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野田洋次郎に憧れてシンガーソングライターを目指す
アコギはスピッツの「チェリー」から始めて、音楽の原体験とも言える絢香さんやゆずなど、いろいろなアーティストのカバーを演奏していました。
高校生で知ったRADWIMPSからは、野田洋次郎さんのようになろうと思っていた時期もあったほど多大な影響を受けています。
中でも「トレモロ」の、タイトルや、歌詞とメロディ全てでひとつの作品としてパッケージする手法に感銘し、『こんな曲が作りたい!』と曲作りに没頭していきました。
他にも、語りかけるように歌うback numberや、SEKAI NO OWARIのキャッチーな楽曲、EDMのアヴィーチーなどを曲作りの参考にしました。
また友達とカラオケに行くと良い声と褒められていたことが、歌うことへの自信に繋がっていきました。
高校3年生の卒業間近から、オリジナル曲を作り始めたと同時に本格的に音楽活動がしたいと思うようになり、中田ヤスタカさんや元乃木坂46の白石麻衣さんを輩出している、渋谷にある音楽の専門学校の東京スクールオブミュージック専門学校渋谷(TSM渋谷)に入学します。
TSM渋谷在学時には、クリームパフというスリーピースのバンドも組んでいました。
バンドを始めたきっかけは、Tani Yuukiさんがいたヴォーカル・シンガーソングライター専攻の教室の前で、同級生がヴォーカリスト募集の紙を持って立っていたのを見つけて、『やってみたいかも』と応募したことです。
クリームパフでは、Tani Yuukiさんがやりたい音楽を自由にやれてはいたものの、同時に憧れの野田洋次郎さんのようにはなれないと知ってしまい、メンバーの音楽性がバラバラでまとまらなかったこともあり、バンドのヴォーカリストとしては行き詰ってしまいます。
バンドとしては売れませんでしたが、音楽理論に精通していたベーシストの影響もあり、自分でも理論を理解できるようにとギターの他にピアノでも曲作りを始めました。