洋楽ボカロ名曲6選 – 海を渡ったボカロ文化! 海外ボカロPによる名曲を徹底解説

洋楽ボカロ名曲6選 – 海を渡ったボカロ文化! 海外ボカロPによる名曲を徹底解説

Punch It, Punk! – Ferry

SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseさんの歌声を元にした「VOCALOID4 Library Fukase」を制作に使用したり、ストーリー性豊かなPVを作ったりと、何かと話題の尽きないボカロP・Ferryさんの作品。大人っぽく綺麗な歌声が特徴のVOCALOID・結月ゆかりがボーカルを務めています。

楽曲のおおまかなストーリーは、「荒れた街で暮らす好奇心旺盛な少女がひょんなことから危険に巻き込まれ、そこへ突如現れた青年に助けられる」→「しばらく(半ば強引に)同居することになり、何か凄いことが起きそうだとワクワクする少女」→「しかし、青年の正体は恐るべき殺人機械だった!」というもの。

ラストに謎を残した終わり方は、ファンの間で「考察がはかどる」と評判。

設定が非常にユニークで、なおかつポップなイラストが使用されているため短編アニメのように楽しめる作品です。

サウンドに関しては、Ferryさんが「かなりシンプルな曲」とコメントしているように少ない音数で構成されており、そのぶん軽やかでスピーディー。歌詞を邪魔することなく、劇伴に似た役割を果たしています。

i DO what i WANT(やりたいことをやる) – KIRA

「MONSTER/KIRA」「Circles」など多くの名曲を生み出し、日本のボカロファンにも根強い人気を誇っているKIRAさんの作品。YouTubeでの再生回数は180万回を突破しており(2022年5月時点)、今なお世界中のリスナーを魅了し続けている人気曲です。

「周りがあれこれ言ってくるのなんか気にしない、私は私のやりたいようにやるんだ」という力強いメッセージが全体を貫いています。

自信に満ちた歌詞はリスナーの背中を押してくれているようでもあり、初音ミク自身が「私は私のやりたいように音楽をやる!」と思いの丈を叫んでいるようにも感じられます。

また、サウンドは非常にノリノリで、踊り出したくなるビートが特徴。目まぐるしいフレーズの変化やラップなど難しい要素を取り入れていながら、初音ミクの個性を全く無駄にせず、むしろポテンシャルを十二分に発揮させているKIRAさんの調声技術は見事です。

Lie – Circus

2曲目に紹介した「Copycat」のCircusさんによる、切ないバラードソング。2012年8月3日にリリースされたデジタルアルバム「Lucid(Deluxe Edition)」の収録曲です。

この楽曲では、恋人と自分の間にある愛情が偽物(=Lie)であると分かっていながら、離れることのできない苦しさや悲哀が歌われています。

曲中で何度も繰り返される「We’ll always be so perfectly happy」(私達はこれからも最高に幸せだよ)というフレーズが、タイトルとの対比も相まってより悲しく聞こえてきます。

物憂げな雰囲気の楽曲も得意とする巡音ルカの声は、悲しい恋を歌った「Lie」と相性抜群です。また、8分音符で揺れ動く寂しげなピアノの音や、深い海の底を連想させる反響音が孤独感をいっそう際立たせています。

さらに、PVのアニメーションに登場する女性の表情も特徴的です。途中までは力を失ったように無表情のまま歌い続けますが、ラストのサビ直前、しゃくりあげるような声が入った途端に女性の両目からは涙が溢れだします。

ボーカルとアニメーションの見事なシンクロに思わず鳥肌が立つこと間違いなしです。

あわせて読みたい!

最後に

今回の記事で紹介した楽曲の多くは、発表から数年が経ってもなおファンに愛され続けています。VOCALOIDに興味のある方はもちろん、そうでない方もぜひ海外のボカロPによる楽曲を聴いてみてください。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事