皆さんは、“エレカシ”ことエレファントカシマシと呼ばれるロックバンドをご存知でしょうか?
「今宵の月のように」「俺たちの明日」などヒットソングを生み出し、誰もが一度は聞いたことのある曲を歌うグループです。
今回は、そんなエレファントカシマシのグループメンバーの経歴やおすすめの曲を紹介していきたいと思います。
エレファントカシマシのことを知って、彼らの音楽をより楽しく聞きましょう。
目次
エレファントカシマシってどんなグループ?
エレファントカシマシは1981年に結成しデビューした日本のバンドグループです。
ボーカルの宮本浩次さんを中心に、中学や高校の同級生をもとに作ったメンバー構成となっています。
結成後、数々のヒットソングを作り出し、約40年にわたって日本を熱くする曲を作りあげ、今だに現役のアーティストグループになります。
エレファントカシマシのグループメンバーの経歴やグループの歴史を知り、おすすめのヒットソングを聞けば、よりエレファントカシマシの魅力を理解でき、ファンになること間違えなしです。
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エレファントカシマシのメンバー紹介
エレファントカシマシといえば宮本浩次さんが中心的になってきますが、彼以外にも個性あふれるメンバーがグループに所属しており、エレファントカシマシの音楽を作り上げています。
まずは、エレファントカシマシの音楽を作り上げるメンバーの経歴や特徴を確認していきましょう。
宮本浩次
生年月日・・・1966年6月12日
出身・・・東京都北区赤羽
身長・・・170㎝
血液型・・・O型
愛称・・・ミヤジ
担当・・・ボーカル&ギター
まず紹介するメンバーはチームの中心である宮本浩次です。
宮本さんは、小学校3年生の頃より地域の合唱団で音楽指導を受けたことがアーティストの道へのスタートです。
当時からソロをまかされるほど歌がうまく、このことが彼に自信をもたせたのかもしれません。
デビュー当時から無口・不愛想を貫くキャラではありましたが、突如フレンドリーなキャラへと変化してファンを驚かしています。
読書や散歩、将棋が好きと趣味も渋いですね。。。。
苦手なものを「女性」と上げており、男子高出身であることが女子への苦手意識を植え付けたのかもしれません。
2012年には難聴という音楽家にとって危機的な状態に陥りますが、復活を遂げ音楽活動を今現在も行っています。
エレファントカシマシの音楽の作詞作曲も担当しており、そのパワフルなエネルギーを音楽でファンに届けてほしいですね。
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石森敏行
生年月日・・・1967年3月18日
出身・・・東京都北区赤羽
身長・・・174㎝
血液型・・・O型
愛称・・・石君
担当・・・ギター
続いて紹介する、エレファントカシマシのメンバーはギターを担当する石森敏行さんです。
石森さんは、ボーカルの宮本さんと中学時代のクラスメイトになります。
そのつながりで、エレファントカシマシのメンバーに入っているようです。
中学校入学時から仲良くなり、お互いを尊敬しあう仲。
宮本のことを「こんなすごいアーティストほかにいない」と発言するほどであり、その思いが長期にわたってグループ活動を可能にしているのかもしれません。
体力の維持を日ごろから心がけ常に万全な状態でステージに上がるストイックさ。
彼なしには、エレファントカシマシを語れません。
高緑成治
生年月日・・・1966年4月15日
出身・・・東京都中央区月島
身長・・・178㎝
血液型・・・B型
愛称・・・せいちゃん
担当・・・エレクトリックギター
続いて紹介するエレファントカシマシのメンバーはグループのエレクトリックギターを担当する高緑成治さんです。
彼は、グループメンバーの富永義之さんの同級生であり、そのつながりからエレファントカシマシに入ったようです。
性格は、寡黙でおとなしい性格。そのため、はじめはグループメンバーと上手く話せなかったそうです。
しかし徐々にグループになじみ、今ではグループに欠かせないメンバーに。
顔だちもよく女性ファンもひきつけます。
宮本さんによると内面は「ピュア」だそうで、その誠実な性格でグループを盛り上げていってほしいですね。
富永義之
生年月日・・・1966年4月14日
出身・・・東京都北区赤羽
身長・・・171㎝
血液型・・・B型
愛称・・・トミ
担当・・・ドラムス
最後に紹介するエレファントカシマシのメンバーはドラムスを担当する富永義之さんです。
吉永さんは宮本さんや石森さんと中学校の同級生になります。そのつながりでエレファントカシマシに入り、宮本さんからは「パワフルドラマー」と称されるほど。
非常に頼りがいのある性格で、チームの兄貴分とのこと。
お酒とお話が大好きだそうで常にグループを明るくしてくれる存在。
2006年には、慢性硬膜下血種という大きな病気を発症していますが、手術で無事完治を果たしています。
チームの兄貴分として他の3人をまとめていってほしいですね。
エレファントカシマシの歴史
エレファントカシマシのメンバーの経歴を理解できたら続いては、エレファントカシマシ自体の歴史を確認していきましょう。
結成後の彼らの歴史を振り返って、彼らの活動やすごさを確認しましょう。
1981年:結成
北区立赤羽中学校の同級生を中心とするメンバーで結成されています。
当初は6人でグループを組んでいましたが脱退や富永の高校の同級生の加入があり、現在の4人のメンバーになっています。
1986年には、CBS SONY SDオーディションに入賞しデビューのきっかけをつかんで双啓舎と契約に至っています。
この当時は、ボーカルの宮本浩次さんも酔っぱらってステージに上がり観客に悪態をつくなど、お客さんも戸惑いを隠せなかったようです。
のちに宮本さんはこのことを反省しています。
1988年:デビュー
そして1988年にエピック・ソニーよりシングル「デーデ」でデビューを果たしています。
サザンオールスターズが登場したとき以来の衝撃だといわれるほどの評価を受けています。
そして、1991年には初の日本武道館公演を果たしています。
それからは、多くのアルバムを残すがヒットしたり、しなかったりという日々が続きました。
1997年:今宵の月のようにで大ヒット
そして、エレファントカシマシが最も世に知れ渡ったのは1997年に作り上げた「今宵の月のように」です。
80万枚を超える大ヒットを記録しこの曲が収録されたアルバムも50万枚を打ち上げるなどの快挙を果たしています。
その後は、いくつかの会社と契約しつつ音楽を作り上げています。
2012年にはボーカルの宮本浩次さんが左耳の難聴が発覚しましたが手術を受け回復し、その後も音楽活動を続行。
2019年には所属をアミューズに移籍し、50代ばかりのメンバーではありますが若手に負けないほど勢力的に音楽活動を続けています。
エレファントカシマシのおすすめソング5選
エレファントカシマシの歴史やグループメンバーの経歴を理解したうえで、彼らが今まで残してきた音楽の中からおすすめのヒットソングを5曲紹介したいと思います。
彼らのおすすめソングは以下のようになっています。
・今宵の月のように
・俺たちの明日
・風に吹かれて
・悲しみの果て
・桜の花、舞い上がる道を
それぞれの音楽の特徴を知ってエレファントカシマシをさらに好きになってください。
今宵の月のように
まず初めに紹介するエレファントカシマシのおすすめソングは、「今宵の月のように」です。
誰もが一度は聴いたことがある曲だと思います。
この曲はCD発売後80万枚を売り上げるなどの人気を誇った曲になります。
歌詞の意味としては、自身の懸命に音楽に取り組む姿を世間が見向きもしなかった過去を、いつか輝く日のためにという思いを込めて歌いあげた音楽だと考えられます。
誰しも自身の熱い思いで、社会の中で輝いていきたいと思うことがあると思います。
いつか輝く自分自身を願って歌った歌なのではないでしょうか?
この曲を聴いて元気づけられて困難に立ち向かっていきたいですね。
くだらねえとつぶやいて 醒めたつらして歩く いつの日か輝くだろう あふれる熱い涙
いつまでも続くのか 吐きすてて寝転んだ 俺もまた輝くだろう 今宵の月のように
俺たちの明日
続いて紹介するおすすめソングは、「おれたちの明日」です。
この曲も誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
あるインタビューでこう答えていました。
何十年も生きてきた自分たちを客観的に見て、「もう頑張るという言葉しかないな…」という気持ちを込めた歌だと。
ある意味で自分たちを元気づける意味合いを持った曲なのかもしれませんね。
もちろん、この曲は彼ら自身のみならずこれから何かにがんばって取り組もうと思っている人に届いているはずです。
懸命に目標に取り組む人はこの曲を聴いて自信を励ましてさらなる未来へ突き進みましょう。
さあ がんばろうぜ! 負けるなよ そうさ オマエの輝きはいつだってオレの宝物
でっかく生きようぜ! オマエは今日もどこかで不器用に この日々ときっと戦ってることだろう
風に吹かれて
続いて紹介するエレファントカシマシのおすすめソングは、「風に吹かれて」です。
1997年に発売されたもの悲しさあふれるエレキギターで始まるシンプルな曲です。
歌詞の意味としては、自分自身の美しかった人生もいつか風に吹かれて忘れ去られてしまうのかな?
という人生の悲しさ、切なさを嘆いた曲になります。
あくまでも個人的な解釈にはなりますが、今までの人生を振り返りながら明日を明るく生きようと後押ししてくれているようにも感じる曲ですね。
この曲を聴いて、日々を楽しみながら生きましょう。
さよならさ 今日の日よ 昨日までの優しさよ
手を振って旅立とうぜ いつもの風に吹かれて
悲しみの果て
続いて紹介する曲は、1996年に所属先をポニーキャニオンに変えてから初のリリースソングである「悲しみの果て」です。
アーモンドチョコレートのCMに抜擢されるなど一度は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
この曲の意味としては、立ち上がるのが困難な絶望が訪れたとしても、負けることなく、
何度だって立ち上がって素晴らしい日々を送っていこうよと投げかけているように感じます。
一度聞いてみてください。
悲しみの果てに 何があるかなんて… Oh yeah
悲しみの果ては 素晴らしい日々を 送っていこうぜ Oh baby Oh…
桜の花、舞い上がる道を
最後に紹介する曲は、「桜の花舞い上がる道」をです。
この曲は、2008年にリリースされたエレファントカシマシ36枚目のシングルになります。
東京新聞のCMタイアップ曲としても使用され、幅広い層に浸透した音楽といえます。
この曲の意味としては、桜の花は春風とともに散っていくものである。人生も同じでいつまでも同じところにいても次のステージには進めない。
自分を信じて前を向いて突き進もうという思いが込められた曲だと思います。
桜の咲く春に聞きたくなる曲です。
桜の花、舞い上がる道をおまえと歩いて行く 輝く時は今
遠回りしてた昨日を越えて 桜の花、舞い上がる道を
これからのエレファントカシマシも応援し続けよう!
今回は、エレファントカシマシのグループの特徴やメンバー、おすすめソングを紹介してきました。
非常に息の長いグループであることがお分かりいただけたと思います。
これだけ長期にわたって活動し続けられるのは、彼らの曲が長きにわたって人気を集めているからに違いありません。
メンバー4人とも50代というグループではありますが、まだまだ勢いは変わらず。
これからのエレファントカシマシの活躍に期待していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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