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インディーズ有名アーティスト一覧
大手レーベルに所属するメジャーアーティストと、独立系のレーベルに所属するインディーズアーティスト。
字面だけで比べると、やはりメジャーの方がいいのではないかと思う人もいるとのではないでしょうか。
そこでこの項目では、インディーズで活躍するアーティストに注目していきます。一時代を築いたアーティストから現在に至るまで、特に人気度の高いインディーズアーティストをピックアップしました。
「この人達ってインディーズなの!?」と、驚く人もいるかもしれません。ぜひ参考までにご覧ください。
MONGOL800
最初に紹介するのはモンパチこと、MONGOL800(モンゴルはっぴゃく)です。
1998年に沖縄で結成され、「小さな恋のうた」や「あなたに」などを代表曲に持つロックバンドです。アーティストには詳しくなくても、曲を知っているという人は多いのではないでしょうか。
そんなモンパチですが、意外にもメジャーデビューをしていません。2019年には代表曲の「小さな恋のうた」が映画化されるなど、その活躍は決して小さくはありません。
そんな彼らがなぜメジャーデビューをしていないのかについてですが、実際はメジャーへの誘いは何度もあったとのこと。しかし、彼らはとある理由からそれを断り続け、現在もインディーズで活動を続けています。
その答えは実に単純で「ライブをやれて、作品を作れたら満足」と、メジャーで都会に出て自分たちの音楽を発信するという欲はないそうです。
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ドラマストア
続いての紹介は2014年に大阪で結成した4人組のポップバンド、ドラマストアです。
ここ最近インディーズにおいて人気が高く、爽やかなサウンドと声で懐かしさを感じる王道さが特徴的です。
特に彼らのヒット作でもある「至上の空論」は、音楽だけでなく視覚でも楽しめるようにミュージックビデオには凝った演出がされています。
しかし、ここまでの人気が出るまでに、バンドのメンバーの脱退などで数々の苦難を経験してきました。
特に結成当初にリーダーとして活動を続けていた小川さんが脱退したことは、彼らにとって大きな痛手となったことでしょう。
そんな苦難を乗り越えたからこそ、彼らの音楽には魅力を感じるのかもしれません。インディーズ、メジャーどちらに転がっても今後の人気も継続が期待できるバンドです。
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ELLEGARDEN
通称エルレと呼ばれているELLEGARDEN(エルレガーデン)は、1998年から現在に至るまで多くの人から支持されるバンドです。
2008年に一度は活動休止となってしまいましたが、その10年後の2018年に復活を果たし、再び日本のロック界を盛り上げる存在としてファンの前に姿を現しました。
この復活にアラサー世代は歓喜したのではないでしょうか。彼らの音楽はお茶の間に流れ浸透するような楽曲ではありませんが、音楽好きの若者を刺激するには最高のパフォーマンスを披露してくれます。
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HY
沖縄出身のHY(エイチワイ)は、インディーズでありながら若者を中心に多くの人に愛されたバンドです。
「366日」「AM11:00」「NAO」などを代表曲に持ち、その人気からインディーズでありながら紅白歌合戦にも出場。オリコンチャートでも1位を獲得するなど、その実力はもはや語る必要はないでしょう。
現在の活動は沖縄での活動がほとんどで、新レーベルの立ち上げなど活発に活動しているようです。しかし、残念なことにギターの宮里さんが体調を崩し、療養のために脱退してしまったそうです。
ちなみにこれは筆者の実話になりますが、旅行で沖縄へ訪れた際、タクシーの運転手さんが「兄ちゃん、HY聴くか?」と音楽を流してくれたことがあります。地元愛に包まれたバンドが今後どのような活躍をするのか楽しみです。
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ORANGE RANGE
ORANGE RANGE(オレンジレンジ)と聞いて、「このアーティストはメジャーデビューしたんじゃない」と思った人もいるでしょう。
確かに彼らは、2003年に「キリキリマイ」でメジャーデビューを果たしました。当時熱狂したアラサー世代の人も多いかと思います。
数々のヒット曲を量産し、「花」「以心伝心」「ロコローション」「上海ハニー」など、タイアップ曲なども多数手がけ、音楽業界を大いに盛り上げました。
しかし、その後の活動で2010年に独立を発表。独立後には自主レーベルを立ち上げ、沖縄を拠点に活動を続けています。
表立った活躍はしていませんが、現在は地方ライブやイベントに参加をして、メジャーではできなかった音楽活動でファンを沸かせているようです。
ニガミ17才
2016年に結成したニガミ17才は、4人組のバンドとしてインディーズ業界で活躍を続けています。最近ではメディア露出も増えるようになり、その知名度を伸ばしつつあります。
独特な言葉遣いが特徴的な楽曲の数々に、YouTubeでも同バンドの楽曲は注目を浴びています。
そんな彼らですが、事務所に所属をしていないため、事務作業からライブの手配やスケジュール調整、グッズの準備やギャラ交渉なども全て自分たちで行っています。
インディーズでも事務所に所属する人がほとんどの時代、活動としては珍しいタイプです。しかし、人気としては非常に高く、ライブのチケットは毎回完売。
フェスに参加するなど、徐々に知名度を上げており、今後の活躍が期待できるアーティストです。
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Hi-STANDARD
ハイスタと呼称されるHi-STANDARD(ハイ・スタンダード)は、他のバンドと比べると面白い音楽活動を行ってきました。
元々アンダーグラウンド出身の彼らは、インディーズとして多くのライブハウスを回っていました。その後、ミニアルバム「LAST OF SUNNY DAY」の発表。
このミニアルバムの発表に手を貸してくれたメジャーレーベルのトイズファクトリーとの縁もあり、1stフルアルバム「GROWING UP」と2ndフルアルバム「ANGRY FIST」を同レーベルからリリース。
リリースされたアルバムは爆発的なヒットこそなかったものの、なぜか毎日100枚ずつ売れていったそうです。チャートは下位にあっても、水面下でじっくりじっくりと売れ続けるバンドとして、リリースを手掛けた担当者は驚きを隠せなかったと言います。
「まるで演歌のような売れ方。ロックでは見たことがない」とまでも言われ、ハイスタが地道にライブハウスでの演奏を繰り返していたからこそ、たどり着いた魅力ではないかと思います。
その後、ハイスタは3rdフルアルバム「MAKING THE ROAD」をインディーズレーベル『PIZZA OF DEATH RECORDS』からリリース。これまでのリリースに携わったトイズファクトリーと対立したのかと言うとそうではなく、むしろトイズ側が「彼らはメジャーに縛られていいバンドではない」と手放したようです。
レーベル側から認められるバンドというのもそうそういるものではありません。改めてハイスタには驚かされます。
ちなみにこの「MAKING THE ROAD」は、国内外合わせて100万枚以上の売上を記録しており、極僅かのメディア露出ながら、並み居るメジャーレーベルを圧倒しました。
長年活動休止となっていましたが、2011年に復活を遂げ、ライブやアルバムのリリースなど、再びインディーズ業界にハイスタの名を轟かせるようになりました。
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ゴールデンボンバー
最後にご紹介するのはヴィジュアル系エアーバンド、金爆ことゴールデンボンバーです。
テレビやイベントなど、お茶の間に登場することはもはや当たり前の彼らもインディーズとして活動を続けています。
「女々しくて」といった数々のヒット曲を連発してきた彼らがメジャーデビューをしていないのには驚いた人もいるのではないでしょうか。
リーダーを務める鬼龍院翔は、メジャーデビューをしないことに関して「現在の事務所がインディーズレーベルを運営しているため、そのまま所属しているから」と、理由に関してはそれほど深くは考えていないとのことです。
しかし、メジャーとインディーズではライブ会場の手配などで力不足を感じていることも明らかにしており、メジャーに対して全く関心がないかと言うと、そうではないようです。
ただ、今の時代ではインターネットが普及しており、自分たちの力だけでもファンを増やすことができるので、メジャーレーベルである必要はないとも語っています。
多数のメディアに出演しているゴールデンボンバーらしい回答もあり、「現在はテレビの力も弱まっているので、出演するからといってファンが一気に増えるとは思っていない」と、経験者として感じることもあるようです。
自由度の高い彼らにはメジャーよりも、自分たちらしさを表現できるインディーズの方が、丁度いいのかもしれません。今後も様々な方面で活躍してくれるでしょう。
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