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最後に
2018年、BTSがユニセフのグローバル・サポーターとしてニューヨークの国連本部を訪れた際のスピーチで、RMが口にした「僕たちは 自分自身を愛することを学びました。だから今度は“自分自身のことを話そう”」という一言はご存じだと思います。
7人のソロ曲はそれぞれのチャームポイントが様々な技巧で発揮された多彩な曲ばかりですが、共通するのはごくパーソナルな苦しみや悲しみ、劣等感、愛情などがグループ曲以上に率直に歌われている点です。自身の内面にここまで踏み込むのは、自分自身のことを話す行為、“SPEAK MY SELF”も自己肯定感の根源だからなのでしょう。
7人7様の作品で、リスナーを勇気づけてきたBTS。彼らが唯一無二である理由は、ソロワークスからも感じ取れるのでした。