【全曲レビュー】Snow Man(スノーマン)のリード曲、カップリング曲を完全網羅!

【全曲レビュー】Snow Man(スノーマン)のリード曲、カップリング曲を完全網羅!

目次

僕という名のドラマ


作詞:HIKARI
作曲:HIKARI, RUSH EYE
編曲:RUSH EYE

『僕という名のドラマ』は『i DO ME』本編の中で唯一のバラード曲です。

同アルバムで『Julietta』も手掛けたHIKARIが作詞・共作曲を手掛け、JO1倖田來未ラブライブ関連曲等、多ジャンルに渡って意欲的に楽曲提供を続けるRUSH EYEが共作曲・編曲を担当しました。

グループに寄り添うような作品を数多く生み出してきたHIKARIが、『僕という名のドラマ』でも心に沁みる歌詞を書き下ろしました。

本作はスイッチボーカルを活かした楽曲構成になっており、メンバー1人ひとりが想いを吐露するようなソロでフレーズを繋いでいきます。

この楽曲を聴けば、現在に至るまでの道のりをSnow Manがどのように歩んできたか感じられるでしょう。

同じフレーズでも慈しむようであったり、覚悟を決めたように力強く歌っていたりとメンバーによって異なる表現をしているので、終始味わい深く楽しめる楽曲です。

Snow Manの声の熟成度やボーカルテクニックの成長ぶりにも驚かされること間違いありません。

Cry out

  


作詞:rihoco
作曲:Tommy Clint, Atsushi Shimada
編曲:Atsushi Shimada

『Cry out』は『i DO ME』の初回盤A限定で収録された楽曲です。

この楽曲はジャニーズJr.時代のオリジナル曲で、2019年に開催された舞台「少年たち To be!」の2幕「SHOW TIME」にて初披露されました。

楽曲の持つパワフルさワイルドなパフォーマンスの相性が抜群の本作。

ファンの間でも根強い人気を誇る『Cry out』が、3rdアルバム発売にあたり満を持して音源化されました。

本作でも岩本が振り付けを担当し、グループとしての協調性とフリースタイルを上手く組み込んだ構成爆発的なエネルギーを表現しました。

作詞したrihocoは、自身のXで初めて同楽曲のパフォーマンスを見た時の衝撃について触れ、「魅力が詰まった聴きごたえのある1曲」と語っています。

作曲は、Snow Manの『Grandeur』『Movin’ up』を共作したTommy ClintAtsushi Shimadaが務めました。

抑えきれない衝動を放出するようなEDMのサウンドは、Snow Manの魅力を余すことなく引き出しています。

本作において制作陣がここまで全力投球出来ているのは、Snow Manのダンス力に対して全幅の信頼を寄せているからではないでしょうか。

2023年5月17日には『Cry out』のDance Practice動画がアップされ、再生回数は1500万回を突破しています。

さらにパワーアップしたSnow Manのパフォーマンスをその目で確かめてみてください。

Nine Snow Flash


作詞:阿部亮平
作曲:阿部亮平, 渡辺徹
編曲:渡辺徹

『Nine Snow Flash』は、通常盤限定で収録されたボーナストラックです。

本作は、言わば「紹介RAP ~We are Snow Man~」の2023年バージョン

前作で作詞を担当したメンバーの阿部亮平が、最新バージョンでもプロデュースを担当しました。

冒頭は前作のラップをそのまま引き継いでいますが、紹介するメンバーの順番使用されているワードバックミュージック等も一部を除いて新しく書き下ろされています

阿部と共に作曲、さらに編曲も担当したのは渡辺徹です。

J-POP界ではKis-My-Ft2AAAの楽曲を手掛けた他、アニメソングキャラクターソング声優への楽曲提供等、幅広いジャンルで活躍している音楽プロデューサーです。

『Nine Snow Flash』でも抜群のドライブ感は健在。メンバーのイメージにあわせて少しずつサウンドを変化させるこだわりも見せています。

実は、この紹介ラップをボーナストラックに入れようと最初に提案したのは、同じくSnow Manの佐久間大介でした。

佐久間は、自身のラジオ『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(6月10日放送)にてその経緯を明かしています。

紹介ラップはファンとのコールアンドレスポンスがあって初めて成立する楽曲であるため、コロナ禍が落ち着き、ライブでも声出し応援が解禁された今ならやれると考えたそうです。

これを受けて、阿部は各メンバーに入れたいワードを聞き取りしながら本楽曲を制作。

前作の中でお気に入りだったフレーズはそのまま残しながら、メンバーやファンにとってより一層思い入れの深まるような作品に仕上げました。

それぞれの見せ場ではアドリブも楽しめる楽曲なので、ライブ毎に変化するメンバーの決め台詞やファンサービスにも注目です。

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