BUMP OF CHICKEN（バンプ・オブ・チキン） – 日本ロックシーンが生んだ奇跡！ 最強バンドを徹底解説

BUMP OF CHICKENのオススメ曲

なないろ

2021年に放送されたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の主題歌として書き下ろされ、同年12月に27th シングルとしてリリースされました。

この曲は、書き下ろしのドラマ主題歌でありながら、「おかえりモネ」の内容を踏襲したものではなく、藤原基央さんが「おかえりモネ」の制作陣と直接会ったときに感じたドラマへの熱量を受けて制作されています。

藤原基央は、ドラマの内容よりも、どのくらい大事に作品を思いどれほど大切に届けようとしているかを知りたかったそうで、その熱量を楽曲に反映させました。

チャートも好調で、9年11ヵ月ぶり通算8作目のオリコン週間シングルランキング初登場1位を獲得しました。

天体観測

メジャーデビューシングルの「天体観測」は、初のオリコン週間ランキングトップ3入りを果たした曲です。

2021年に第72回NHK紅白歌合戦に出場した際に「なないろ」と共に演奏されるなど、ライブで演奏されることも多いBUMP OF CHICKENの代表曲のひとつです。

2002年に放送されたドラマ「天体観測」は、この曲から着想されて制作されました。

このドラマでは他にも、 「くだらない唄」「リトルブレイバー」「とっておきの唄」「ナイフ」「Opening」「ベストピクチャー」「リリィ」「Ever Lasting Lie」「Stage of the ground」「Title of mine」「メロディーフラッグ」「ベル」といったBUMP OF CHICKENの楽曲が使われています。

ray

2014年リリースのメジャー5th アルバム「RAY」の表題曲です。

この曲ができた為に、アルバム未収録のシングルや未発表曲をまとめて新作アルバムを出そうとなり、そのままアルバムタイトルに付けられました。

地上波テレビで初めて歌った2014年7月の「ミュージックステーション ～3時間スペシャル～」と、2015年の第66回NHK紅白歌合戦に初出場した際に披露したのも「ray」です。

元々は「記憶の光芒」というタイトルでしたが、もっとわかりやすくしようと、英語で直線の光を意味する「ray」に変更されました。

またBUMP OF CHICKENが初めて他のアーティストとコラボした、初音ミクバージョンの「BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU」もリリースされています。

初音ミクバージョンのMVは、合成ではなくリアルタイムで共演したもので、この撮影の為に新しく3DCGモデルの初音ミクが制作されました。

でんぱ組.inc、ゆずなどの振付をしている、Yumikoさんによるダンスにも注目です。

最後に

BUMP OF CHICKENは最初に発表した「ガラスのブルース」から、『人に伝えたいという気持ちが強く、これからも人に届けるということを大事にしていきたい』と語っています。

真摯に音楽と向き合い、誠実に人に音楽を届けている、幼馴染4人による奇跡のバンドがBUMP OF CHICKENです。