This is LAST【人気曲解説】赤裸々な恋模様を描くバンド! 珠玉の名曲10曲を徹底解説

This is LAST【人気曲解説】赤裸々な恋模様を描くバンド! 珠玉の名曲10曲を徹底解説

This is LASTの名曲 Part.2

殺文句

「殺文句」は2020年4月にリリースされた2ndミニアルバム「koroshimonku」に収録されている楽曲です。

こちらも漢字、ローマ字と表記は異なりますが、表題曲と言えるでしょう。

同曲は「This is LASTが初めて作った楽曲」とインタビュー等で語られていますが、初めての曲にしてThis is LASTらしさ全開。

「あなたが1番よ」と言いながら浮気を続ける女性を、それでもなお想い続ける男の心情が描かれています。

<毎日のように朝帰りばっか>という歌詞から相当ひどい女性であることがわかりますが、主人公は<それでも君の帰りを待った。>様子。

受け身すぎるような気もしますが、一方でスピード感のあるサウンドや歌声はとてもロックなのがポイント。

まるで不安な気持ちや怒りが表れているようです。

ボーカル・陽報の実体験ということもあり女性を否定するような感想は言えませんが、「もっといい人いるよ」と思わず慰めたくなってしまいますね。

恋愛凡人は踊らない

「恋愛凡人は踊らない」も、2020年4月にリリースされた2ndミニアルバム「koroshimonku」に収録されている楽曲です。

同曲は歌詞を見ずに聴くと「♪あいあいあいあい愛してるって〜」と、「あい」が連呼されるサビが非常に印象的。

タイトルこそ「踊らない」ですが、実際にはノリノリで踊れるダンサブルな一曲です。

ちなみに、サビで歌われている「あい」の大半は、<もう痛い愛、逢い、会い、愛してるって>と、それぞれ意味が込められています。

そして先ほどの歌詞に続く<解ない愛、相、哀、阨を纏って無様に死ね>というフレーズからわかる通り、同曲も彼女に浮気される残念な男性が描かれているのがThis is LASTらしいポイント。

キャッチーなサウンドと相まって、“浮気されたヤケクソ感”を感じます。

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