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ED2「世界が終わるまでは…」WANDS
第2期(25話~49話)ED主題歌となった、WANDS(第2期)の「世界が終わるまでは…」です。上の動画はWANDSによるものではありませんが、WANDSの第1期・第2期のヴォーカルを務めた上杉昇と、同楽曲の作曲を担当した織田哲郎によるライブ映像となっています。
WANDSのロングセラー作品でもあり、シングルチャートにおいては9週間ランクインした曲です。「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」に次いで3番目の売上を記録した楽曲であると同時に、ミリオンを達成したWANDSの代表曲です。
ちなみに、当時広島カープに所属していた丸佳浩選手が登場曲としても使用していました。丸選手はこれ以外にも「君が好きだと叫びたい」「あなただけ見つめてる」「マイフレンド」などの主題歌を登場曲に使用しており、スラムダンク好きであることがファンの間では知られています。
ED3「煌めく瞬間に捕われて」MANISH
第3期(50話~81話)ED主題歌として使用された、MANISHの「煌めく瞬間に捕われて」です。
ミリオンこそ達成はしていませんが、当時のMANISHの最高売上だった「もう誰の目も気にしない」を倍近く上回る売上を記録した楽曲でもあります。
多くのプロ野球選手が自身の登場曲として使用されていた曲でもあり、疾走感溢れるOP曲とはまた違った雰囲気を味わえることから、一部のファンの間では人気の高い曲です。
学生時代に夢中になったことというのは、この楽曲のタイトル通り、煌めく瞬間であるように思えます。後悔することがあっても、それは決して無駄ではないということが歌詞に込められており、今後続く人生の糧になるだろうと伝えているようです。
ED4「マイ フレンド」ZARD
ED主題歌、第4期(82話~101話)で起用されたのは、ZARDの「マイ フレンド」です。ヴォーカルの坂井泉水は、亡くなった現在でも根強い人気を誇っており、日本を代表するアーティストの1人です。
今回の主題歌は、ZARDにとって初のアニメソングとなった曲です。「負けないで」「揺れる想い」に次ぐロングセラー作品になったと同時に、ミリオンを達成するなど、スラムダンクの主題歌であると同時に、ZARDにとっての代表曲でもあります。
ちなみにこの楽曲の作曲を行ったのは、WANDSの「世界が終わるまでは…」を担当した織田哲郎によるものです。
ラブソングであると同時に、自分の道を信じて突き進もうという応援ソングのようにも思えます。バスケットボールに限らず、多くのスポーツは1人ではプレイすることができません。辛く苦しいときこそ、仲間を思い出して欲しいと言い聞かせているように感じます。
劇場版『THE FIRST SLAM DUNK』主題歌
The Birthday「LOVE ROCKETS」
オープニング主題歌に起用されたのは4人組ロックバンド・ The Birthdayの「LOVE ROCKETS」。
バスケットボールを強く連想させるような歌詞は登場しませんが、完璧なまでにチバユウスケな歌詞とスリリングなサウンドは緊張感あふれる試合展開を象徴するかのように鼓膜を震わせます。
また、劇中で同曲が鳴り響くオープニングシーンは「タイミングが完璧すぎて鳥肌が立った」と絶賛の声が多く、『THE FIRST SLAM DUNK』最初の名場面として語り継がれています。
10-FEET「第ゼロ感」
映画の公開に先駆けてリリースされたエンディング主題歌「第ゼロ感」は、20年以上のキャリアを持つスリーピースバンド・10-FEETの新たな代表曲となりました。
聴く者の焦燥感を煽るギターリフ、弾むバスケットボールを思わせるバウンスするリズムなどが融合し、作品への没入感をさらに高める効果を生んでいます。
10-FEETは同曲を引っ提げて2023年末の「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場。演奏中にTAKUMA(Vo/Gt)がオープニング主題歌であるThe Birthday「LOVE ROCKETS」の一節を歌い、同年11月に死去したチバユウスケの名前を叫んだことが大きな話題となりました。
最後に
アニメ・スラムダンクを彩ってきた歴代の主題歌を紹介しました。
アニメは原作とやや異なる演出もありますが、また違った目線で物語を楽しむことができるかもしれません。そして、そのアニメを支えてきた主題歌は、現代のような作品に沿った内容のものではありませんが、非常に聴き応えのある作品ばかりです。
ぜひこの機会に、汗臭い青春にまみれたスラムダンクの世界に触れてみてはいかがでしょうか。
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