K-POPの世代とは? レジェンドから新人まで第1世代~第4世代を徹底解説

K-POPの世代とは? レジェンドから新人まで第1世代~第4世代を徹底解説

第4世代(2019年~現在)

第4世代はこれまでの韓国三大事務所にBTSを輩出したHYBEが新しく加わり、4つの芸能事務所が乱立する時代となりました。

第4世代ではこの四大事務所からも、第3世代で活躍したアイドルの後輩グループが次々と誕生。

JYPITZY(イッチ)HYBETOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー)など、第3世代グループの弟分妹分としてデビューする新グループは、デビュー前から高い関心と期待が寄せられます。

第4世代は現在進行形なので世代の区分も曖昧ですが、第4世代のグループはBTSの世界的な人気が出始めた2017年以降にデビューしたことや、主に2000年代生まれのメンバーで構成されていることも特徴の1つです。

デビュー時から高い実力を兼ね備えた完成型アイドル

第4世代のアイドルはデビュー時から洗練されたパフォーマンスを披露し、歌唱力パフォーマンス力、そしてビジュアルまで全てがハイスペックであることから、完成型アイドルと言われています。

メンバーの年齢は若いとはいえ、BTSやTWICEなどトップを走り続ける先輩グループと対等に戦う必要があるため、デビュー時にはすでに完成された状態であることが求められるようになったのです。

さらに作詞・作曲プロデュースなどもメンバー自ら手掛ける、自主制作アイドルも高い評価を受けています。

グループ内にプロデュースチームを持つStray Kids(ストレイキッズ)や、天才プロデューサーと呼ばれる(G)I-DLE(ジーアイドゥル)のリーダーソヨンなども、グループの楽曲プロデュースをしていることで有名です。

デビューと同時に世界へ

第3世代のおかげで第4世代のアイドルは、デビューと同時に海外でも脚光を浴びるようになりました。

早ければデビュー前から世界的な注目を集めることもあり、各事務所もデビュー前の企画段階から海外市場を念頭に置いて戦略を練っています。

BTSの後輩グループTOMORROW X TOGETHERの場合、デビュー2カ月後にはアメリカ6都市でショーケースを開いたりもしました。

一方で、韓国国内よりも先に海外のファンダムで人気を得る場合もあります。

2018年にデビューしたATEEZ(エイティーズ)中小事務所輩出のグループながら、韓国よりも先にアメリカで人気を得たグループ。

デビューから約2年後となる2020年にTwitterが発表した「2020年アメリカで最も多くツイートされたミュージシャン」では、BTSカニエ・ウェストビヨンセドレイクの後に続いて5位にランクインしていることからも、その注目度の高さが分かります。

ファンコミュニティプラットフォームの台頭

第4世代では既存のSNSだけでなく、bubbleUNIVERSELysn、そしてWeverseなど新しいコミュニティプラットフォームを活用し、アイドルとファンとの相互コミュニケーションを実現しています。

新型コロナウイルスの流行により、デビュー後のワールドツアーや対面でのファンミーティングなどができなかった第4世代は、オンラインでの活動がより重要視されました。

Twitterなどの従来のSNSに比べて新しいプラットフォームはより親近感を感じられ、アイドルとファンの絆を深める役割を担っています。

第4世代を代表するボーイズグループ



TOMORROW X TOGETHER
ENHYPEN
Stray Kids
TREASURE
ATEEZ など

第4世代も依然としてサバイバルオーディション番組への関心が高く、ENHYPEN(エンハイプン)Stray Kids、そしてTREASURE(トレジャー)などもオーディション番組から誕生したグループです。

番組はリアルタイムで世界中に配信されているため、デビュー時からグローバルな人気を獲得しています。

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第4世代を代表するガールズグループ



(G)I-DLE
ITZY
aespa
IVE
LE SSERAFIM
NewJeansなど

2022年はとくにガールズグループの活躍が目立った1年でした。

ガールズグループ戦国時代と言われるほど、個性豊かな新ガールズグループが次々と誕生したのです。

IVE(アイヴ)をはじめKep1er(ケプラー)LE SSERAFIM(ルセラフィム)NewJeans(ニュージーンズ)はデビューしてから1カ月も経たないうちに地上波1位を達成し、第4世代のガールズグループ全盛期を迎えています。

また2022年は(G)I-DLEの人気が急上昇した年でもあり、「TOMBOY」そして「Nxde」とヒットを連発。デビュー5年目にしてキャリアハイを記録しました。

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K-POPアイドル界のこれからに期待!

ここまでK-POPの世代について解説してきました。

第1世代でアイドル文化が誕生してから年々進化し続けてきたK-POPアイドル界。

SNSを活用したマーケティングで韓国から世界へとアイドル市場を拡大し、第3世代ではBTSBLACKPINKなど巨大ファンダムを持つスーパースターも誕生しました。

現在の第4世代は、現在もなおK-POPアイドル界の最前線を走り続ける第2世代第3世代恩恵を受けながらも、彼らを超えなければならないという期待責任を抱きながら活動していることでしょう。

今後の第4世代の活躍にも期待しながら、K-POPの歴史の変化を見守っていきたいです。

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