日本を代表するモンスターロックバンドで、世界でも活躍しているL’Arc〜en〜Ciel(ラルク・アン・シエル)通称「ラルク」。
2021年には結成30周年を迎え、アニバーサリーツアーの開催も発表されました。
今回は、そんなラルクの代表曲とも言える珠玉の名曲5選をご紹介していきます!
目次
L’Arc〜en〜Cielとは?
L’Arc〜en〜Cielは、1994年にビデオシングル「眠りによせて」でメジャーデビューをした4人組ロックバンドです。
- ヴォーカル:hyde
- ギター・コーラス:ken
- ベース・コーラス:tetsuya
- ドラムス:yukihiro
メンバー全員が作詞・作曲を手掛けることができるなど、個性豊かなバンドであり、その中でもヴォーカル「hyde(ハイド)」の独特のルックスや世界観、歌い方は唯一無二といえます。
ラルクの代表曲
今回は、そんな日本を代表するラルクの代表曲5曲をサウンドの特徴や聞きどころを交えながらご紹介します!
世代関係なく誰もが何度も耳にしたことがあるであろう、珠玉の名曲を揃えましたので、お楽しみいただければ幸いです。また、楽曲の順番=ランキングではないのであらかじめご了承ください。
NEO UNIVERSE
2000年の1月に発売され、オリコンCDシングルランキング1位を獲得したこの曲。
資生堂の口紅ブランド「ピエヌ」のCMソングに起用され、開放的で美しいメロディラインから、壮大な世界観を感じさせてくれる楽曲です。
ミュージックビデオは25世紀の世界がコンセプトになっていて、ファイナル・ファンタジーを連想させます。
またこの「NEO UNIVERSE」、ベースは6弦ベースを使用しており、ギターはほとんどサステインの音(音が途切れるまでの余韻)、ドラムは終始ハイハットとキックのみで構成されています。
この異質ともいえるサウンドアレンジでミリオンヒット、100万枚以上のセールスを記録するのがラルクの凄いところだといえます。
READY STEADY GO
2001年末の活動休止から約2年半の時を経て2004年に復活する際に発表したシングルです。こちらも、オリコンCDシングルランキング最高1位を記録しています。
当時大人気だったアニメ「鋼の錬金術師」エンディングテーマになり、幅広い世代にラルクが改めて認知され、指示を受ける曲となりました。
2012年ワールドツアーで訪れたMADISON SQUARE GARDENでの映像も公式YouTubeにアップされており、世界中のファンを相手に同等たるパフォーマンスを披露する彼らの姿を見ることができます。
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Driver’s High
1999年に発売されたアルバム「ark」からのシングルカットされたこの楽曲。アニメ「GTO」のオープニング曲に起用されました。
アルバム「ark」発売からわずか1ヶ月後にシングルとしてリリースされましたが、オリコン初登場2位を獲得しました。
楽曲のタイトル通りドライブしながら聴くのに持ってこいの曲です。ライヴでも頻繁に演奏されており、観客も最大の盛り上がりを見せる1曲となってます。
ミュージックビデオではメンバー4人がラスベガスで銀行強盗を行い、警察にパトカーで追われ最後、追い詰められたメンバーは車ごと崖から飛び出して終わるという、遊び心にあふれたストーリーになっています。
HONEY
ラルクの最大の代表曲といったら、間違いなく1998年に発売された「HONEY」です。彼らの発売したシングル曲のなかで一番ヒットした楽曲であり、誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。
ラルクサウンドの特徴として、「うねる」ベースラインがあります。「HONEY」でもベースが終始うねるようにメロディを奏でます。
クリーントーンに近いギターのストロークや、リードプレイとパワフルかつ疾走感のあるドラミングに、「うねる」ベースが絡み合い唯一無二の楽曲に仕上がっています。
flower
初期のラルクの代表曲。
作曲したhyde自身が「この曲が売れなきゃ俺か世の中どちらかが間違えている。」と発言していたほどの自信作です。
バンドとして最高売上を記録した「HONEY」、バンド名の日本語訳の曲「虹」の二作と並んで、収録されているアルバム数が6作とシングル曲の中で一番多い「flower」。
ファンからの人気も非常に高い楽曲で、最終的に30万枚以上の売上を記録しました。
サウンドはロックな感じではなく、アコースティックギターが爽快に演奏され、どこか浮遊感を感じさせる楽曲です。
まとめ
冒頭でもお伝えしましたが、L’Arc〜en〜Cielはメンバーの4人全員が作詞・作曲をすることができ、デビューから今に至るまでそれぞれの世界観や想い、個々の楽器での表現、メンバー一人一人の個性をしっかりと融合させ曲を発表し続けてきました。
今回ご紹介した5曲は、彼らの魅力を伝えるには足りないほど僅かではありますが、この記事がラルクを聞くきっかけになっていただければ幸いです。
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