【全曲レビュー】Snow Man(スノーマン)のリード曲、カップリング曲を完全網羅!

【全曲レビュー】Snow Man(スノーマン)のリード曲、カップリング曲を完全網羅!

目次

3rdアルバム「i DO ME」(発売:2023年5月17日)

ここからは、2023年5月17日にリリースされたSnow Manの3rdアルバム『i DO ME』(アイ・ドゥー・ミー)の収録曲をご紹介していきます。

アルバムタイトルには “I do me.”=「自分は自分らしく」、さらにローマ字読みで“挑め”という2つの意味が込められています。挑戦的でありながら、Snow Manらしさを第一に追求したアルバムが完成しました。

あいことば



作詞:高木誠司
作曲:高木誠司
編曲:Peach

『あいことば』は、3rdアルバム『i DO ME』のリード曲です。

作詞・作曲した高木誠司は、これまでにSnow Manの『ナミダの海を越えて行け』『Big Bang Sweet』等を提供してきました。

歌詞の中では、特別な関係性の間柄で通じ合う「合言葉」をテーマに “愛を分け合う” 様子があたたかく描かれています。

ミディアムバラードの心地よいテンポ感は、自然と聴く人を癒してくれるでしょう。

この楽曲を聴けば、Snow Manがファンと作品を共有する際に大切にしている想いを感じられるはずです。

彼らからの“愛言葉”とも受け取れる本作。ぜひじっくりと堪能してみてください。

「あいことば」Another Rec ver.

Ready Go Round


作詞:TATSUNE
作曲:原一博
編曲:原一博

つづいてご紹介する『Ready Go Round』は、J‐POPの魅力をふんだんに詰め込んだ王道のアイドルソング。キュートな色合いの中に少し甘酸っぱさも感じさせる楽曲です。

作詞したのは、2019年に亀梨和也の『Rain』で作詞家デビューを果たしたTATSUNE。そして、同楽曲の作曲を担当していたのが原一博でした。

原はHey! Say! JUMPの『ウィークエンダー』をはじめとした数々のヒット作を生み出しており、その手腕は『Ready Go Round』でも遺憾なく発揮されています。

2021年にはTATSUNEと原が再びタッグを組み、Lil かんさいの『La fiesta』を楽曲提供。エキゾチックな雰囲気でグループの新たな一面を引き出し、多くの人々を魅了しました。

『Ready Go Round』過去をありのまま受け入れることで、今の自分を肯定できるような作品になっています。

一般的に「go round」とは「グルグル回る、一周する」という意味でよく使われますが、これに加えて「歩き回る、回り道をする」といった意味も持っています。

歌詞にはどんな経験もやがて糧となり、例え別の道を進んだとしても、苦楽を共にした仲間はいつか必ず再会出来るという前向きなメッセージが込められています。

報われない時期を耐え抜いたグループだからこそ、湧き上がる様々な感情を噛み砕いて表現することができたのではないでしょうか。

Super Deeper


作詞:小田桐ゆうき , ELLEY(Relic Lyric, inc.)
作曲:Christofer Erixon, Josef Melin
編曲:Josef Melin

『Super Deeper』は、重めのビートエッジの効いたエレクトロサウンドが特徴的なダンスチューン。

作詞を担当したのは、小田桐ゆうきELLEYです。

ELLEYはシンガーソングライターとして活躍する韓国出身の歌手で、TWICEMAMAMOOといった大人気K-POPアーティストの楽曲に携わってきました。

さらに、ジャニーズ関連の楽曲でもお馴染みのChristofer ErixonJosef Melinが作曲を務めました。

Christofer ErixonはSnow Manの2ndアルバムに収録された『Tic Tac Toe』やTravis Japanの代表作『Lock Lock』等を制作。

Josef Melinは、Snow Manの”君彼三部作”のうち『僕の彼女になってよ。』『君の彼氏になりたい。』を作曲しています。

『Super Deeper』の歌詞には、地下のダンスフロアを舞台に熱狂する人々の様子が描かれています。

Snow Manの楽曲では珍しくイントロが長めで、グルーヴ感満載の楽曲となっています。

また、歌詞と音楽が密接に絡み合っており、聴けばダンスフロアに身を置いたような臨場感を楽しむことができます。

POWEEEEER



作詞:KOMU
作曲:Albin Nordqvist
編曲:Albin Nordqvist

『POWEEEEER』は、ミンティア「リフレッシュをチカラに。」篇のCMソングに起用された楽曲です。

同CMでは、衣装や背景を青と白で統一することで「ミンティア」の爽快感を表現しています。

さらに、Snow Manの身体能力を活かしたアクロバットを取り入れ、疾走感も兼ね備えた映像を作り上げました。

アサヒグループ食品公式YouTubeでは、CM本編に加えてメイキングも公開しています。

作詞したのは、King & Princeの『I promise』Hey! Say! JUMPの『JUMPing CAR』等を手がけたKOMUです。

Snow ManにはJr.時代の代表曲『Party! Party! Party!』や、『Snow Mania S1』に収録された『Acrobatic』を提供しています。

そして、作曲したのはAlbin Nordqvist

彼は、SixTONESSexy ZoneTWICEStray Kidsといった人気アーティストに楽曲提供してきたヒットメイカーです。

Snow Manの2ndアルバム『Snow Labo. S2』では、岩本・向井・目黒のユニットソング『HYPNOSIS』を共作曲しました。

『POWEEEEER』は、力強いビートと共に展開される正統派のEDMです。絶妙なバランスで保たれている緩急のメリハリが、何度も聴きたくなるような中毒性をもたらしました。

楽曲のクライマックスでは、一瞬のブレイクの後に渡辺のキリングパートが放たれます。これによってテンションはラストのサビで最高潮に達し、美しい構成をとるのにとても効果的に作用しています。

さらに、本作では岩本照が振り付けを担当。2023年7月12日には、こだわりが詰まったDance Practice 動画も公開されました。

一糸乱れぬフォーメーションダンスは言わずもがな、心からダンスを楽しんでいるメンバーの様子が印象的です。

歌・ダンス・アクロバットというSnow Manの武器が最大限に活かされている『POWEEEEER』。

Snow Manの個性と一体感を同時に感じられる秀逸な作品となっています。

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