MONOEYES(モノアイズ) ELLEGARDEN細美武士が率いるバンドの魅力とは…?

MONOEYES(モノアイズ) ELLEGARDEN細美武士が率いるバンドの魅力とは…?

今やロックフェスに欠かせない存在となったMONOEYES(モノアイズ)
2020年も全て開催がされていればフジロックARABAKI ROCK FESTなどを初め、様々な大規模音楽フェスに出演を予定していました。

最近過去のロックフェスの映像を見てるんだけど、MONOEYESってバンドがよく出演してて気になってるんだ。

さすがカルちくん!彼らは実力派のアーティストが集まった安定感抜群のバンドなんだよ!

MONOEYES(モノアイズ)

ELLEGARDENのVo.細美武士のソロ活動がきっかけで、細美自ら現在のメンバーに声をかけて集まったのがMONOEYES。

2015年に結成され、同年に1stシングルをリリースしてメジャーデビューを果たしています。

Vo&Gt、Gt、Ba、Drの4人構成で、メンバー全員に他バンド活動やサポート活動などのかなりのキャリアがあるのが強みです。
そんな超がつくほどの実力派たちの円熟した安定感が魅力の一つです。

勢いのある新人・若手バンドが持ち得ない、人生経験を積んでいるからこそ生み出せる楽曲、爽快なロックサウンドの中に落ち着いた大人の色気が感じられます。

MONOEYESメンバー

細美 武士(ほそみ たけし) / ヴォーカル、ギター

  • 氏名:細美 武士(ほそみ たけし)
  • 生年月日:1973年2月22日生

英語詞が多いMONOEYESの楽曲ですが、作詞作曲を担当する細美さんの発音はネイティブが聴いても違和感がないほど。
アメリカ英語とイギリス英語の両方を学べる神田外語大学を卒業しており、大学時代に洋画映画を何十回も繰り返し見ることで語学力を培ったと言われています。

MONOEYESではソロ活動がきっかけで生まれたバンドなだけあって、細美さんの音楽性とこれまでの経験がうまく交わった形で、細美さんの根底にある熱い想いが伝わってくる印象です。

他バンド活動としてELLEGARDENthe HIATUSthe LOW-ATUSのVocalを担当。

戸高 賢史(とだか まさふみ) / ギター

  • 氏名:戸高 賢史(とだか まさふみ)
  • 生年月日:1982年7月22日生

MONOEYESの他にもART-SCHOOLRopesCrypt CityのGuitarを担当していたり、TK from 凛として時雨片平里菜などのレコーディングやライブサポートと様々な活動をしています。

また、元々ギターいじりが好きで、趣味の範囲で自身でギターを作成していました。
実際に個人で販売もしていましたが、TK from 凛として時雨のTKさんに作成したギターをプレゼントしたり、楽器店からも納品を依頼されたりとこちらの技術も確かなもの。

性格上、利益よりもその値段の価値があるものを造りたいという思いがあるため、ライブのチケット料金設定や、地方のライブマナーについて“地方にきたからその地方の人を優先にしたい”という思いには納得です。
ファンの意見としては賛否両論あったものの、彼個人の意見というよりもバンド全体の意向と合致しているように感じます。

Scott Murphy(スコット マーフィー) / ベース、コーラス

  • 氏名:Scott Murphy(スコット マーフィー)
  • 生年月日:1979年2月11日生

アメリカのシカゴ出身。
2001年に初来日し、日本都市をまわるツアーを完走させていて、これをきっかけに日本に魅力を感じたそうです。
ソロ活動では有名日本人アーティストの楽曲だけをカバーしたアルバムをリリースしており、現在は流暢な日本語でラジオやライブMC時にメンバーとのやりとりが見受けられますが、日本語は独学で猛勉強したというほどの努力家。

また、超がつくほどのビール好きで、今年の4月には「エンジョイ!クラフトビール 人生最高の一杯を求めて」という書籍を出しており、自身のSNSでもビール愛が感じられる投稿が目立ちます。

他バンド活動として、アメリカのメロディックパンクバンドALLiSTERのBa&Voを担当、WEEZERのVoであるRivers CuomoとのユニットScott&Riversとしても活動中。

一瀬 正和(いちせ まさかず) / ドラム

  • 氏名:一瀬 正和(いちせ まさかず)
  • 生年月日:1974年7月13日生

スリーピースロックバンドASPARAGUSのDrums&Vo、the HIATUSのDrumsを担当しており、LOW IQ 01BACK DROP BOMBなど他アーティストのサポートとしても活動しています。

音楽シーンをもっと盛り上げたいという思いから、横浜でSTUDIO OLIVEというスタジオ経営をしています。
スタジオ利用の他にキャパシティ70名程度のライブが行える仕様となっていて、メンバーのScottソロで弾き語りライブをしたこともあります。

MONOEYESが結成されるまで

Vo.細美武士のソロ活動

元々は細美のソロ活動をきっかけに集まった4人。

細美はthe HIATUSの活動中に、the HIATUSのアルバムをより良いものにするために、ソロを1枚出そうという感覚で始まったといいます。
一度自分の中に溜まっているものを全部吐き出しておいたほうが、“the HIATUSの細美武士”としての関わり方ができると思ったと話しています。

しかし、ソロを手伝うという気持ちで他3人が集まったはずが、最初に音を出した瞬間に“このバンドおもしろそうだ”という感覚に変わり、MONOEYESの結成となりました。

MEMO

バンド名の由来はガンダム世代である細美が考案!
ガンダムのモビルスーツに共通の特徴であるモノアイ(単眼)に由来している。

なぜ今のメンバーに声をかけたの?

Scottはもともと、“いつか一緒に音を出そう”と言っており、レコーディングでベーシストに来てもらうんだったらScottしかいない!と思っていたそう。

細美はギターも弾くので全部自分で録ることもできたが、スピーカーから聴こえる音が左右同じ音だと面白くないというこだわりからギタリストを探します。
いい音色のギタリスト……細美とカラーが違うギタリストを思い描いたとき、2人の候補が。
しかし最初に声をかけた戸高が “じゃあ今から行きますよ”と細美の家まで来て曲を聴き、ART-SCHOOLが活動休止に入るので動けそうだということで決まりました。

そしてドラムについては、一瀬しか考えてなかったと。
ソロの曲作りの段階では既にこの3人に音を出してもらうとイメージさせながら作成を進めていたと言います。

そして音を出した瞬間にバンドでやってくことを言葉を交わさずとも感じる、細美の人選センスと必然的に引き合わせられたような4人に運命を感じますね。

おすすめ楽曲の紹介

MEMO


細美曰く、“MONOEYESはライヴハウスで馬鹿騒ぎするっていうのが前提。
もちろん家で聴いても最高なんだけど、ライヴハウスにみんなで集まって音を出すのが1番合う!”

そんなライブでガチガチに馬鹿騒ぎできる曲をご紹介します!

My Instant Song

デビュー曲でもあることから、ライブの定番中の定番!
ポジティブでキャッチーなメロディで会場はいつも大盛り上がり。
音楽がいつも寄り添ってくれる、助けてくれる、そんな思いが伝わってくる曲です。

Run Run

タイトルの通り、サビに向かって走り出したくなる疾走感たっぷりのロックナンバー。
不安や恐怖からの焦り、暗闇から輝く場所へ走り出そう、あなたなら大丈夫、という背中を押してくれる曲です。
MVからも情景が伝わってきますね。

Borderland

なぜかこの曲を聞くと薄暗い部屋に差し込む真っ赤な夕陽がイメージされて少し寂しさを感じるのですが、エモーショナルな曲調にのせた現代を生きる私たちに向けた歌詞が印象的です。
全て英語詞ですが、ネットやSNSに振り回されがちなこの時代だからこそ感じること、を伝えています。

グラニート

ライブやフェスではラストを飾ることの多い定番曲です。
最高に盛り上がるんですが、ちょっと寂しいようなラストにふさわしい1曲。
MONOEYESにはめずらしい日本語詞です。

最後に…

今後の音楽シーンを盛り上げていくMONOEYEというバンドの魅力、個々の活動にも目が離せない4人。
一人一人の軸がしっかりしているからこそ出せる音、調和する音、交わったときに何倍ものパワーが感じられるのかもしれませんね。

あわせて読みたい!

この記事をシェアをしよう!

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事