TVアニメ「刀剣乱舞」OP・ED・挿入歌・劇場版主題歌を全曲徹底解説

TVアニメ「刀剣乱舞」OP・ED・挿入歌・劇場版主題歌を全曲徹底解説

目次

2017年:劇場版『刀剣乱舞 -花丸- 〜幕間回想録〜』


2018年1月から放送された第2期「続『刀剣乱舞-花丸-』」の放送前に、2017年12月1日から2週間限定で公開された劇場版。“とある本丸”を最古参として見続けてきた加州清光の目線で、第1期で描かれた刀剣男士たちの1年間の物語を再編集しています。大和守安定が修行へ旅立った後の新たな日々に繋がる“回想録”です。

主題歌「花丸◎日和!47振りver.」1期花丸刀剣男士一同


TVアニメ第1期のOPテーマ「花丸◎日和!」を、1期登場の47振の刀剣男士たちが歌い分けています。次は誰が歌ってくれるのかと心を躍らせ、聴いていると元気も出てくる1曲。本曲が収録された「歌詠全集」のジャケットには、総作画監督の吉川真帆が描き下ろした47振が全集合したイラストが起用され、特別感が満載。

2017年:TVアニメ『活撃 刀剣乱舞』OP・ED


2017年7月から2017年9月まで放送されたTVアニメは『活撃 刀剣乱舞』(全13話)。本作品は、倒幕派と佐幕派が世を二分し、刀の時代が終わりを告げた幕末時代が舞台。和泉守兼定(木村良平)、陸奥守吉行(濱健人)、堀川国広(榎木淳弥)、薬研藤四郎(山下誠一郎)、蜻蛉切(櫻井トオル)、鶴丸国永(斉藤壮馬)を中心に、“正しい歴史”を守るために戦う刀剣アクションです。


制作は、アニメ『鬼滅の刃』や『Fate/Zero』なども手がけたufotableが担当。大河ドラマ『新選組』『龍馬伝』などの時代考証に参加してきた山村竜也や、玄黄二刀流で剣術を極める渡邉鋼玉を剣術指導に迎え、”剣戟専任”アニメーターの体制を組み、映像から衣擦れの音に至るまでリアルに作り込んでいます。その後に放送される『鬼滅の刃』の地盤を感じる圧巻のクオリティです。

MEMO



「時代劇専門チャンネルで放送してほしい」という多数のリクエストがあり、2018年8月から時代劇専門チャンネルで再放送され、確実にファン層も厚くなりました。現在、劇場版『活撃 刀剣乱舞』も企画進行中(公開日未定)

OP「ヒカリ断ツ雨」斉藤壮馬


本作で、鶴丸国永役の斉藤壮馬がOPテーマを歌っています。壮大なオーケストラから始まり、優しい声質の斎藤が力強く歌う楽曲で、ファンを驚かせました。戦いの血気ある王道なサウンドですが、途中でストリングスが響いて繊細な一面を覗かせています。

EDテーマ「百火撩乱」 Kalafina


NHKの歴史情報番組「歴史秘話ヒストリア」や、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』や『Fate/Zero』のテーマ曲を担当し、国内外で幅広く支持されたKalafinaが、本作のEDテーマを歌ったことも世間を驚かせました。〈消えた・天〉などという歌詞がどこか不穏な気持ちにさせますが、凛とした歌声で圧倒する楽曲。音源を通して空気を震わせ、鳥肌が立ってきます。

MEMO

LiSAが歌う「紅蓮華」や「炎」など、TVアニメ『鬼滅の刃』のテーマ曲や劇判を手がけた梶浦由記のプロデュースで2008年にデビューしたKalafina。本曲も、梶浦が作詞・作曲・編曲を務めています。第1話・第5話では未使用、第13話の挿入歌として起用。
✳Kalafinaは2019年に解散し、現在それぞれソロで活動中。

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