Travis Japan【経歴・超詳細解説】結成から世界デビューまでトラジャの軌跡を徹底解説

Travis Japan【経歴・超詳細解説】結成から世界デビューまでトラジャの軌跡を徹底解説

メンバー全員でアメリカ留学へ

留学への決意

2022年3月3日、トラジャはインスタライブにて無期限のアメリカ留学を発表

留学先のロサンゼルスでは7人で共同生活をしながら、歌やダンスに加えて英語のレッスンを受けること等を明かしました。

さらに、現地のダンスコンテストに参加することを表明し、必ず結果を伴って帰ってくることを誓っています。

ファンの人に待っていてもらう状況となることに寂しさを滲ませながらも、彼らの中で一貫していたのは、もっと大きなグループになるという目標でした。

世界を視野に入れた挑戦となること、そして自分達だけでなくファンの人に同じ景色を見せてあげたいという想いをひしひしと感じられる報告となりました。

MEMO

現地のトラジャの様子は、インスタグラムやISLAND TV、YouTubeを通して見ることができます。

現地で獲得した実績

有言実行できてしまうのが、トラジャが実力派と呼ばれる所以ではないでしょうか。

渡米から僅か数日後には、世界的規模のダンスコンテスト「World of Dance Championship WEEK 2022」(通称:WOD)に参加。

2022年3月27日に、地区予選となる「Orange County 2022」に出場し、見事第3位に入賞しています。

同時に「ベスト・コスチューム賞」と観客賞にあたる「クラウド・フェイバリット賞」も獲得しました。

トラジャは、自分達のパフォーマンスをさらに洗練すべく、本選に向けて振り付けや音楽のミックスを1から見直すことにしました。

音楽のミックスを担当したのは、川島如恵留さんです。自分達のオリジナル楽曲の魅力を最大限生かしながら、ダンス自体も映えるような音源に仕上げました。

ここで1つ問題が起きてしまいます。ファイナルに進出するにあたり、音楽の中にどうしても和のテイストを取り入れたいと事務所に要望を出したところ、予算は下ろさないと断られてしまったのです。

しかし、川島さんは「世界に向けて自分達の存在をアピールできるダンスで、絶対に後悔したくない」と事務所を説得。

熱意が伝わったのか最終的に事務所が予算を出し和楽器remix ver.のアレンジが完成しました。

メンバー全員で話し合いながら振り付けを決めたのも、今回が初めての経験でした。

リーダーの宮近海斗さんは、総監督として客観的な視点でメンバーに指示を出し、パフォーマンス全体を磨き上げていったそうです。

衣装に関しては踊りやすさを重視しながら、メンバーが現地のショッピングセンターを周って取り揃えたそう。

これまで携わってこなかった裏方の作業も、メンバー全員で取り組むことでさらに一致団結して大会に臨むことができました。

7月29日に開催された本選「USA TEAM DIVISION」には、地区予選で上位3位までのチームが進出しました。

本大会に参加したトラジャは、見事全米で第4位に入賞ベスト・コスチューム賞も獲得し、同大会上位10組が進出できる世界大会へと駒を進めました。

MEMO

メンバーの吉澤閑也さんは環境の変化による体調不良の影響で7月19日から活動を一時休止。そのため、本選には6人体制での出場となりました。

7月30日に開催された「TEAM DIVISION」では、第9位に入賞。同時に「クラウド・フェイバリット賞」も受賞しました。

この時点で、トラジャの世界9位・全米4位が確定しました。

7月31日には、上位10組が最後のパフォーマンスを披露できる「WORLD FINALS」に進出。

トラジャは圧巻のパフォーマンスを披露し、見事「クラウド・フェイバリット賞」を受賞しました。

こうして幕を閉じた、トラジャ初のダンス・コンペティション

確かな自信を手に入れたトラジャは、充実した表情を浮かべていました。

WODの裏側は、トラジャのYouTubeにて公開されていますので、ぜひあわせてご覧ください。

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「America’s Got Talent」への出演

トラジャの挑戦は、数珠つなぎとなって素晴らしい成果を生み出していきました。

WODでのトラジャの評判を受けて、人気番組「America’s Got Talent」(通称:AGT)に招待されたのです。

トラジャが出演したのは、現地時間の2022年7月12日に放送されたSeason17の第6週回。

元気いっぱいにステージへ登場したトラジャは、「夢のHollywood」を英語ver.で披露しました。

確立された高レベルなパフォーマンスによって、トラジャは審査員や観客の心を瞬く間に掴むことに成功しました。

「One Direction」をプロデュースしたことでも有名な辛口審査員サイモン・コーウェル氏を始め、3人の審査員から合格を意味する「YES」を獲得し、初戦を突破しています。

トラジャ初出演の回で最も印象的だったのは、トラジャのパフォーマンスと同じくらい彼らの人間性が愛されたということです。

川島さんは鍛えぬいた英語力を駆使し、率先して審査員とコミュニケーションを図っていました。その最中も、トラジャの明るい人柄が前面に出ており、非常に好印象な回となりました。

実際の放送を見ていただければ分かりますが、彼らの素直な反応が現地の人から見てもとても可愛らしく映ったようでした。パフォーマンス中の切れ味抜群な雰囲気とのギャップも、多くの人の心を掴んだ理由の1つかもしれません。

人種を越えて愛されるトラジャの”アイドル力”が、見事に発揮されたステージでした。

現地時間の2022年9月6日に生放送されたセミファイナルでは惜しくも敗退してしまいましたが、夢の舞台で世界にトラジャを見つけて貰えたことは、彼らにとって大きな糧となりました。

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