目次
7thシングル『わたし』(発売:2022年6月8日)
わたし
『わたし』は、カンテレ・フジテレビ系列で放送されたドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」の挿入歌です。
メンバーの松村北斗が出演していたこともあり、放送開始前から話題になっていたこのドラマ。
なんとこの楽曲は同ドラマの第1話放送中に突如としてサプライズ解禁され、とんでもない反響を呼びました。
「有り得ないところまで 心が動き出す」という印象的なフレーズで始まるこの楽曲。
まさか自分が恋に落ちるなんて想像もしていなかった1人の女性が、恋愛によって今まで知らなかった本当の自分を突きつけられます。
戸惑いや愛おしさといった複雑な感情が、繊細な歌声に乗せて表現された珠玉のバラードです。
作詞・作曲・編曲を手掛けたのは、SixTONESの『共鳴』や『僕が僕じゃないみたいだ』等を制作してきたSAEKI youthK。
今作では特に、SixTONESの歌声を引き立たせるための工夫が至る所に見受けられます。
引き算の構成によって、大事なポイントを際立たせる演出は流石としか言いようがありません。
また、冒頭の松村のソロをはじめ、SixTONESの歌声は歌詞の内容をそのまま具現化したような響きを含んでいます。
『わたし』からは、SixTONESの楽曲に対する真摯な姿勢や巧みな音楽表現がダイレクトに伝わってきます。
SixTONES
7thシングル「わたし」
MVが解禁されました
作詞作曲編曲です。伝えたいことは沢山ありますが、とにかく曲を聞いてもらえたら、嬉しいです。https://t.co/8XrQYYBwnp#SixTONES_わたし
— 佐伯ユウスケ (@SAEKIyouthK) May 17, 2022
シアター
『わたし』の初回A盤に収録されたカップリング曲が『シアター』です。
「劇場、映画館」というタイトル通り、この楽曲は映画上映のために幕が上がる描写から始まります。
SixTONESの『うやむや』や『Rosy』を制作したイワツボコーダイが、本作でも作詞・作曲を担当。さらに、共作・編曲に吹野クワガタ、共編曲に『NEW ERA』を手掛けたNaoki Itaiが参加しました。。
歌詞の中では、個性豊かなキャラクターが目まぐるしく登場し、カオスな映像が浮かび上がります。
強拍のズレによって生じる不安定さが、この楽曲のいびつな美しさを引き立てます。
ファンタジックな世界観をワイルドなロックチューンで彩った本作は、SixTONESの新しい側面を切り開きました。
オンガク
『オンガク』は『わたし』の通常盤に収録されたカップリング曲です。
表題曲『わたし』を手掛けたSAEKI youthKが作詞・作曲を務め、『シアター』の編曲に携わったNoki Itaiがこちらでも編曲を担当しました。
本日リリース#SixTONES 7th single『わたし』
「わたし」
作詞 作曲 編曲「オンガク」
作詞 作曲「共鳴 -Brave Marching Band Remix-」
作詞 作曲制作に携わった全ての方、そして聴いてくださる皆様に感謝して。沢山の人に届きますように…!#SixTONES_わたし https://t.co/QqdMwkGEXG pic.twitter.com/ZcMUzQMKUC
— 佐伯ユウスケ (@SAEKIyouthK) June 8, 2022
『オンガク』では音楽に対する感謝がポップに綴られており、常に音楽と共に歩んできたSixTONESの在り方そのものを表しているかのようです。
また、この楽曲はソニーのイヤホン「LinkBuds S」の新CM「ながら聴きも、ハマり聴きも、思うがまま。」篇のイメージソングに起用されました。
SixTONESも出演し、「LinkBuds S」の魅力について語り合っている同CMは、2022年6月3日から全国で放送中です。
さらにYouTubeでは、「LinkBuds S」イヤホンの使い心地をメンバー同士でインタビューする「SixTONES突撃レポート」が公開されています。
映画編・通話編・ゲーム編・音楽編と、それぞれのシチュエーションに沿った内容になっているので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
セピア
最後にご紹介する『セピア』は、『わたし』の通常盤に収録されたカップリング曲です。
セピア色に染まった写真を眺めながら、愛おしい君に思いを馳せる僕。あの頃の思い出は鮮明に蘇るのに、残念ながら君の姿はもうどこにもありません。
作詞したのは、Kanao ItabashiとMayu Wakisaka。
特にMayu Wakisakaは、これまでにSixTONESの『Fast Lane』や、ジェシーと森本のユニット曲『LOUDER』の作曲を手掛けてきました。
作・編曲を担当したSimon Janlovは、SixTONESの『8am』やKis-My-Ft2の『CHUDOKU』等を作曲してきた音楽プロデューサー。さらに、アディショナルアレンジでNoki Itaiが参加しています。
美しい思い出だけでなく、過去の痛みも噛み締める様子が繊細に描かれています。
『セピア』の切なくも爽やかな雰囲気は、失恋ソングに定評のあるSixTONESの楽曲の幅をさらに広げました。
2022年6月8日に発売されたSixTONESの7thシングル。初回A盤のDVDには表題曲のMVに加え、メイキングやソロムービーを収録。初回B盤のCDには、現在開催中のツアー「Feel da CITY」から『WIHP THAT』『Everlasting』『Good Times』のライブ音源を収録した他、DVDには2ndアルバム『CITY』の制作に密着した「Documentary of “CITY”」も収録されています。
『PARTY PEOPLE』(公開:2022年8月5日)
2022年8月5日、突如としてSixTONESの新曲『PARTY PEOPLE』がYouTubeにて公開されました。
本作は、夏を謳歌出来るような賑やかパーティーチューン。SixTONESの陽気なキャラクターを前面に押し出した開放的な楽曲です。
作詞を担当したのは、SixTONESの『Telephone』『RAM-PAM-PAM』『Dawn』『Waves Crash』『Mad Love』でお馴染みWHITE JAMのONIGASHIMAです。
『PARTY PEOPLE』では、キャッチーな言葉選びでセクシーな内容を鮮やかに描き出しました。
日本語の「どれにしようかな」にあたる「Eeeny, Meeny, Miney, Moe」という遊び歌を取り入れ、その場のノリで恋の駆け引きを楽しむ男女の高揚感を演出しています。
作曲には、2PMの『By My Side』等を手掛けたAlbin Nordqvist、そしてV6の『PINE APPLE』やKing & Princeの『Magic Touch』等を手掛けたP3AKが参加。いずれも第一線で活躍するコンポーザーで、スタイリッシュなダンスミュージックを得意としています。
『PARTY PEOPLE』では、爆発力のある音楽で楽曲のボルテージを自由自在にコントロールしています。味見のつもりが、いつの間にか深みにはまっていく様を熱狂的に表現しました。