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邦ロック・2010年代以降 Part.3
King Gnu
「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」を旗印に、高度な演奏力と洗練されたポップセンスで多様なジャンルの音楽を見事にまとめ上げたのが、4人組ロックバンド・King Gnuです。
2019年に名曲“白日”で世間に衝撃を与えた彼らは、2022年には2日間にわたる東京ドーム公演を大成功させ、令和の怪物バンドとしてシーンに君臨しています。
2024年には自身初となる5大ドームツアーも控えており、2020年代の顔として邦ロック史にその名を刻むことは間違いないでしょう。
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Official髭男dism
印象的なピアノの音色で邦ロックシーンに新風を送り込んだのが、“ヒゲダン”ことOfficial髭男dism。
質の高いソングライティング術が耳の早いファンや関係者に高く評価されていた彼らの運命を変えたのが、2019年に発表した“Pretender”のメガヒットでした。
これをきっかけにトップバンドの座へと駆け上がった彼らは、ポップセンスあふれる良曲を武器にさらに飛躍を続けています。
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羊文学
2010年代後半から徐々に注目を集め、2020年代にブレイクを果たしたのが、3人組オルタナティヴ・ロックバンドの羊文学です。
決して派手なバンドではありませんが、静かな炎のような佇まいが独特の存在感を放ち、作品を重ねるごとにファンベースを拡大させていきました。
2023年9月リリースの最新曲“more than words”は「呪術廻戦 渋谷事変」のエンディング主題歌に起用され、それまで羊文学の音楽に触れてこなかった層にもインパクトを与えました。
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邦ロック・まとめ
邦ロックを代表するアーティスト20組を紹介しました。
個性的なサウンドを持つアーティストがズラリと並び、ひとつのジャンルとして括るのは無理がある感は否めませんが、これから邦ロックを聴いてみようという人への入口となり得る実力派ばかりです。
どこを入口にするにせよ、一度ハマってしまったら抜け出すことができないほど魅力的なアーティストがひしめく邦ロックの世界。
まずは勇気を出して第一歩を踏み出してみてください。