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下積み時代からの脱却!ブレイク後の人気曲
Scream(2020)
DREAMCATCHERの初のフルアルバム「Dystopia : The Tree of Language」のタイトル曲にあたるのがこの楽曲。
このアルバムの後に発売した「BOCA」が大ヒットを飛ばし注目されましたが、この「Scream」は現在でも人気がある楽曲で、YouTubeでも常に最新のコメントが絶えないほど。
K-POPの枠組みの中で「メタル×アイドル」という新しいジャンルに挑戦してきた彼女たちですが、そのコンセプトが成熟してまさに”DREAMCATCHERらしい”と感じられる楽曲。
下積み時代が長かったDREAMCATCHERのブレイク前夜にリリースされたこの楽曲は、第二章の始まりを飾る一曲と言えるでしょう。
Odd Eye(2021)
「BOCA」のヒットを経て次にリリースしたこの楽曲では、前作のプレッシャーをはねのけるような一層強力なボーカルと重厚なサウンドが特徴の楽曲。
「BOCA」が「口」や「言葉」をモチーフにした楽曲であることに対して、「Odd Eye」でモチーフにしているのは「目」。
”ユートピアを夢見るDREAMCATCHERの歩み”を表現している楽曲になっています。
K-POPのアイドルグループは、常にトレンドを取り入れた様々なジャンルに挑戦して楽曲ごとに新しい姿を見せるのが定番。
しかしDREAMCATCHERの場合は、この楽曲が示すようにヒット作を経たからといってこれまで積み上げてきたコンセプトを変えることなく貫く姿勢が感じられます。
BECause(2021)
イントロから虜になってしまうような印象的なメロディが特徴的な楽曲。
ダークな世界観を特徴としてきたDREAMCATCHERでしたが、さらにゴシックテイストをプラスしたことで、これまでの雰囲気を壊すことなく、唯一無二の新しい音楽を聴かせてくれます。
愛する人への執着を表現しているというこの楽曲。
まるで人形遊びのように相手を自分の物にしようとする歪な愛情を示すように、ダンスの振付にも人形のように無機質な動きが取り入れられています。
退廃的でダークな雰囲気の楽曲が刺さるという人には是非聴いてほしい一曲です。