ボカコレ2022春 – 日本が誇るボカロの祭典! 有名Pからルーキーまで注目曲を徹底解説

ボカコレ2022春 – 日本が誇るボカロの祭典! 有名Pからルーキーまで注目曲を徹底解説

音成/なみぐる

ボカロP:なみぐる
歌唱:知声(Chis-A)

「CeVIO Pro(仮)」のデフォルトボイスである知声(ちせい)による1曲。
2022年2月にα版が無料公開されたばかりで、今回のボカコレ投稿曲に使用するボカロPも多かった期待の次世代ボカロです。

『音成』はシティポップとR&Bの間のような、聞き心地の良い楽曲。
中性的かつ柔らかい知声の声とよく合っていて、気づけば何度もループしてしまうような魅力があります。

自作のMVもシンプルながら、曲のおしゃれさを引き立てているのがポイント。
繰り返される「Get down! Are you ready to dance?」という歌詞が耳に残り、穏やかながらインパクトのある1曲です。

Boi/ポリスピカデリー

ボカロP:ポリスピカデリー
歌唱:可不

プロジェクトセカイ書き下ろし楽曲の『Beat Eater』などで知られるポリスピカデリーが、ボカコレに合わせて投稿した新曲。

夜の街が似合うR&B調の曲ですが、オシャレな雰囲気の中には華やかさではなく、「ここではないどこかへ」という切実さが込められています。

たびたび歌詞に登場する「Beatnik(ビートニク)」とは、60年代にかけてニューヨークで流行したアンダーグラウンドカルチャーやそのライフスタイルを実践する人のこと。規範的な行動や服装を嫌い、昼から仕事もせずに酒を飲んだりドラッグに手を出す若者もいたそうです。

抑制された空間から解放されたいという想いを、可不が儚い声で歌い上げています。

メゾン/歩く人

ボカロP:歩く人
歌唱:初音ミク、可不

歩く人は、エレクトロニックな楽曲やゆったりとした楽曲を数多く投稿しているボカロPです。音楽プロデュース等の活動も行っており、音楽家として活躍しています。

本楽曲もピアノをメインとした落ち着いた楽曲となっており、舌ったらずな声の初音ミクと穏やかな声の可不が交互に歌詞を歌い上げるのが特徴的。
日常を切り取ったような歌詞の言葉は美しく、1つ1つの情景を思い浮かべることができます。

転調によって音が下がり、アコースティックギターのメロディに変わるのも意外性を感じるポイント。
ゆっくりと、夕方散歩しながら聴きたい1曲です。

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まとめ

ボカコレ2022春、おすすめの楽曲を10曲紹介しました!

ポップスからバラード、おしゃれなR&B、癖になるネタ曲まで、どんなジャンルの音楽でも存在するのがボーカロイドです。
きっと気に入るジャンルや曲があるので、ぜひ他の楽曲も聞いてみてください。

また、ボカコレ2022春の公式サイトでは、各ランキングのTOP100をその場で楽しむことができます。
過去のボカコレ曲もチェックできるので、今回初めてボカコレを知った方でも大丈夫。

ぜひ最先端のボカロシーンを聞いてみてください!

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