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「僕のヒーローアカデミア」OPテーマ一覧 Part.2
「Make my story」/Lenny code fiction
第3期(後半)・第52話から第63話まで使用されたオープニングテーマ曲です。2018年8月22日にKREから発売されました。
転んでも転んでも、何度だって立ち上がる主人公・出久の根性。そしてヒーローに対する情熱を歌にしたかのような、エネルギッシュさを感じさせる一曲です。
タイトルの「Make my story」も、作風に寄り添ったものとなっており、この作品の核となる部分を表しているかのように思えます。
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「ポラリス」/BLUE ENCOUNT
第4期(前半)・第64話から第77話まで使用されたオープニングテーマ曲です。2019年11月20日にKi/oon Musicから発売されました。
BLUE ENCOUNTがオファーを受けた時、漫画やアニメの世界観だけでなく、自分たちの心の中をしっかりと歌詞にしたいと語っています。
そして完成された曲には「あの日「守る」と決めた/約束はこの胸に」という歌詞が吹き込まれました。
作詞と作曲を担当した田邊駿一は、「漫画やアニメとそして自分たちを表現できたことに、ようやくスタート地点に立てた気がする」と述べています。
実際の曲を聴いてみると、爽やかな中にもかっこよさが詰まっています。
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「スターマーカー」/KANA-BOON
第4期 第2クール・第78話から第88話まで、そして、オリジナルアニメエピソード『生き残れ!決死のサバイバル訓練(前編/後編)』(2020年公開・配信)で使用されたオープニングテーマ曲です。2020年3月4日にKi/oon Musicより発売されました。
今までのOP曲とはやや毛色が違った雰囲気に仕上がった曲です。実際のムービーを見てみると、登場人物の一人である「耳郎響香(じろうきょうか)」に焦点を当てたものとなっており、ポップな印象を感じさせます。
伸びやかなメロディと前向きな歌詞には、ついついリズムを取ってしまいそうになりますね。
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「No.1」/DISH//
第5期 第1クールで使用されるオープニングテーマ曲です。DISH//の新曲「No.1」が第5期を彩ります!
DISH//はOPテーマに携わることについて、「続編を待ち望む、ファンであった自分たちがOPに携われるなんて嬉しいです」と喜びの声を上げています。
アニメの最新PVでは、「No.1」の一部を聴くことができますので、ぜひ聴いてみてください!
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「Merry‐Go‐Round」MAN WITH A MISSION
第5期 第2クール・第102話〜第113話まで、そして、オリジナルアニメエピソード『HLB』と『笑え!地獄のように』(2022年公開・配信)で使用されたオープニングテーマ曲です。
公開されたノンクレジット映像では、まさにメリーゴランドのようにキャラクター達が続々と登場。巡り合う感情が交差し繋がる様が歌詞でも表現されており、雄英高校の生徒だけでなくプロヒーローのエンデヴァーやホークス、さらには死柄木弔率いる敵(ヴィラン)にもスポットが当てられています。
第5期のストーリー展開は、原作でも激闘の場面が描かれています。その激動を最高の楽曲で表現してくれたMAN WITH A MISSION。今後も目が離せない展開が続きそうです。
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「ひたむき」/SUPER BEAVER
第6期 第1クール・第114話〜第126話まで使用されたオープニングテーマ曲です。
アニメ『ハイキュー』・フジテレビ系ドラマ『僕らは奇跡でできている』など数々の映像作品の主題歌に起用されるSUPER BEAVER。過去に“ロックバンドが一生懸命とかダサい”と言われた経験があったからこそ、熱い歌詞とサウンドが、キャラクターたちのひたむきな姿と重なります。一生懸命の揺るぎなさをド直球に歌った一曲です。
ライブステージさながらのMV映像、アメリカンコミックのようなTVアニメオープニング映像、どちらも躍動感に満ちています。
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「ぼくらの」/Eve
第6期・第2クール・第127話〜第138話まで使用されたオープニングテーマ曲です。
TVアニメ『呪術廻戦』や『チェンソーマン』に起用される度に話題となるEve。自身も物語のファンで、「全面戦争編」の後、主人公・デクの新たなドラマが始まる今期のエピソードには特別に思い入れがあると言います。ドラマティックなメロディにのせて、「ヒーローたちを鼓舞するような、共に乗り越えていく」という思いで書き下ろした一曲。Eve特有の語るような歌声と「ヒロアカ」とリンクした胸打つ歌詞がまっすぐに響いてきます。
MVは、Eveの楽曲「バウムクーヘンエンド」や「退屈を再演しないで」などのMVも手がけたWabokuが監督を務めています。ヒーローがボロボロになって戦う世界で、周囲の事件にも何にも無関心な少年が主人公。“白も黒もない世界”から抜け出し、だんだん瞳に光を宿し、大切な人を守るためヒーローのように駆け巡る。生命力や生きる意志を示すような赤い血が印象的で、長編アニメを見ているような感覚になる3分強のMV映像です。
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「誰我為」/TK from 凛として時雨
第7期・第1クール(139話から147話)まで使用されたオープニングテーマ曲です。ロックバンドの凛として時雨のTK(Vo&Gu)がソロプロジェクトのTK from 凛として時雨の名義で歌っています。自身を「個性もない、才能もない、ヒーローとはあまりにも程遠い自分」と語っていますが、一度聴いたら忘れられない鋭い歌声で独創的な音楽を奏でる唯一無二の存在です。
TKが「作品の為に描けるものは何か」を考えていた時、彼の目の前を飛んで来た虹色のシャボン玉が消えた瞬間にテーマが生まれたと云う本曲。歪むギターと激しいバンドサウンドにピアノとストリングスの旋律が走るメロディに、TKの鋭くも千切れそうな歌声がうねるように絡み合う楽曲です。フルサイズはアニメのオープニングサイズと同じ曲と思えないほど激情的に展開しています。
タイトルの『誰我為』も「One for All, All for One」の表裏一体の世界を表し、歌詞には、憎しみや絶望、希望や再生など言葉を散りばめて、原作を読みながら彼自身が感じた感情を綴っています。彼の「奪われながら、痛みすら手に入れながら続くこの戦いは自分の為か、誰かの為か」という想いが私たちに強く問いかけてくる、ダークな世界だからこそ虹色の彩りが際立つ名曲です。
MV映像は、VaundyやマカロニえんぴつのMV映像も務めたTakuya Oyamaが監督を務め、“正義と悪が共存する世界での、それぞれの理由や葛藤”を表現しています。TKのライブやレコーディングに携わるメンバーが集結した躍動感あるパフォーマンスも必見です。
「カーテンコール」/優里
第7期・第2クール(148話から現在)で使用されているオープニングテーマ曲です。SNSとYouTubeを軸に活動し、若者を中心に支持されている男性歌手の優里が歌っています。
作詞作曲は、「Billboard JAPANチャート」のストリーミング累計再生回数10億回を超えた優里の代表的「ドライフラワー」の編曲を手掛けた音楽クリエイター集団CHIMERAZと優里が共作しています。
イントロからギターが鳴り響く爽やかなロックサウンドです。歌詞には、“ヒーローと敵(ヴィラン)”のそれぞれの正しさがぶつかり合っても、選んだ道が違っただけで違う世界では分かり合えたかもしれないという希望が込められています。優里の男らしいハスキーな歌声が勇ましく、大切な人を全力で何度でも助けにいくという熱いメッセージが伝わってきます。
〈僕ら違う物語で出会えてたなら/争う事なんてなかったのかも〉というフレーズには、自分たちの力ではどうしようもできない現状に向き合う悲しさがありますが、いざその戦いの舞台を降りたら皆が手と手を繋いでいる平和な世界があることを、タイトルと歌詞にある〈カーテンコール〉がイメージさせます。