TVアニメ「刀剣乱舞」OP・ED・挿入歌・劇場版主題歌を全曲徹底解説

2018年：第2期TVアニメ「続『刀剣乱舞 -花丸-』」 Part.1

2018年1月から2018年4月まで放送された第2期「続『刀剣乱舞 -花丸-』」（全12話）。第1期の終盤で旅に出た大和守安定の帰りを待つ加州清光を中心に、こちらでも“とある本丸”において刀剣男士たちの『花丸』な日常を描いています。

第1話OP・第12話ED「花丸印の日のもとで」

待望の第2期のOPテーマも第1期から引き続き、大和守安定（市来光弘）と加州清光（増田俊樹）が務めました。〈はいはい！ふぅー！〉といった合いの手で盛り上げるポップソングだが、出会いや別れの縁についてや、自分らしく咲き誇ることの大切さなど、個々の多様性を歌って優しさが詰まっています。

第2話以降のOPテーマには、第2期に登場する全ての刀剣男士が順番にゲストボーカルとして登場し、ファンの楽しみを毎週増やしました。

本曲は、最終話（第12話）では、OPではなくEDテーマで使用されました。

第1話ED「天と暦」

源氏一族の名刀である「髭切」と「膝丸」。そんな、第2期から登場した源氏兄弟が歌う第1話EDテーマは、爽やかなバラードです。〈歩む足の 向かう先が 同じでなくとも いずれ何処か 道は交じる〉という歌詞が、武士の世を作ろうと互いに尽力した源平の歴史を思わせます。

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第2話ED「明日天気になあれ」

流れ星のような琴の演奏から始まるキラキラとしっとりとしたサウンド。夕刻から夜へと移りゆく空を眺めながら、時代の移ろいや一瞬の儚さに思いを馳せる歌詞が印象的。未知なる明日に笑顔が咲くようにと祈る優しい1曲です。

第3話ED「奇しき巡りは粋な縁」

三味線やトランペットで協奏するジャズ調のEDテーマ。〈ひゅ〜！ エンヤーハイ！〉など合いの手や掛け合いが多く笑ってしまいますが、全員の愉快さとカッコよさがバッチリ出ています。