2020年1月22日、ジャニーズから2組のグループが同時デビューを果たしました。
その名は、「Snow Man(スノーマン)」と「SixTONES(ストーンズ)」。
新体制での変化と、さらなる成長を成し遂げようとするジャニーズから新たに誕生したグループは、どんな魅力とバックグラウンドを持っているのでしょうか。
今回は、2020年1月22日にシングル「D.D.」でメジャーデビューを果たし、「初」にこだわり続けるグループSnow Manにスポットを当てて解説していきます。
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目次
Snow Man・デビューまでの道のり
Snow Manは、ジャニーズJr.として長く活動してきたメンバーが多く、デビューまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。
Snow Manの前身となるグループ、Mis Snow Manが結成されたのは2009年のこと。
深澤辰哉さん・佐久間大介さん・渡辺翔太さん・宮舘涼太さん・岩本照さん・阿部亮平さん・真田佑馬さん・野澤祐樹さんの8人で結成されたMis Snow Manは、真田佑馬さんと野澤祐樹さんがnoon boyzとして活動し始めたことにより、2012年5月に6人で改めてSnow Manとして結成しました。
メンバー全員ダンススキルが高く、アクロバットのテクニックもハイレベルであったため、様々な先輩グループのバックダンサーを務めてきました。
そんなSnow Manについた異名は、”職人集団”。
前に出過ぎず、主役を引き立てることに徹する姿は、そう称えられて当然でした。
しかし、2018年5月に後輩であるKing&Princeがメジャーデビューしたことによって、メンバー達には焦りの色が見え始めます。
そんな中、2019年1月に当時15歳で注目を集めていたラウールさん、関西ジャニーズですでに人気を得ていた向井康二さん、モデルとしての活動もめざましくひときわ異彩を放っていた目黒蓮さんを新メンバーとして迎え、9人体制の新生Snow Manとしてスタートを切ることになりました。
新体制での再スタートには、一定数の賛否が巻き起こりましたが、そんな不安やぎこちなさを排除したのが、2019年に上演された「滝沢歌舞伎ZERO」でした。
2018年で芸能界を引退した滝沢秀明さんの後を継ぎ、Snow Manのメンバーが同舞台のメインキャストを務めることになったのです。
ジャニーズを代表するアイドルの先輩・滝沢秀明さんがこれまで作り上げてきた、伝統の舞台を引き継ぐことは相当なプレッシャーで、それを9人で立ち向かうことにより信頼感が芽生え、絆が深まっていったのです。
そして、2019年8月に開催されたジャニーズJr.単独ドーム公演にて、2020年1月22日に「Snow Man」と「SixTONES」が2組同時デビューすることを発表。
それは、ジャニー喜多川さんが病床に伏す2日前の6月16日に決断したものでした。
ジャニー喜多川さんが、世に送り届けた最後のグループが、Snow ManとSixTONESなのです。
Snow Man・滝沢歌舞伎
2006年に新橋演舞場にて初演された、滝沢秀明さん主演の舞台「滝沢演舞城」。
ジャニー喜多川さんが作・構成・総合演出を手掛け、滝沢秀明さんの為に作り上げられたこの舞台は、時代劇をモチーフとした総合エンターテインメントミュージカルです。
2018年に引退するまで、滝沢秀明さんにとって大切なライフワークとなっていた同舞台には、Snow Manのメンバーが長く出演してきました。
深澤辰哉さんは初演時からキャストに名を連ね、2010年上演の「滝沢歌舞伎-TAKIZAWA KABUKI-」で、Mis Snow Manのメンバー全員が出演。
それ以降、Snow Manのメンバーはずっと出演を重ねてきました。
Mis Snow Manが事実上分解状態となっていた時、正式な新グループ「Snow Man」の結成をサプライズ発表されたのは「滝沢歌舞伎2012」でした。
2019年、滝沢秀明さんが引退した後、舞台の行方に不安が募る中、「滝沢歌舞伎ZERO」の制作発表と同時にメインキャストに選ばれたのは、この舞台に全身全霊の力を注いできたSnow Manの6人。
そして、その2月公演の直前約1ヶ月前、Snow Manに新たに3人のメンバーが加わることが発表されました。
2月公演では元々の6人がメインキャストを務めましたが、同年二度目の公演となった4月の新橋演舞場公演では9人全員でメインキャストを務めるという、異例ともいえる短期間での舞台再編ステージを見事成功させました。
Snow Manと滝沢歌舞伎は、ともに成長し歩んできた、一蓮托生な存在なのです。
デビュー年となった2020年は、コロナ禍でエンターテインメントが苦しめられ、想像以上の制限を強いられてしまいましたが、12月4日にはSnow Man単独初主演映画「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」を公開。
映画でもない、舞台でもない、新たなエンターテインメントの世界を「滝沢歌舞伎」を通じて発信しました。
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Snow Man・魅力
Snow Manのみなさんが #Mステカメラ 📹登場~🤣
テーマは『今年絶対にやりたいこと』😎
デビューを控える皆さんの今年の抱負とは…!?🤩🤩今夜は『D.D.』を披露🤗
Mステは今夜21時から🎤 pic.twitter.com/icXB99mNH6— music station (@Mst_com) January 17, 2020
Snow Manの最大の魅力と武器は、息の合ったキレキレのダンスとハイレベルなアクロバットです。
ジャニーズグループはおろか、他事務所のダンスグループと比べても一目瞭然のレベルの違いを見せるダンスパフォーマンスは圧巻もの。
様々な苦悩を経験した下積みの長さと、エンターテインメントとしてのパフォーマンスの在り方へのストイックな意識が可能にするSnow Manのステージは、ジャニーズファンでなくとも感動必至です。
さらに、凄いのは個性豊かなメンバーばかりが揃っているにもかかわらず、誰も影となることなく、それぞれがはっきりとした輝きを放っていること。
お互いがお互いを認め合い、尊重し合っているからこそ生まれる「輪の美しさ」がSnow Manにはあるのです。
では、そんなSnow Manのメンバーを一人ずつご紹介してまいりましょう。