SF9 – 【経歴編】米ビルボード誌も絶賛! 9人組K-POPグループの経歴とは…?

SF9 – 【経歴編】米ビルボード誌も絶賛! 9人組K-POPグループの経歴とは…?

韓国のみならず世界中で人気となっているK-POPですが、K-POPアイドルグループの中には、海外に多くのファンを持っているグループが存在しています。

今回紹介するSF9(エスエフナイン)は、デビュー後すぐに海外での活動を開始し、K-POPの進出が難しいとされているヨーロッパや南米でも活動経験があるグループです。SF9は海外でどのような評価を受け続けているのか、韓国国内での活動と併せて紹介していきたいと思います!

メンバーの紹介はこちら!

SF9って、どんなグループ?


SF9は2016年10月5日にデビューした9人組ボーイズグループです。SF9という名前は「Sensational First 9」の略語で「S」には「世界を驚かせる少年たち」という意味が込められており「F」には「FNCは野心満々に初めて披露する男性ダンスグループ」という意味があるそうです。

そして「9」は漢字の「久」を数字の「9」にかけて「グループの活動と人気が永遠に続く」という意味が込められています。「永久」という言葉もあるように、漢字からグループ名が決められたと聞くと日常的に漢字を目にしている日本人にとっては嬉しさを感じます。

ファンクラブの名称は「FANTASY(ファンタジー)」で、ファンカフェを通じて名前が募集され、最終的に7つの候補の中から選ばれました。この言葉には「ファンとSF9が希望達成の一部になれるように」「SF9とファンが共にあることが【ファンタジー】のようである」という意味が込められています。

MEMO

「Future:Accompany:Next:Together:Affect:SF9:You(SF9とファンの未来は一緒に続く)」という意味を綴った頭文字を合わせて「FANTASY」にしたという話もあります。

SF9が所属しているFNCエンターテインメントは「FTISLAND(エフティーアイランド)」「CNBLUE(シーエヌブルー)」「AOA(エイオーエイ)」などが所属しており、どちらかというとバンドグループの事務所というイメージを強く感じます。

あわせて読みたい!

 

「NEOZ SCHOOL」プロジェクト開始

2015年、日本で行われた「2015FNC KINGDOM IN JAPAN」でFNCエンターテインメントの新人育成プロジェクト「NEOZ SCHOOL」が発表されました。このプロジェクトはデビュー予備軍である13名の練習生が様々なミッションに挑戦するトレーニングシステムで、SF9は「NEOZ SCHOOL」第1期生となりました。

レッスンでは日本語の勉強やウェブドラマへの出演などを行い、デビューへの準備をしていきます。そしてデビューをかけたサバイバル番組「d.o.b(DANCE OR BAND)」がスタートしました。

この番組ではNEOZ SCHOOLの13名がダンスチーム(9名)と、バンドチーム(4名)に分かれて競い合います。ダンスとバンドというジャンルが違うグループがサバイバルを行うということで注目を浴び、投票方法にオンライン投票も導入されたことから世界中のファンも熱心に見守りました。

番組開始当初は、ダンスチームにミスが目立ち審査員全員がバンドチームを高評価するなど、ダンスチームは苦戦を強いられます。上手く踊れない悔しさから涙を見せるメンバーや、競い合いながらも2つのチームが協力して成長していく姿が放送され、視聴者の興味を引きました。

番組の最終回で行われたオンラインによる事前投票はダンスチームが55.1%、バンドチームが44.9%を獲得、現場の観客による投票は10票差という僅差でダンスチームが勝利をおおさめました。オンラインと会場共にダンスチームに軍配が上がったわけですが、どちらのチームが勝ってもおかしくないくらいのレベルだったことが窺えます。

MEMO

惜しくも敗れたバンドチームは、番組終了後インディーズ活動を行い「HONEYST(ハニスト)」として2017年にデビューしましたが、残念ながら2019年に解散してしまいました。

待ちに待ったデビュー


2016年8月22日、FNCエンターテインメントから「新人トレーニングシステム、NEOZ SCHOOLの1期ダンスチームの練習生たちは【SF9】というグループでデビューする」と公式発表がありました。

MEMO

FNCエンターテインメント初のボーイズダンスグループの誕生ということもあり、事務所の期待も背負ってのデビューだったと感じます。

サバイバル番組「d.o.b」で既にファンを獲得していたSF9は、デビュー前にサプライズファンミーティングを開催。SF9の名前に合わせて99人のファンを先着で募集し、トークやステージを披露してファンと直接触れ合いました。

さらに、デビュー前の動画配信で発表した「facebookに申請コメントを掲載してくれた全国の学校に行く」という公約を実現。次世代のアイドルグループらしくSNSを使った宣伝を活発に行なっています。

2016年10月5日、1stシングルアルバム「Feeling Sensation」でデビュー。デビュー当日には「Feeling Sensation」発売記念ショーケースが開催され、タイトル曲である「팡파레 (Fanfare)」を披露しました。

デビューの翌月には、早くも台湾でアルバムを発売。中華圏への活動を予測させました。このアルバムはタイトル曲「팡파레 (Fanfare)」の中国語バージョンを収録した台湾オリジナルのアルバムとなっています。

SF9がデビューした日に「팡파레 (Fanfare)」の中国語バージョンが中国の音源サイトでTOP10にランクインしており、中国でもSF9が精力的に活動するのでは?と期待されていました。

2017年1月、SF9は台湾の正月番組「超級巨星紅白藝能大賞」に出演するために台湾を初訪問。空港には大勢のファンやメディアが詰めかけ大歓迎されました。この番組はトップレベルの歌手たちが紅白に分かれてパフォーマンスを行う番組で、日本でも馴染みの深い「紅白歌合戦」のような大きな番組となっています。

デビューからわずか3ヶ月のグループがここまでの待遇をされるのは異例なことで、SF9は新人ながらも有名歌手たちと同じステージで肩を並べてパフォーマンスを行いました。ちなみに日本からも中島美嘉さんやEXILE、西川貴教さんなどが参加しています。

2017年2月には韓国で1stミニアルバム「Burning Sensation」を発売。タイトル曲「ROAR」はダイナミックなパフォーマンスと中毒性のある音楽が人気となり、アメリカビルボードのワールドアルバムチャートで6位を獲得、中国の音楽動画サイトでは1位を獲得するなど海外のファンからの人気も高いことを証明しています。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事