『呪術廻戦』釘崎野薔薇 【キャラ別徹底解説】 田舎嫌いな姉御肌ヒロインの術式や死亡説とは…?

『呪術廻戦』釘崎野薔薇 【キャラ別徹底解説】 田舎嫌いな姉御肌ヒロインの術式や死亡説とは…?

今回の記事では呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)の主要キャラクターの一人、「釘崎野薔薇(くぎさき のばら)」を解説します。

彼女のプロフィールや術式について触れつつ、原作での立ち位置などをまとめています。

釘崎野薔薇をもっと知りたい、呪術廻戦が好きだという方はぜひご覧ください。

注意

本記事ではネタバレに関する項目がありますので、ご了承頂いた上での閲覧をおすすめします。

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釘崎野薔薇(くぎさき のばら)とは

釘崎野薔薇(くぎさき のばら)は主人公・虎杖悠二の同級生の一人。

東京都立呪術高等専門学校に所属する一年生で、呪術師の等級は三級呪術師です。

ヒロインとしての立ち位置ではありますが、男勝りでサバサバとした性格。可愛さよりもカッコよさが目立つタイプです。

釘崎野薔薇の主なプロフィール


https://twitter.com/jujutsu_PR


年齢:16歳
誕生日:8月7日
身長:160cm未満
所属:東京都立呪術高等専門学校一年
等級:三級呪術師
出身地:盛岡まで4時間かかる田舎
趣味:買い物
好きな食べ物:流行りもの、スイカ
嫌いな食べ物:浅漬け
イメージソング:サニーデイ・サービス『青春狂走曲』、日食なつこ『あのデパート』
声優:瀬戸麻沙美

田舎嫌いから呪術師になる

釘崎は田舎出身であり、原作では盛岡まで4時間かかる場所にあると明言されています。排他的で陰湿な田舎を心底嫌っており、呪術師になったのもそんな田舎から抜け出したいという思いからでした。

当時は傍若無人だった釘崎。小学生の頃に引っ越してきた「ふみちゃん」の水色のランドセルを欲しがり、自分の赤色のランドセルと交換。その後は彼女の家に入り浸り、ふみちゃんのお父さんとスマブラをして過ごしていました。

その後は秘密基地を見つけたとふみちゃんを誘って他人の家へと押しかけます。そこに住んでいた中学生の「沙織ちゃん」と仲良くなり、彼女に影響された釘崎は、少しずつ女性らしさを身に着けていきました。

しかし、村八分によって沙織ちゃんの家がゴミや落書きだらけになり、その後彼女が引っ越してしまったことで釘崎の田舎嫌いが加速。よほど慕っていたようで、別れの際には顔をしわくちゃにして泣いていました。

それからしばらくして、東京の高校に通うことになった釘崎ですが、お祖母ちゃんと揉めに揉めて入学の時期が遅れてしまいます。田舎に残るふみちゃんとの別れの際には「二度と戻ってこねぇから! アンタもその内、この村を出なさいよ」と溌剌とした態度を振る舞いますが、「次会う時は三人で」と、ふみちゃんとの別れに涙を浮かばせました。

釘崎がなぜ田舎を嫌いになったかを知ることができるストーリーは、原作コミックの15巻で読むことができます。気になる方はぜひ読んでみてください。

釘崎野薔薇はツンデレかわいい

釘崎は性格が悪いというわけではありませんが、喧嘩っ早く、その言葉遣いからガラが悪く見えてしまいます。しかし、自分の芯を貫き通すカッコよさがあり、「東京に住みたい理由だけで呪術師として命を懸けられるのか」という虎杖の質問に対し、「懸けられるわ。私が私であるためだもの」と答えています。

その一方で、普段の言動とは異なるギャップ萌えを感じることもあるでしょう。原作第2巻では死んだ虎杖を偲び、本人は「会って2週間そこらの男が死んで泣き喚くほどチョロい女じゃないと」言いつつも涙を堪えていました。

そして、その虎杖が実は生きていたと五条からのサプライズイベント。悪ノリでメンバーの前に現れた虎杖でしたが、そんな虎杖に対して釘崎は目尻に涙を浮かべて半泣き状態。

第7巻での呪胎九相図(じゅたいくそうず)の受肉体・壊相(えそう)、血塗(けちず)との戦闘においては、敵から逃げるために虎杖が釘崎を抱えるシーンがあります。突然の抱っこに若干戸惑ったような釘崎の表情は、彼女の乙女心の一面が描かれているようにも思えました。

釘崎野薔薇の術式や戦闘スタイル

術式「芻霊呪法(すうれいじゅほう)」

釘崎野薔薇の術式「芻霊呪法(すうれいじゅほう)」は、金槌・釘・藁人形を使用します。一見すると近接に特化したものかと思うかもしれませんが、場合によっては遠距離での攻撃や罠を仕掛けることができます。基本的には相手に釘を打ち込み、呪力を流し込むことで内部からダメージを与えます。

共鳴り(ともなり)

「共鳴り(ともなり)」は、藁人形を利用した術式です。対象から欠損した一部分を人形に重ね、その上から釘を打ち込むことで本体にダメージを与えることができます。ただし、相手との実力差や欠損部位の希少性によって効力が異なります。

また、対象となるのは生物だけではありません。京都校との交流会の際には、箒で空を飛ぶ西宮桃(にしみや もも)に苦戦を強いられるも、すきを突いて箒の枝を掠め取り、共鳴りで飛行能力を奪うことに成功しています。

受肉体・壊相、血塗との戦闘においては、相手の術式を体に打ち込まれる危機に陥ります。しかし、その術式を逆手に取り、自分自身に釘を打ち込んで相手にダメージを与えました。いわゆる我慢比べですが、この時に藁人形は使用していません。原作で明言されてはいませんが、人型であることが重要であり、それが必ずしも藁人形である必要はないようです。この場合、釘崎自身が藁人形の代わりになったのかもしれません。

簪(かんざし)

「簪(かんざし)」は釘に呪力を込め、敵に発射する術式。呪力によって強化されているため、その威力は銃弾そのもの。複数本同時に射出できるので、場合によっては致命傷を与えることができます。

また、自分の手から離れている釘も射出することが可能。真人(まひと)との戦いにおいてはまきびしのようにばら撒き、相手の足元から不意打ちを喰らわせました。

黒閃(こくせん)経験者

「黒閃(こくせん)」は、全ての呪術師が発動できるものであり、個人単体の技名ではありません。しかし、これは狙って出せるものではなく、極稀に生じる現象の一つです。

黒閃を経験すると、呪術師はアスリートでいうゾーンに入ります。このゾーンに入ることによって呪術師は呪力の核心へと一歩前進すると言われています。

釘崎が初めて黒閃を発生させたのが、受肉体・壊相、血塗との戦いです。虎杖とのタッグを組み同時に発動。この黒閃をきっかけに、逃亡した壊相に超遠距離からの共鳴りで大ダメージを与えました。

【ネタバレ】釘崎野薔薇の死亡?

アニメではまだ放送されていませんが、原作では釘崎が死亡説が濃厚となりました。

原作125話において、真人の「無為転変(むいてんぺん)」が顔面を直撃。その後回想シーンが流れ、顔の左半分がえぐれ、眼球も飛び出す描写が描かれています。

応急処置を施した新田新(にった あらた)によれば、呼吸も脈も止まっているとのこと。ただ、倒れてから時間が経っていないことから、助かる可能性はゼロではないようです。

ですが、144話では釘崎の安否を気にした虎杖が伏黒に訪ねたところ、伏黒は返答をせずに押し黙ってしまっているため、現状では死亡が濃厚です。

また、2019年に開催されたジャンプフェスにおいて原作者の芥見下々(あくたみ げげ)は、「虎杖・釘崎・伏黒・五条・の四人のうち一人だけ死ぬか、一人以外全員死ぬかのどっちかだと思う」と発言しています。これが段階的に進められていくのかは不明ですが、ファンの方はそれ相応の覚悟が必要かもしれません。

【まとめ】今後の展開に要注目

今回は呪術廻戦の釘崎野薔薇にスポットを当ててご紹介しました。アニメ第一期は終了してしまいましたが、劇場版での乙骨憂太がメインの物語。そしてアニメではまだ明かされていない五条悟の過去が今後も控えています。

また、原作では釘崎が本当に死亡したのかどうかなど、気になる展開もあります。これからのストーリーを楽しむためにも、ぜひ一人ひとりのキャラクターに着目してみるのもいいでしょう。

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