目次
邦ロック・2010年代以降 Part.2
SEKAI NO OWARI
若年層にとっての邦ロックの入口となったバンドのひとつが、“セカオワ”ことSEKAI NO OWARIであることは議論の余地がないでしょう。
ファンタジックでダークな世界観、そして一度聴いたら耳にこびりついてしまうキャッチーな楽曲で熱狂的なファンを急増させました。
初期の代表曲“スターライトパレード”からSNSで大バズを巻き起こした“Habit”に至るまで、トレンドと普遍的なメロディを絶妙のバランスで配合しながらシーンの先頭を走り続けています。
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MAN WITH A MISSION
狼の頭に身体は人間という究極の生命体5人組によるバンド・MAN WITH A MISSIONは、その外見のインパクトとモダンなロックサウンドの組み合わせで、瞬く間に人気バンドの仲間入りを果たしました。
洋楽メインのフェスに多数出演し、海外アーティストの来日公演でもサポートアクトに抜擢されるなど、邦楽と洋楽の橋渡し的な役割も務めています。
近年では超人気アニメ『鬼滅の刃』シリーズの主題歌も担当し、さらに幅広い層に認知される存在となりました。
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[Alexandros]
王道感あふれるロックサウンドで2010年代に光を放ったのが、2014年に[Champagne]から改名した[Alexandros]です。
2015年のメジャーデビュー・シングル『ワタリドリ/Dracula La』は大ヒットを記録し、表題曲“ワタリドリ”は幾度にもわたって大型タイアップを獲得する代表曲となりました。
近年では、2021年の楽曲“閃光”がアニメ映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主題歌に起用されるなど、依然として大きな存在感を放ち続けています。
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SHISHAMO
邦ロックを語る上で忘れてはいけないのが、ガールズバンドの活躍です。SCANDALやチャットモンチーら先輩バンドに勝るとも劣らない活躍を見せたのが、スリーピース・バンドのSHISHAMOでした。
高校時代に期待のアマチュアバンドとして注目を集めた彼女たちは、高校卒業後の2013年にデビューアルバムをリリースし、本格的にプロミュージシャンの道へと進みます。
現在では国内屈指のガールズバンドとしてその名を轟かせ、大型公演を次々と成功させるなどシンデレラストーリーを体現しています。
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