにもリードボーカルやラッパーなど、それぞれにポジションがありました。
第1世代は今のK-POPアイドルの基盤を作ったと言っても過言ではありませんね。
ファンダム文化の形成
第1世代のもう1つの特徴といえば、今に通ずるファンダム文化が形成されたこと。
アイドルの活動を支えるファンダムや公式ファンクラブというものは、H.O.T.の爆発的な人気とともに誕生したとされています。
インターネットも普及していなかった時代にもかかわらず、当時H.O.T.の公式ファンクラブClub HOTの最多会員数は10万人に及びました。
応援グッズを使ったり、曲の間奏部分で合いの手を入れる掛け声などの応援方法も、Club HOTが初めて行ったことだと言われています。
ライブ会場に駆けつけたH.O.T.のファンは、グループの公式応援カラーである白色のレインコートをはおり、白色の風船を振るなどして応援していました。
ちなみに人気韓国ドラマ「応答せよ1997」の中では、当時のファン文化がとてもリアルに描かれています。
H.O.T.の大ファンである主人公が推し活に励む様子や、H.O.T.のライバル的な位置づけとされたグループSechs Kiesのファンとの対立も見どころです。
第1世代を代表するボーイズグループ
H.O.T.
Sechs Kies
神話
godなど
H.O.T.を筆頭に熱狂的な人気を得ていた第1世代のボーイズグループ。
同時期に活動するグループはライバル構図が形成され、ファンの応援にも熱が入りました。
第1世代で韓国アイドル界の2大巨頭と言われていたH.O.T.とSechs Kies、そして2000年代の始めに全盛期をむかえた神話とgodがライバル構図となっていたことは有名です。
第1世代を代表するガールズグループ
S.E.S.
Fin.K.L
Baby V.O.X
BoAなど
SMエンターテインメントはH.O.T.を輩出して成功を収めると、初のガールズグループS.E.S.(エスイーエス)を誕生させました。
H.O.T.が元祖K-POPアイドルならば、S.E.S.は元祖K-POPガールズグループと言われる伝説のグループです。
また、2000年にデビューしたBoA(ボア)も後の世代に大きな影響を与えています。
BoAの頃から厳しいトレーニングを積んでデビューする流れができ、海外進出に向けて外国語を学ぶことも増えました。
BoAは2000年以降に活躍していることから1.5世代と言われたりもします。
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